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iPad派だった自分がSurface派になったワケ-iPadよりもSurfaceが優れている10のコト-

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結論から言おう。

 iPad(Pro)は何かを消費するデバイスであって生産するデバイスではない

 トレーダー、クリエイターとして活動している側面がある以上、情報を入力管理する作業はどうしても発生するし頑張ってiPad Proに純正のキーボードを装着し頑張ったが「ダメだった」。何がどうダメだったのかあまり悪者を作らない書き方で紹介したいと思う。

iPadOSの限界

 

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ジョブズ存命の頃から熱心なアップル信者だった自分は日本導入前のiPadを本業でで取り入れ新聞の取材を受けたほどだった。当時のiOSはそれほどまでにセンセーショナルだった。しかし、タブレットという新しい市場を開拓したアップルではあったが「大画面のiPhone」という中途半端な立ち位置のまま大きな進化を遂げられていないというのが個人的な感想である。結論自分の中でiPadシリーズは 

かなり限定された条件下において強いデバイス

 ということをもう少しちゃんとお伝えしたほうが良いと思っていた。

iPadシリーズが向く人

1.閲覧専用マシンとして

2.軽めのブラウザが欲しい方

3.すぐ起動するスマホライクに使いたい人(高齢者等)

4.PCの世界へ子供の導入マシン

5.Apple Pencilで絵を書きたい人

こんな感じで考えている。簡単に言うなら「iPhoneにできることしか出来ない」デバイスなのである。しかし世の中のガジェッターやガジェット系ライターは揃いも揃って新型のiPadやMacBookが出るたび称賛記事ばかり書き提灯ライターで溢れかえっている。しかしプロダクトをよくよく観察すれば、ジョブズの頃のワクワクとしたデバイスやプロダクトも全く生み出さなくなってしまったアップル。もはや彼らはハードウエア屋ではなく、Netflixに対抗すべく動画コンテンツAppleTVを制作したりストリーミングサービスのApple MUSICにも力を入れている「ソフト屋」である。ビジネス的な視点で見ると上手に業態転換を図ろうとしている姿勢はすごいと思うし、会社の規模感を考えるとAppleの戦略は間違っていないと思う。しかし、個人的にはハードウエアで世界を変えようとしていたジョブズ時代のAppleが大好きなのだ。洗練されたハードウエアデザイン、使いやすさを一番に考えられたユーザーインターフェース、鮮やかなカラー展開、どれもがAppleの象徴だったはずだ。ジョナサン・アイブ(現在は退官したが)がデザイナーになるとMacはすべてアルミボディでDesignに変化はなく、ミニマリズムやユニバーサルデザインといった究極にシンプルではあるが面白みのない普通のハード企業になってしまった。

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Surface Pro6 LTEモデルに「セカンドディスプレイ」として繋がれたiPad Pro(初代).

Surfaceに方が圧倒的に出番が多く、モバイルモニター化してしまったiPad。軍門に下るようでApple信者は怒るかもしれないが筆者はこういう使い方が今の自分のスタイルになってしまっている。

 Surfaceシリーズは2in1ではなくノートパソコンである

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工業製品や車はその成り立ちを考えると製品の立ち位置が分かったりする。例えば、スポーツカーメーカーが作るSUVだから人気を博していたのがPorscheのカイエンでその走りはスポーツカー顔負けのコーナリングだったりするのである。iPadはそもそも「デカイiPhone」であり「スマホの延長線上で生まれたデバイス」なので、多機能とかビジネス目的とかよりは「使いやすいユーザーインターフェイス」「直感的な操作感」だったりするのである。当然今までの歴史でPC「ソフト屋」だったマイクロソフトが放つ「ハード」作品なのだから

Surfaceの成り立ちは当然Windowsでありパソコン

なのである。CPUやグラボによってできることは限られるがWindowsが乗っている限り、「いつものパソコンと同じことができる」利点は凄まじく強力でMac版、iPad版があるとはいえ完全な互換性が未だにあると言い切れないMicrosoftOfficeシリーズやチャートソフトのMT4などビジネスやトレードしようと思ったら間違いなくWindow一択なのである。こうしてたくさんの記事を更新しているはてなブログもブラウザベースで完結はするもののiPadやiPhoneでの記述は心もとなく、Microsoft EdgeやChromeがいつもと同じ環境で使えることの利点をSurfaceは与えてくれるのである。最後にまとめると。

iPadよりもSurfaceが優れている10のこと

1.フルOSのWindows10が使える

2.Windowsのタブレットモードは挙動に問題があるがタブレットとしても使える

3.中級者以上のPCユーザーなら間違いなく守備範囲がひろがる

4.Windowsのソフトが動く

5.KindleなどiPadアプリライクに自然に動くWindowsストアアプリも多数

6.トレード用の口座管理画面、トレード用ソフトもWindowsに準拠しているので有利

7.Officeシリーズが普通に使える

8.iPadのコンテンツを消費する能力をほぼ完全にカバー可能

9.ファイル管理が容易(Windowsなので当然だが)

10.Apple Pencilの方が描画能力が上だがSurfaceペンでもある程度描写可能

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Windowsに繋がれ漫画ビューワーとなっているiPadPro.

「これさえあれば何もいらない」

SurfaceのCMの謳い文句でしたが、本当にそう思う。しかし、ハード企業としての歴史がAppleに比べると浅いせいかネットでは故障、修理時の「アフターケア」に問題があると聞く日本マイクロソフト。自分はSurfaceを通算で4台買ってきて大きなトラブには見舞われてないが今後もし修理対応が必要になった際にはまた記事にしてマイクロソフトのハード企業としての成長を確認できたらと思う。