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プレ値続出!ロレックスヲタが見た”ロレックス人気ランキング2020”(後編)

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前編でお伝えした1位と2位は強力な2本でしかも、納得の結果だったと思います。

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今回のロレックス専門店クォークさんの”ロレックス人気ランキング2020”から3位以降をチェックしていこうと思います。

スポロレ界のメートル原器ことサブマリーナ

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3位:サブマリーナ Ref.116610LN

サブマリーナは10年間モデルチェンジがなく、今年の秋とうとうモデルチェンジが行われムーブメントの強化とケースサイズのアップが行われRef.も126610LNという品番に変更となりました。今回の3位にランクインしたのは最近まで現行だった116610LNというモデルです。ROLEXに詳しくない方であれば普通にどちらも「サブマリーナ」なのですがw今年のランキングとしてはこちらのモデルがランクインしました。

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サブマリーナといえば、「ダイバーズウォッチの元祖」であり「ダイバーズウォッチに市民権を与えた」という功績があり歴史も相当長いROLEXの語る上ではデイトナ以上にLEGACYなモデルであると言えると思います。自分もRef.5513というビンテージのサブマリーナを一本所有しており、

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サブマリだけで一晩語れるのではと思うぐらい、ストーリーの詰まった時計だったりもします。ROLEXを知らなくてもこの「ダイバーズウォッチ」の形なら知っているという女子の皆様も含めある意味で”THE ROLEX”それがサブマリーナなのだと思います。自分が若い頃の定価は70万円を下回っていたので、頑張れば手が届くそんなモデルでした。しかし、近年のスポーツロレックス高騰のあおりをサブマリーナも受けていてクォークさんの現在の価格は

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1598000円(税込)でございます。最新版の定価が943800円ですから、

定価の1.69倍のプレ値

ほぼ1.7倍と考えると前回ご紹介したエキスプローラーⅠよりも、プレ値幅は大きいと言わざるを得ません。デイトナならまだしも、サブマリーナも普通に買えないの?とお嘆きのオールドファンの方も多いかと思いますが2000年代のROLEXを取り巻く環境はこんな感じになってしまっているのです。ですが、この時計の魅力は

飽きの来ないデザインと堅牢で美しいケース

であり代々受け継いでも孫の代まで喜ばれる時計だと思います。エキスプローラーⅠもフォーマルでもストリートでも合わせやすいと申しましたが、サブマリーナもほぼ同じですがエキスプローラーⅠよりはややストリートよりな気もしています。

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価格推移ですが概ね120万前後で安定しておりましたが、後継モデル発表の9月あたりにケースサイズのアップが公表となり現行のコンパクトなモデルがレアになるとの憶測も呼び徐々に徐々に値上がりして160万円まで到達しております。これが一時的な値上りなのか、後継のRef.126610も市場にどこまでのプレ値で登場するのか今から期待の眼差しでウオッチングしています。サブマリーナはヴィンテージで一本持っていますが現行も気になるので機会があれば是非生で見てみたいなと思っています。

4位:コスモグラフデイトナRef.116500LN(黒文字盤)

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1位が白文字盤のデイトナで4位が黒文字盤のデイトナとなりました。色違いで2本ランクインのデイトナはROLEXファンの象徴であり憧れなのだと改めて感じます。自分もいつかは買ってみたいと思ってずっと憧れ最近やっと手にすることが出来たのでそんな風に思わせるROLEXのブランディングも素晴らしいと言わざるを得ません。以前デイトナに関してメディアの取材を受けた時にもお話したのですが、購入資金をもっていざ”白文字盤”のデイトナを買おうと出かけたのですがその場で幸運なことに”黒文字盤”のデイトナを購入直前に見せていただくことに。すると、PCやスマホやInstagramで見ると現行のRef.116500LNは「絶対白がカッコいい!!」と決め込んでいたのに実物を見た時

