前回のイントロ編に続いて、今回は真打ち登場!料理編です。今回はペアリングというワインと料理をペアで楽しんでいくコースになってました。(一休comから予約しました)
前菜2種、スープ、メイン魚料理、メイン肉料理のコースになっておりそれぞれの料理にあうワインをロブションが選んでくれその都度サーブされるペアリングというシステムでした。
食前のシャンパンからスタートし全5種類のワインを楽しむことになるのですが、お酒弱い人は厳しい量かもしれませんねw
前菜の前にジョエルロブションの名物のひとつミルクパンがサーブされました。パンだけは今まで買って食べたことがあるのですが、焼き立てですし風味もやっぱりお店でいただくほうが何倍も美味しかったです。甘みもすごく上品でこれからの前菜に期待が持てそうなおもてなしのパンでした。
コーススタート
前菜~カリフラワー様々な調理法で変化させ、キャビアと共に~
まず容姿がすごくないですか?料理?現代アート?と言わんばかりの芸術性。見た目と料理名から全く味が想像できません(笑)食べた感じは
「カリフラワーのほのかな甘さを引き立てるように塩気のキャビアを加えたり、パクチーでアクセントを加えたりして上品なクリームを舐めているよう」
な感じでした。上手く伝わればよいのですが、食レポって難しい(笑)前菜~北海道産帆立のカルパッチョ仕立て、シトロンヴィネグレットと山葵風味のクレームをアクセントに~
絶対覚えられない料理名(笑)そして二皿目にして出てきました。
フランス料理界のシンデレラ城が!!
こんなん、ラプンツェルとか七人のこびととか絶対住んでそうじゃないですか?見た目がファンタジーすぎる。。。こんなビジュアルの料理見たことありません、この写真だけを見て
「カルパッチョだと断定できる人」
多分、日本には居ませんよね(笑)とにかく、ジョエルロブションの料理は見た目が華やかで本当にビックリします、女子は大喜びします本当に!肝心の味の方は
「見た目どおりのバラエティーに富んだヒトサラ、帆立の甘さと酸味のある酢の風味が絶妙の組み合わせ」
な感じでした。簡単に言うと、ずっと美味しいです(笑)
スープ~大根のベルーテ 紅芯大根と緑大根のラメル トリュフをあしらって~
これ、絵の具で書いた抽象画じゃないですよ(笑)美しすぎて食べるのもったいないというかトリュフってこんなに綺麗に丸く切れるんですね!!!赤い大根と緑の大根みてるだけで、ビー玉やガラス玉見てるみたいで月並みな表現ですが、
ジョエルロブションの芸術性
を垣間見た感じがします。これは毎年星を獲得できるわ!と妙に納得しました。味の方ですが
「大根のスープ。大根の甘さを極限まで活かすために他の素材、要素を排除し繊細な舌触りを表現。大根は食感でトリュフは味でスープに強弱をつけている」といった感じでした。
魚料理~平目 ポワレにし ゴボウの様々な変化 ソース・ブールブラン~
前菜達に比べると、見た目の芸術性のインパクトは薄いですがフレンチの魚料理って個人的に大好きなので楽しみにしてました。しかも、平目は白身魚でなかでも大分淡白な味と食感のイメージがあります。(Disってないですよ!平目!)肝心の味の方ですが
「ヒラメのポワレ。タンパクでシンプルな白身の味と食感を濃厚に濾したゴボウのソースで風味を強め、奥行きのある味を表現」といった感想でした。一緒にサーブされたフランスパンと白ワインの相性も抜群で、
考え抜かれたワインと料理の組み合わせ
といった、緻密さを感じました。肉料理~ビュルゴー家のシャラン鴨のロティ ジョエルロブションのジャガイモのピュレとハーブのサラダを添えて~
フレンチのコースのメインによく登場する鴨ですが、個人的には牛や鶏に比べると食べ慣れていないせいもあって苦手な食材の一つでした。しかし、食べてみると
牛肉か鶏肉のような味わいと柔らかさ
ナイフもほとんど力を入れず切ることが出来ました。ジョエルロブションの名物的なじゃがいものピュレですが、こちらもジャガイモ本来の甘味を最大限に引き出していてとても美味しかったです。
もはや、絵の具のようwキレイな盛り付けと色合いでパレットみたいに見えてきました。ここで、デザート以外の料理は終了となります。食事の量もお酒の量もとてもバランス良く、ソムリエの方も気取らず親切に色んなことを教えてくださりスタッフの方も気さくに写真を撮ってくださったり素晴らしいホスピタリティだったと思います。やはり、毎年毎年コンスタントに星を獲得するジョエルロブションはすごいなと。デザートを頂く前にとても感銘を受けました。
長くなりましたので、次回「デザート編」にてジョエルロブション三部作(笑)とさせて頂きます。長文駄文失礼いたしました。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。