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【新型コロナウイルス】データでみる世界各国の人々の移動とロックダウンの効果

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連日新型コロナウイルス関連のニュースや記事やメディアが多くて食傷気味だが全世界では医療関係者、感染症研究者、製薬会社、研究者が日夜この未曾有のウイルスと戦ってくれている。と同時にビルゲイツが新型コロナウイルス研究に関する「ワクチン工場を7つ」も投資し研究をスタートさせている。ビルゲイツ氏曰く「資金は回収できなくて良い7つのうち2個でも成功できればそれでいい」と投資というより人類のための寄付に近い活動だ。そしてGAFAの一角我らがGoogle先生も「データ」で新型コロナウイルスと戦ってくれている。それが、全世界向けに公開されている。

 

COVID-19 Community Mobility Reports

www.google.com

 

である。世界各国の(Googleが参入できていない中国等の国を除く)人々の移動状況を3/29日付けで報告している。娯楽施設、食品、公園、職場、居住地など6項目で比較しているが今回は一部ご紹介していきたいと思う。全編英語ではあるが世界に向けて公開されているので興味がある方はご自身の目で確認していただけたらと思う。

外出に関し強い強制力を持った国と持たない国の変化

マレーシア

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まずはマレーシア。GACKTが住むクアラルンプールが首都の東南アジアの雄。約3週間前から軍隊を出動させて完全にロックダウン(封鎖)中。

「Retail&recretion」 こちらは小売店と娯楽施設というカテゴリー。なんと、81%の人が来客減となっており強力なロックダウンの効果が人の移動という点においては成功してると言えるかと。

「Gerocery&phamacy」こちらは食品と薬局。娯楽施設ほどでないしろ58%の減。食品を買いに行くもの一苦労なのか人々の意識が高いのか数字としては優秀。

「Parks」こちらは公園。フランスなどもそうだが、1時間程度の散歩は認められおり恐らくクアラルンプールも短時間であれば散歩は可能かと思われるが約七割の人が行くのをやめている状況。強力なロックダウンの効果が数字として現れている国のひとつかと考えれられる。

カリフォルニア州(アメリカ)

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カリフォルニア州は、3月19日に期限なしの外出禁止令(ステイ・アット・ホーム・オーダー)が発せられて以来、ロックダウン状態にある。外出すると罰則があるようではあるが、小売店と遊興施設への出入りが半分にしか減っていないのが気になる。アメリカはNYでの感染拡大が大きく報じられるが医療制度も独特で拡大が収まるのに少し時間がかかると個人的には考えている。LA在住のX JAPANのYOSHIKIさんも街の状況をTwitterで日々伝えている。

ニューヨーク州(アメリカ)

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 感染爆発、医療崩壊を起こしていると言われているNY。こちらはトランプ大統領がロックダウンさせようとしたもも経済活動へのダメージを懸念したクオモNY知事が要請を拒否。外出制限=自宅待機要請でありクオモ知事曰く「シェルター・イン・プレイス令」(外出禁止令に近いもの)ではないと強調している、この点は2000万人いるニューヨーク州の人民のパニックを恐れており(日本国政府も恐れていると思う)カリフォルニア州、ワシントン州とは違った対応と言えると思う。ちなみこのクオモ知事、現地ではそのリーダー性でトランプ大統領を凌ぐ人気なのだとか。危機管理を上手く出来るリーダーって憧れるなあと。

前置きが長くなってしまったが、なぜこんなにNYを詳細に説明したかと言えば

ロックダウンの雰囲気が東京に近い

と感じたからである。NYも東京も電車や公共の交通機関が主な移動手段であり、東京証券取引所、NYダウなんかも備える経済の中心地と言える点も近いと思う。先程もお伝えしたように一段トーンの低い自宅待機要請。数字の面で言うと、カリフォルニア州よりも優秀な数字と言って良いと思う。しかし、安倍総理が言っていたように「7割8割の自粛」という点においてはマレーシアやイタリア、フランスには遠く及ばずこの点が今後どうなっていくのかさらなる感染爆発を抑えられるか経過を見る必要があると思う。

