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【美術展】日本の現代アートの到達点!STARS展に行ってきた(李禹煥/草間彌生編)

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前回の村上隆編に続き本日は李禹煥と草間彌生の作品をご紹介していきたいと思います。もし、よかったら前回の記事もみていただけたら幸いです。すべて撮影はライカQ(Type116)にて行っております。

李禹煥

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韓国人アーティスト李禹煥、日本でずっと活動されて実は瀬戸内海の直島というころこに美術館もあるほど現代アートの重要人物と言って良い方なのです。

ー1956年に来日した李は、1968年頃に本格的な作家活動と評論活動を始めます。出品作の《関係項》(1969/2020年)は、後に李が理論的支柱となる「もの派」という当時の動向を最も良く象徴する作品でしょう。彫刻か絵画かに関わらず、対象となるもの同士やその周囲にある空間や余白の出会い、相互依存関係によって作品が成立するという考え方は、出品作の《関係項-不協和音》(2004/2020年)や絵画シリーズ「対話」から2019年と2020年に制作された新作2点にも一貫して見ることができます。ー公式HPより

上記の作品も展示されておりましたが、このように抽象的な構造物や抽象画での表現がメインでした。実は床に敷き詰められた真っ白い砂利も作品の一部だと思われ踏みしめると独特の感触がありました。

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白い砂利、アルミの金属の質感、自然を象徴する石との調和が見事な大きい作品です。

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砂利の上に木の板その上にガラスの構造物に落下した大きな岩のような石。実際に行ってみるとものすごい迫力でなんとなくずっと見ていられます。ヒビの入り方等もおそらく計算されているのだと思いますがからの作品のモチーフの一つである「不協和音」そんなフレーズが頭をよぎりました。

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絶妙なバランスと実際にこの場所に落下した時に出来たヒビをそのまま表現に使っているかのような作品。個人的にはこのスケール感に圧倒されました。村上隆の作品もそうですが今回のSTARS展はひとつひとつの作品のサイズが大きくどれも見応えがありました。

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 こちらは抽象画の作品、左の表題は「対話」というタイトルでした。どちらの作品も絶妙なコントラストとグラデーションが印象的でした。自分のような美術素人であってもスケール感と空間の使い方で表現する李禹煥の作品は心に残るものがありました。

草間彌生

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草間彌生といえば水玉モチーフが有名で本人だけでも森美術館での展示が行われる、日本を代表する現代アートの騎手と言っても良い存在でご存じの方も多いのではないでしょうか。今回の作品はある意味で草間彌生のメジャー作品よりは大型であったり、抽象画であったり自分的にはまた違った一面といった感じの展示になっていました。こちらも方舟のようなオブジェは球体のようなフォルムが一見不気味にも見えますがポップな色合いと一つ一つの形がどこか愛らしく可愛らしくも見えてくるので草間彌生ワールド全開といった感じ。

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独特な世界観は草間彌生ならではで彼女の人生が作品に投影されているとも言えるかと思います。壮絶な彼女の生い立ちや持病はここでは割愛しますが、そんなハンデキャップの中作品に向き合い続ける姿勢は尊敬に値します。

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一見芝生のように見えるこの作品ですが、実際に近くで見ると細かいパターンが不規則に連続しており非常に繊細な作品だということが分かります。

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こちらも作品は立体的なペイントが施されおり難解な模様の中にも安堵感や安定感を感じる個人的には好きですし不思議な作品でした。

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こちらも縦長でとても大きな作品。近くでみるとイソギンチャクのような形態が不規則に連続しておりこちらも不協和音のなかに壮大さを感じさせる、素晴らしい作品でした。

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草間彌生の作品は良くも悪くもコントラストが強くインパクトも強く、李禹煥の作品は静かに訴えかける対象的な作品群だと思いました。どちらも現代アートの代表するアーティストであり素晴らしいなと感じました。

 

ここまで2回でまだ前半戦です。次回もまたお付き合いいただけたらと思います。

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