女人禁制の紳士高級靴ワールドへ!お前も蝋人形にしてやろうかーさじゃんです。そう、男子たるもの一度は考える高級嗜好品の腕時計やクルマ。その次に踏み入れる世界が個人的には革靴だと思うのですが、2021年のいい歳になるまでほとんど興味がなくファッションは大好きでハイブランドの高めの革靴やスニーカーは持っているものの、ちゃんとした”高級紳士靴メーカー”の革靴というものを見て見ぬ振りをしてきました。今回、とうとう自分史上初の高級革靴”オールデン”のウイングチップを入手したので、お話させて頂けたらと思います。
革靴の王者と呼ばれるオールデン
1884年にアメリカで創業されたオールデン。当時は既成靴ではなくカスタムメイドのブーツやドレスシューズを制作したところからスタートしたと言われています。伝統的なグッドイヤーウェルト製法の革靴を基本に足の問題を抱える医療用製品の分野のパイオニアとして知られ医療用の矯正靴を開発。こうした取り組みがファッション業界にも注目され100年以上続く老舗革靴メーカーとして確固たる地位を築いたブランド、それがオールデンなのです。
と偉そうに書きましたが、自分もここまで知ってたわけではなくオシャレだなー素敵だなーと思うファッショニスタの方たちのシューズクローゼットに必ず一足はオールデンがあり、何となく自分も
”高い革靴買うならオールデンだ!”
という謎の思い込みが10年ぐらい前からありましたwしかし、本能ブログでも散々ご紹介しているように自分はSupremeを中心とするスポーツ系のファッションであったり、ストリートな装いが好きだったりして足元もどうしてもスニーカーになることが多く革靴は仕事で年に数回履くか履かないかの登場になり自然と買おうとは思わなかったです。しかし、最近私服のテイストがモードよりヴィンテージファッション的になってきたこともあり革靴に興味が湧いてきたのです。そこでアレコレと検索したり勉強したりするようになり、今回オールデンを買う!というプロセスに至ったと言うわけです。
購入はSHIPSにて
そうなんです、BEAMSやSHIPSさんは正直ここ10年ほど全くお世話になっていなかったのですがオールデンがよくこの両者と別注アイテムを制作していることを突き止めます。もちろん、最初から伊勢丹メンズの突撃してあれこれ悩むのもよいかと思ったのですが若者も利用する2大巨頭のセレクトショップなら敷居も低く相談に乗ってくれるのではと考えたのです。個人的な知識は、
革靴はオールデンとクロケットジョーンズぐらいしか知らない
選び方やサイズ選びも全くもって不明
手入れももちろん知らない
こんな状態で突入しましたw革靴超ビギナーと言っていいと思います。今回購入に際しイメージしていたのは、
カジュアルにも使えそうなウイングチップの革靴を買う!
ということぐらいでした。ストリートチップやプレーントゥと呼ばれるタイプは長く愛用してるハイブランドの革靴があったので今回は除外し、ローファーも今回は除外しレースアップのウイングチップを買う!と意気込んでまずはBEAMSへ。
店員の対応が最悪だったBEAMS
本能ブログは、あまり実名を挙げての悪口やヘイト書くことをしないポリシーの元みななで記事を作成してきました。おかげさまで2月で開設一年を迎え、予想を超えてたくさんに人に読んで頂くメディアになりつつあります。しかし、今回は我慢ならないと言うかファッションを愛する端くれとしてどうしても許せなかったので書かせていただきます、事実を。前提として先程の革靴の知識がほぼない自分がどこよりも先にBEAMSに行ったというミステイクもあることを付け加えておきます。どこの店舗かは書きません、BEAMSのとある店舗です。
さじゃん(以下さ)オールデンを探しに来たのですが?試着とかサイズとかありますか?
BEAMSスーツ店員(以下B)ああ、オールデンですか。ネットで試着予約とかされましたか。(この時点でかなり面倒くさそうと言うか怪訝そうでした)
さ:いやしてないです!革靴のことあんまり詳しくなくて
B:オールデンは基本人気で店頭にも並べてないですし、あってもすぐ売れちゃうので試着はすぐには無理ですね
さ:試着するのに予約が必要ならしますので、購入できそうなオールデンのモデルや他のオススメの革靴メーカーとかありますか?
B:オールデンは取り寄せも出来ないですし、在庫はないです。注文から1年とかかかるケースも普通なので。オススメは出ている、Parabootあたりですかね。
ーーーこのやる気のない返しにさすがの自分もテンションは下がってしまいーーーー
さ:そうですか、試着も取り寄せも注文も出来ないんですね。Parabootはオススメとかありますか?
B:出てるだけなんで、気になるのがあればサイズ出します。オススメとかは好みですかね
さ:そうですか、また来ますスミマセン
文章にすると難しいのですが、とにかく革靴ビギナーに対してしかもオールデンとなれば10万円オーバーですしParabootだって平均は6万円以上。安くない買い物をしようとするお客さんに対して
なんの提案もせず、適当に気のない返事が続く
ことに怒りよりも失望しそっとBEAMSを後にすることに。もちろん、自分が”ハズレ”の店員さんに当たってしまった可能性もありますが久しぶりに訪れたBEAMSに対して強烈にネガティブな印象になってしまった事は否めませんし、今後行こうとは思いません。出鼻をくじかれオールデンや高級革靴を買うことを諦めようかと思ったりもしました。前編はまずは激動の船出でしたが、次回は無事に買うところまでをお伝えできたと思います。最初に写真は自分が無事に購入できたオールデンです!!