イタリア

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国家全体で未曾有のダメージを受けたと言っても良いイタリア。新型コロナウィルスの感染拡大により、3月9日にイタリア全土への移動・行動の制限規定が施行されている。デザインの中心地ミラノを含む北部のロンバルディア州は完全なるロックダウンを実行中である。国全体で強力な強制力をもってロックダウンしていると言って良いと思う。その結果がきちんと数字として現れている。すべての数字がほぼ9割を超え警察や軍関係者以外、外出していないんじゃないかレベルの移動量である。ここまでしてもなおまだイタリアには光は見えていない。

www.newsweekjapan.jp

そう、一旦落ち着いた死者&感染者がまた増えてきてしまったのである。自粛疲れや多少の緩みがあったのかもしれないがここにきて(2020/04/10現在)またこういう数字を突きつけられると市民のメンタルヘルスが心配である。先の見えないというか先の長い戦いになるということはイタリアが示してくれている部分もあるかもしれない。

フランス

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フランスは軍関係者、警察も動員した強力な外出制限がひかれ3週間が経過。外出には移動許可証明書を持参するのが義務付けられていて、不携行なら高額な罰金が課せられる。当初は35ユーロだったがそれだと外出する人が多くすぐに135ユーロ(1万6000円)に引き上げられた。そんな経緯のフランスだがやはりその効果が数字となって現れている。イタリア並と言っては言いすぎかもしれないが、安倍総理や日本国政府が目指す数字がこの辺なんだと思う。しかし、外出に許可証を持参させるような「外出禁止令」を出せて初めてこの数字を実現できると思われ警察力を行使するような場面が街のあちこちで見かけられるようになっていかないと難しい実現目標な気もする。数字としては非常に優秀な国なんだなと感じる。

韓国

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宗教施設がクラスターとなり大邸から拡大が全土に蔓延していった韓国。ソウルを含めロックダウンはされておらず行動制限も大幅なものではないという。しかしながら一定の感染抑制の効果が出ていると報道されている。様々な理由があり日本も見習うべきところが多いのでその点は近日別な記事でお伝えしたいと思う。移動行動という点においては今まで紹介した各国の中で「もっとも緩い」と感じざるを得ない。食料品と薬局に関しては増えているのが興味深い。そして公園に出かける人の数が5割も増えている。。。

日本の現状

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お待たせしました、我が国日本の状況である。3/29現在なのでまだ緊急事態宣言は出ていない。ただ、全国の知事による外出自粛要請は出されていたように思う。数字をみてどの様な感想をお持ちになったであろうか。多いとみるか少ないとみるか。

諸外国は「経済よりも人命、医療」という姿勢が鮮明なところが多いように思う。

東京、日本は「オリンピック延期問題」もあり強烈なロックダウン政策を取ることは難しかった3月。4月に入り日本人の行動変容がどのように変わるか安倍総理が期待するように「7割8割」に減っていくのか減らないのか、今回のgoogle mobility dataはUpdateされると聞いているのでまたお伝えできればと思う。

 

数字だけ見ればいい成績とは言えないかもしれないが日本人の法令遵守精神や助け合い精神に今は期待したい。真面目な国民性と言われる日本人の逆境力に期待したいと思っている。先程も少し触れたが韓国の用にロックダウンせずとも感染を封じ込めている国家もある、見習う点勉強すべき点はまだまだあると感じる。

 

自分だけではないのかもしれないが時間が過ぎるのがとても遅く感じる。まだ4/12だ、といった感じ。毎日毎日目まぐるしく変わる状況の中できちんと自分の中で情報を咀嚼し皆さんの安心や疑問の解消につながればと記事を書かせていただいている。様々なご意見あろうかと思うがまた読んでいただけたら幸いである。

 

Stay at home. save lives.