今話題のKATEが送り出す「小顔マスク」こと小顔シルエットマスク。
メイク発想から生まれたマスクとのことで小顔シャープライン入りでシルエットがスッキリと話題に!なぜか年々顔が大きくなる中年男性の星となってくれるのか人柱になってみましたのでお届けします。
全4色も基本的には女性専用品!?
マスクの色に合わせてメイクを組み立ててく提案をしており、マスク+メイクで印象を作りましょうと言った提案がなされているマスクだと思ってくださいというメーカーの思惑が見え隠れするブランディングです。
マスクだけで何とかしようと思う中年男性の思惑は完全に外れそうな勢いwしかし注文後にHPを見たのが後の祭り、マスクだけでどこまでいけるかテストを強行します。
KATE小顔シルエットマスク 定価990円
現在Amazonでは定価では入手することが出来ず2400円前後の価格帯で取引されています。2.42倍のプレ値となっております。 やはり話題が先行して女子を中心に買い求めた方が多く完全に品薄になっているのだと思います。手にとって封を切る前に感じた感想は、
軽くて薄い感じがする
ということ。その印象は封を切っても同じで、2枚入っている感じがしないほどの薄さでした。
小顔シャープラインと名付けられた白いラインと、さりげないKATEの文字がアイデンティティとなっています。このラインこそがこのマスクの肝なのでしょうか。
この時点で「耳掛けエリアのホールが狭いかな」と感じました。耳が痛くならないというHPでの触れ込みもあったのでストレッチが効いてる素材なのだと感じました。
逆サイドはKATEの文字がなく小顔シャープラインのみとなります。触った印象はとにかく薄く肌触りも良く相当に素材を突き詰めた感じがしました。定価の990円で2枚入りであればお買い得にも感じますが2倍以上のプレ値になってしまっていますのでメーカーには増産をお願いしたいと思っています。
パッケージ裏でも”小顔”の文字。期待が高まります。マテリアルはポリエステルとポリウレタンの合成素材のようで、この比率がストレッチ性だったり肌触りに影響してきそうです。
着用してみました。今まで使用してきた3D系のマスクとは比べ物にならないぐらいの顔面との密着度を感じました。マスクと顔の間にマージンがありません!ものすごい薄い布が顔の前にあるイメージですw
装着感は素晴らしく、軽く薄いため長時間も苦になりませんでした。耳周りのストレッチ性も高くこちらも痛みは全くありません。この小顔シャープラインの効果はこうしてみると分かりませんがw単純に
マスクの顔を覆う面積が大きくかつ耳周りの肌が露出しにくい
という感想を持ちました。結果、七難隠すではありませんが他社メーカーよりも隠れている範囲が大きく顔の輪郭もごまかせて結果中年男性にも一定程度の小顔効果があると感じましたwしかも、顔を覆う面積が大きく冬は冷たい風が顔や頬に当たりにくくなるため防寒対策としても良いように感じました。
小顔シャープラインの上に顎のラインが有るように見せているので結果小顔風になると思います。ありえないぐらい密着するので男性が着用すると自分のように呼吸する口周りだけが凹むこともありそうなデメリットも感じました。ただ、かなり軽い装着感で長時間のマスク仕事の女性や営業系の女性にはオススメかもしれません。
元祖3Dマスクのピッタマスクで比較 定価760円前後
新型コロナウイルスが蔓延する前から愛用者も多かったピッタマスク。サージカルマスクのように長方形ではなく3Dのマスクという新提案をポリウレタン素材とともに提案してきたパイオニアです。今年の前半には人気で全く手に入らない時期もありましたが、現在はAmazonで3枚パック760円で入手可能です。
スポンジのような素材に賛否や好き嫌いはあると思いますが、サージカルマスクしか選択肢が無かった当時呼吸のしやすさは間違いなくこちらの3Dタイプに理がありコロナ禍ということもあり市民権を得ていった印象です。今回は未開封で取っておいたグレーのタイプをつけてみます。
この時点でお気づきだと思いますが、KATEの小顔マスクよりもマスク自体の面積が小さいのが分かりますでしょうか?耳から下の頬のエリアがしっかりと見えています。ポリエステルの素材も今となっては慣れましたが、ピッタマスク独特の匂いと厚みは少し気になりました。
とは言え、顔とマスクの隙間やマージンは適正と思え呼吸はしやすく小顔効果を気にしないのであればコチラで十分な気もします。個人的には装着感よりもポリウレタンの匂いのほうが気になりました、洗濯を繰り返せば無くなってくれると思うので最初は忍耐でしょうかw
KATEのマスクと比べると明らかに顔を覆う面積が小さいのが意外でした。こうして見比べると各社結構違うデザインなのだと改めて感じました。個人的には装着感と顔を覆う面積でKATEの方に軍配を上げたいと思います。
F1チーム採用高性能フィルター搭載U-Mask 定価4932円
F1チーム採用の高性能フィルターを搭載するU-Mask。以前自分も購入しレビューしたところ大きな反響を呼びこちらのマスクの関心の高さも伺えました。
このマスク弱点を先にお伝えすると、高価である(フィルター2枚入りで約5000円)ヨーロッパから個人で購入(要簡単な英語)など結構ハードルは高め。その辺がクリアできればインナーのフィルターはN95相当のかなりウイルスにも強い素材であり”防御力が高い”マスクであり紙のフィルター部分はディスポーザブル(使い捨て)なので衛生的。この並びに加えるのが違う気もしますがw一応、見た目チェックです。
U-Maskの特徴は縦長のデザインで鳥の嘴のようにフィルターの厚みもあって尖った印象となります。しかし、丸顔の自分が縦長の面長な印象に変化し結果的にスタイリッシュに小顔マスク風になっているようにも思いました。耳あての空間は先程のピッタマスクよりは埋まっていて防寒対策も大丈夫そう。しかもフィルターの挟む構造のためマスクと顔との距離は遠くなっており呼吸はしやすくなっています。
しかしシルエットやフォルムはやはりフィルターの分かさんでしまい、本当に鳥の嘴感が側面から見るとあります。この辺は機能性とトレードオフなので仕方ない部分ではありますが。
購入しないと自分の顔とのフィッティングは分からないかも
(左からピッタマスク、KATE小顔マスク、U-Mask)
自分の顔立ちのせいなのか縦長の印象に見せたほうが小顔感があるような気がして、U-Maskも悪くないなと。しかしKATEのマスクは薄く、軽く、伸びるので装着感も良く顔の露出面積を減らし結果的に小顔に見せてくれる感じもありました。しかし”圧倒的小顔感”が出たかと聞かれたら中年男性的にはそうでもないかもと思います。あくまで、KATEの小顔シルエットマスクは”女性がメイクと組み合わせて使う”ことが前提とされている商品であり、マスク自体に素晴らしい効能があると言うものでもないので男性の購入希望者は過度な期待を持たずにプレ値で狙う方は慎重な購入をお願いします。並べてみるとどれも悪くないように見え、このスタイリッシュなフォルムでN95相当のフィルターを内包するU-MaskはさすがF1採用といったところ。ピッタマスクも顔立ちが面長の方はもう少しスタイリッシュに見えるかと思います。という訳で結局はヘアスタイルと一緒でそれぞれの顔立ちに左右される結果となりそうです。購入するまで試着というのが難しいマスクですのでなにかのお役に立てれたら嬉しいです。
【結論】マスクに小顔感を頼るのではなく具を小さくする努力が必要そうですw