ブラックセラミック×黒文字盤の美しさに心奪われることに

なったのを覚えています。

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前回もお伝えしましたがプレ値としては白文字盤がやや高く人気も白文字盤が現行においては高いです。しかし、ROLEXが作るブラックダイヤル(黒文字盤)の美しさを実物で確認すると本当に綺麗で「白文字盤を買いに行ったつもりが一旦考える」という結果に自分はなりました。1週間ほど悩んだ挙げ句白文字盤にしたのですが、チャンスがあれば黒文字盤も欲しいと考えているぐらいです。クォークさんでの2020年12月13日現在のRef.116500LN黒文字盤の価格です。

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3098000円(税込)でございます。最新版の定価が1387100円ですから、

定価の2.23倍のプレ値

のプレ値となり白文字盤が3398000円であることを考えると30万ほど市場価値に差はありますが”人気の差”ではなくあくまで流通量の差と言うことも大いに影響しているのだと実物を見て感じました。

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価格推移ですが、概ね白文字盤よりも20万円ほど下回る価格で推移しプレ値の上がり方も白文字盤比べれば穏やか。グラフ上は300万円の大台に乗っていませんが、最新のクォークさん価格であれば300万円を突破していますので来年以降白文字盤に追従してもう少し上る可能性も否めません。定価が138万円ですから、改めてこの価格差に驚くばかりで2倍以上のプレ値幅をずっと維持してるモンスターモデルなのだと思います。

5位:GMTマスターIIRef.126710BLNR(青黒ジュビリーブレス)

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 通称バットマンと呼ばれるGMTマスターの青黒のジュビリーブレスモデルがランクイン。GMTマスター自体結構なラインナップがあり特にブレスの目が細かいジュビリーブレスは定価も高額ですし手首へのフィット感も通常のブレスよりも良いとあって”デイトナ並”のプレ値幅で取引されることも多いです。

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SSモデルやホワイトゴールドモデル、ローズゴールドモデルも存在するGMTマスター。意外とラインナップが多岐にわたっているのが特徴です。

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現行のRef.126710赤青のペプシモデルと呼ばれるGMTマスターに当初ジュビリーが設定され、リニューアルされたセラミックベゼルのインパクトもあってか当初デイトナ並の300万円台というありえないぐらいのプレ値で取引されていました。

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青黒モデルにはジュビリーの設定はなかったのですが、2019年とうとう青黒モデルにもジュビリーが搭載され人気となり今回のランクインに繋がったものと考えられます。

では、クォークさんでの2020年12月8日現在のRef.126710(青黒ジュビリー)の価格です。

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1898000円(税込)でございます。最新版の定価が1020800円ですから、

定価の1.85倍のプレ値

となります。デイトナほどではないにしろサブマリーナの1.69倍よりも高いプレ値で取引され人気の高さを伺わせます。ちなみに色違いの赤青ジュビリーは

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200万オーバーの2248000円。定価は青黒モデルと同じ102万円ですから、こちらはデイトナに肉薄する2.24倍のプレ値となっております。デイトナの黒文字盤と白文字盤との差が約30万でしたから、GMTマスターのジュビリーの色違いのほうがプレ値に大きな幅があるのはやや不思議ですがこちらも供給量の違いと言ったことろでしょうか。

こちらは青黒モデルの価格推移ですが

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170万円~180万円ぐらいの安定した相場を形成しています。コレはあくまで仮定ですが、ひょっとしたら青赤ベゼルモデルよりも安定して相場に供給されているからなのかもしれないと思っています。

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2つのタイムゾーンを設定できるGMTマスター。無骨な反面、ジュビリーブレスの綺羅びやかさはドレッシーでもあり、こちらも機会があれば欲しい一本と考えています。

 

前編と合わせ、読んでいただきありがとうございました。

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男の子であれば一度は憧れたであろうスポーツロレックス。年々価格の高騰が強くなりプレ値幅もモデルによって色によって相当違ってきております。正確にいつのタイミングで買うのが最安値なのかは難しいですが、

買って値段が大きく下がる時計ではない

という特徴を持つるスポーツロレックスですから購入を検討されている方は是非、クォークさんのような専門店で見せていただくか銀座や中野の専門店を散歩して十分に検討して心に決めた一本に出会えることを祈っております。