突然だがライカというカメラメーカーをご存じだろうか。ドイツの光学機器メーカーで近年だとパナソニックとのOEM(技術提携)より、お手持ちのビデオカメラやデジタルカメラにもLeicaの文字を見て取ることができる。
作家の松本清張がこよなく愛し、ちびまる子ちゃんの親友たまちゃんのお父さんもコレクターのライカ。本能もカメラの趣味や仕事は15年ほど続けているが、ライカを使うようになったのはここ10年ぐらいでいわゆる「デジタルライカ世代」である。
写真といえばカメラと言えば日本製が一番!Canonやニコンが素晴らしい。そう思っていた。いや、もちろん素晴らしいしカメラ界の2大巨塔であることは間違いないし仕事でキャノンの5Dを今でも愛用している。
だが、知ってしまったのだ。ライカという世界を。大げさかもしれないが、
ライカは実物の風景、映像よりも綺麗に撮れる
その空間の空気を撮れる
なんて言ったりする。本能のつたない撮影技術でそれが伝わるか、不安だが。。。
(LeicaM10+Apo Summicron ASPH F2/50mm)
球体のオブジェの鏡面の表現が立体的でテクスチャーのディテールが伝わる感じが出ていれば幸いである。スマホカメラ社会において、iPadやPCなどの大きな画面で見るとその精細さ表現の細やかさに驚くことが多い。
(LeicaM10+Noctilux F0.95/50mm)
ただの、ダイニングバーの片付けられた食器である。単焦点レンズを使えば、ライカでなくてもこれぐらいの雰囲気の写真は撮れると思うが見てほしいのはボケている後ろである。白い水玉みたいなボケが見て取れると思うが、これは吊るされたグラスで店内はかなり暗い。圧倒的な光学性能とセンサーが織りなす表現方法こそが、ライカの哲学なのだと思う。
うまく言葉するのが難しい部分もあるのだが、とにかくライカのレンズは
『湿度』を感じる
ことができるように思う。本能はライカマニアと自称できるほど、フィルムライカやデジタルライカや様々なライカレンズを所有している。
Leica SL(type601)
Leica M9
Leica M10
Leica M MONOCHROME
Leica Q
Leica M6(フィルムライカ)
以上が所有している、Leicaボディである。レンズはここに書ききれないので、少しづつ紹介できればと。
スマホカメラ社会、デジカメが売れない現代において少しでも
カメラで写真を撮る魅力
をお伝えできればと考えている。その中でもLeicaは特殊でクセもあり値段もすごいので購入検討される方の一助になればと今後も投稿していきたいと思っている。
(LeicaM10+Noctilux F0.95/50mm)
麻布十番から見る、東京タワーはなんだかレトロモダンで昭和生まれの本能には肉眼で見るよりLeicaを通して見たほうがなんだかノスタルジックな気持ちになったりする。