前編、中編とお送りしてきたバンクーバーカメラ旅行記。最終回はビクトリアへの観光編としてお送りします。フェリーに揺られること約1時間半、バンクーバーを出発してからおよそ4時間弱で無事ブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアへ到着しました。
年間100万人が訪れるブッチャート・ガーデンへ
石炭石採石場跡に1904年ジェニー・ブッチャート婦人が手を入れたのがこの庭園の始まりと言われている広大な敷地のブッチャートガーデン。東京ドーム約5個分の広大な敷地には、700種類以上、100万株以上の植物が植えらており日本では考えられないスケールです、本当にw
どこを撮影しても「絵画ですか?」「油絵ですか?」といった世界観に浸れる世界で画の中に居るよう。
春には桜も咲くと言われているサンクンガーデン。この写真もまた絵画みたいです。この規模の庭園を維持するのもものすごい労力が居るでしょうからその部分でも頭が下がる思いになりました。しかし本当に素晴らしい景色たちです。
近づけば雨季の雨に打たれながらも懸命に咲くキレイな花たち、こう見ると雨も悪くないなぁと感じたりも。
こんな感じのお花が一面に咲き誇る幻想的な空間です。
色彩を考えて植えられているのか大きな花束達に囲まれているような錯覚になりました。
噴水や池もたくさんあり、絵を書いたり写真を撮るのが趣味な自分のような人間には本当に天国みたいな場所だと思います。
サンクンガーデンの一番奥には目玉の噴水も。どこまで行ってもどこをとてもフォトジェニックな庭園です。
動物を模したオブジェもあり、ジブリの世界そのものです。カメラのレンズのせいもあって不思議な絵本のような写真が撮れました。
ゴッホの作品のような芝生、そしてよく手入れされた木々たち。絵ですねw
他にも超高速で回る(係員さん曰くカナダで最速)メーリゴーランドがあったり、食事できるところがあったり、キレイなお土産さんがあったり1日いても足りないブッチャートガーデン。バンクーバーからは少し離れてますが、本当におすすめです。次回は温かい時期の草花を見てみてみたいです。
ビクトリアの象徴エンプレスホテル
ビクトリアの絵葉書などには必ず載っているビクトリアのアイコンとも言えるエンプレスホテル。2014年にオーナーが新しくなり、中国系の方に。その際にホテル全面を覆ううツタがからまった古めかしいホテルでしたが新オーナの意向でツタを除去。外観も一新しました。築100年以上の伝統があり、改装後のお部屋は伝統を残しながらもモダンなデザインで統一されています。
ホテル内部も伝統と格式を感じる佇まいで、ぜひ宿泊してみたいと思わせる雰囲気でした。
海をたたえて素晴らしい眺望です、ただスマホを眺めているだけでも絵になります。
中世のお城に現代の売店が共存する不思議な空間。当時の佇まいをこの様に上手に保存するって本当に難しいと思います。
階段一つとってもディティールが素晴らしく、100年の歴史を感じます。
遠くで見るとドラクエの城かと思いましたwそれぐらい造形がお城のような素晴らしいホテルでした。ここでは、予約していたアフタヌーンティーをランチとして頂いたのですが写真を撮り忘れていたのでご紹介できないのが残念です涙
近くにはブリティッシュコロンビア州の議事堂がありこれも素敵な建物でした。現在も実際に使用されていることでしたが、なんと中に入って観光もできるそうです!(今回は時間がなく断念しました)
素敵な公園や散策路もたくさんあります。すべてが絵葉書のようでずっとココで見ていられます。
ホテルと議事堂の前にはご覧のようにハーバーも。自然と海と伝統と本当に観光名所としても住むことをイメージしても素晴らしいエリアでした。また機会があればぜひ行きたいですし日帰りでバンクーバーに戻らなくてはならなかったので、往復で6時間の車&船旅はなかなか大変でした。(カナダって本当に国土広すぎますw)
この写真で今回のバンクーバー、ビクトリア観光はおしまいとなります。今回の記事で何か感じ取って頂けたら幸いです。カメラの魅力、ライカの魅力、バンクーバー、ビクトリア観光の魅力どれでも良いのですが皆さんの心に響いてくださればとても嬉しく思います。3回に渡る連載でしたがお付き合い頂きありがとうございました。