みなさんは花火お好きですか?今年は新型コロナウイルスの影響で真夏の花火開催の中止がアナウンスされているものも出てきました。とても悲しいですが来年以降見られると信じて今日は過去に撮影した花火の映像をご覧に入れたいと思います。
花火撮影に三脚は必須
このような画像を見せると聞かれるのが
スマホでよく撮れるね~
ということ。すいませんスマホ&手持ちだけではこの様な写真を撮ることは出来ないですw三脚を用いて設定を変えながら、とくに露出とシャッタースピードは撮りながらの調整が必要になります。つまり難易度は高めですw
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?という映画がありましたが、まさにそんな感じで真下に近い位置からの撮影で正面からの撮影は出来なかったのですが角度があっても美しい幻想的な写真が撮影できます。撮影技術の話をしだすとマニアックになるので今回はライカQというカメラで撮影したとだけお伝えしておきます。
花火を静止画で表現すると幾何学模様の美しさ
本来花火とは「動く光の美しさ」を表現する芸術であり静止画で見ることを想定されたものではないはずですが、スローシャッターで光の軌跡を追いかけながら撮影(スマホで手持ちではスローシャッターは出来ないです)するとこの様な表現で写真を撮ることが出来ます。
下から打ち上げられた光の線は花火師さんによって計算された高さで爆発、その後細かな光の粒子が幾重にも重なってその幾何学的美しさを表現しています。本当にこのように見るとパソコンで計算されていると聞きますが花火師さんってすごい職業たと思います。
花火の美しさをほぼ4秒に凝縮するとこんな映像になります。爆発の瞬間の美しさを見て取れます。
花火の構造を理解するのに出てきそうな写真ですねw
撮影ポジションがきれいに真正面だったので真円で捉えることが出来ました。暖色系から寒色系のグラデーションと先端の真っ白な光の点が美しさを際立てせていると思います。
時間差で落下してくるタイプの花火です。すだれ状とも言いますか、重力を感じて描く放物線の美しさにハッとさせられる花火でした。
人の大きさと花火のスケールが合成のように感じますがwこれだけ大きな規模の花火大会でした。クライマックスの乱れ打ちの花火がもはや現実世界の光の量ではなく違う世界に自分がいるような錯覚を起こすほどのファンタジーを感じることが出来ました。
いかがでしたでしょうか?またこんなキレイな花火を見ることが出来るよう今は目の前にある仕事や外出自粛やミッションを実直にこなして、ご褒美として来年以降こんな花火を見ることができれば嬉しいですね。