ヒカキンのマネしてヒューマンビートボックスやろうとしたけど3秒であきらめたホッピーです。
ヒューマンビートボックスってマイクを持って口でベースやドラムなんかの音を出してリズムを刻むあれです。個人的にはハモネプなんかでドラムパートを口で担当しているようなイメージのまま止まっているのですが、時代と共に技術は着実に進化を遂げ、世界大会にもなるとおまえら人間か!と思うような音でビートボックスバトルが繰り広げられています。
そんなビートボックスの大会でLoopstationを使って音を重ね、音楽を作り出していく部門があるのですが、2019年のAsia Beatbox Championship のLoopStation部門で19歳にして優勝を果たし、Grand Beatbox Battle 2019でベスト4という輝かしい実績をもつ日本人トップルーパーのSO-SOさんが最近気になってヘビロテ中だったりします。
Loop Stationってなんぞや
リズムやメロディを繰り返し再生して音楽を作っていくというアイデアは古くからあったようですが、2001年に発売されたBOSSのRC-20というエフェクターが発売されたことによって一気に広まります。2つのベダルで音を録音して再生するという単純なものですが、ループという即興で作り出される手法が広まり人気になっていきます。
その後、ペダルの数が増えていき、様々なエフェクトもかけられるように進化していくにつれ、楽器だけでなくビートボックスの世界でも使われるようになります。
口で音を出すビートボックスという手法と音を録音してループさせるLoopstasionの相性はよく、ビートボクサーが作り出す多彩な音をループして重ねて曲を作り上げていくのに多くのLoopstasionが使われるようになり、2013年には手元で機材を操作したいユーザーをターゲットにRC-505が発売され、一気に人気が爆発。ビートボックスの大会でもLoopstasion部門ができるほどに広まっています。
突如としてあらわれた天才ルーパー SO-SO
SO-SO | Grand Beatbox Battle Loopstation 2019 Compilation
まず見ていただきたいのがGrand Beatbox Battle 2019でのプレイがまとめられた動画。最初のThis is 8bitという曲で会場も審査員も大盛りあがりです。気づくと体が勝手に揺れてしまうような軽快なリズムに気分が一気にアガあります。
加工されているとは言え、すべて口から出た音で作られているなんてにわかに信じがたいですが、素人には何をどうしたらこうなるのかまったく意味不明です。
【最近話題】世界中を驚かせた日本人SO-SOって何者なん?!アジアチャンピオンが徹底解説!!!
そんなSO-SOのプレイを2018年アジアチャンピオンのROFUの2人が解説している動画。もはや解説どころではなくとにかくノリノリです。
SO-SO & Masayoshi Iimori - I Scream (SO-SO Beatbox Ver.) [Official Music Video]
SO-SO & Masayoshi Iimori - I Scream
という曲ですが、この動画をみるとどのように曲がつくられているかわかりやすいかと思います。こうやって多重録音したリズムをループして曲を作っていく手法はビートボックスだけじゃなく、たくさんのミュージシャンが使っていますがやはりすべての音を自分の口から出すというところに凄さを感じます。
そんなSO-SOさんの曲はYouTubeはもちろん各種サブスクでも聞くことができますので興味がある方はぜひ!これはLoopStation買ってなにかやりたくなっちゃうなぁ。のび太かっこいいよのび太。