常に全力でアンチエイジング、トモGPです。とは言っても我々本能ブログチームも中年真っ盛り、特に私トモGPは何気に最年長だったりしますのでお肌の経年変化も避けては通れない年齢になってまいりました。昔はベタベタして嫌いだった化粧水や乳液も、今では浴びるように使っています。今さらながら毛穴や日焼けを気にするようになり、もっと早くからしっかりとケアしておくべきだったと後悔することもしばしば。ところが最近頻繁にネットで見かけるようになった言葉”メンズメイク”、男もメイクする時代?男のメイクといえば初期X JAPANのようなビジュアル系バンドのイメージしか浮かびませんが、俄然興味が湧いてきたので色々と調べてみました。
メンズメイクとは?
洗顔後の化粧水や乳液などによるスキンケア的なものは、今では男性の間でもすっかり定着しているイメージがありますが、今回のテーマである”メンズメイク”はそれとはまたちょっと違う様子です。おそらくは昔からある文化なのでしょうが、ここまで一気に世間に広まったのは、やはり男性韓国アイドルの影響が大きそうです。男女問わず美容に対して意識の高い韓国のアイドル達は、確かに自分から見ても羨ましくなるほど肌が綺麗です。もちろん食生活なんかの影響もあるのかもしれませんが、芸能人でなくとも日頃のスキンケアの他にメイクをしている男性が多いとのことです。最近では2018年にあのCHANEL(シャネル)から男性用メイクアップラインBOY DE CHANEL(ボーイドゥ シャネル)が誕生したことも話題になりました。
メンズメイクといっても、女性が行うメイクと目的も方法も基本的に変わりはありません。疲れや寝不足などによるクマや肌荒れなど、不調な部分を隠すことにより清潔感を出すために行うものです。しかしメンズメイクにおいて一つだけ異なること、というよりもより気をつけなければならないことがあります、それは”不自然にならない様にする”ということです。あくまで身だしなみの一つ、目的は”欠点のカバー”そのことを忘れないようにしましょう。
BBクリームとは?
欠点のカバーを主な目的とする”メンズメイク”、その主戦力となるのがこの「BBクリーム」です。正式名称は Blemish Balm Cream つまり傷を修復・保護しながらファンデーションのような役割を果たすクリームで、美容液や下地そしてファンデーションといったメイクの面倒なステップを一つですます事が出来るということで人気が爆発しました。ですので、そこまでガチガチに本格的ではないメンズメイクであるのであれば、基本はこの「BBクリーム」で十分というわけなのです。
BBクリーム選び方
クリームの伸びが良いものとか言われても、実際何のことだかさっぱりわかりません。ですので個人的に思う、初心者の自分達がクリームを選ぶ基準として押さえておきたいポイントは、
①色
②紫外線防止
③カバー力
まずはこの3つに絞って選んでいきましょう。
色
何度も言いますがメンズメイクの目的はあくまで”欠点のカバー”です、メンズ用のBBクリームは数多く発売されていますが、各社色の種類は多くて3種類程度です。ですので選ぶのはそこまで難しくはないのですが、この時注意するポイントは一つ、”自分の肌の色よりワントーン落とす”です。スケベ心で普段より少し白めに、、なんて基準で選んでしまうと一気にバカ殿の様になるので気をつけましょう。
紫外線防止
どのBBクリームも大抵紫外線予防効果があります。パッケージの裏を見てみるとSPFの数値とPAのレベルが+の数で表記されています。普通に使用するのであればSPFが30程度、PAのレベルは+が2つ付いていれば問題ないでしょう。例えば営業職などで外回りが多かったりするのであれば、それより少し上を選ぶ感じで問題無いのではないでしょうか。
カバー力
最後にカバー力、確かにこれが高ければ多少の赤味や髭剃り跡など隠すことは出来るのですがその分厚塗り感や不自然さが増すので、個人的にはカバー力の高いクリームはオススメしません。どうしても気になるニキビ跡などは、コンシーラーで部分的に隠しましょう。
つける時の注意
初心者はとにかく薄付け!少量を手の甲にとり本当に少量ずつよく伸ばす感じで使っていきましょう。初めのうちは長い間鏡をみていると段々わけがわからなくなってきますので、たまに違う鏡で、そして違った明るさでチェックするようにしましょう。とにかく不自然にならないように!これがポイントです。
実際にタイプの違うBBクリームを2種類購入してみたので細かいところを見ていきましょう!
RETOUCH(レタッチ)BBクリーム
▲RETIUCH (レタッチ)BBクリーム、3,300円
美容系YouTuberの宮永えいとさんプロデュースのこちらの商品、「大人男子の身だしなみをアップデートする」をテーマに開発されました。メイクで盛るのではなくクマやシミを消し肌をレタッチする、と記されている様に、仕上がりもあくまで自然な感じです。
SPF32、PA ++
色は一色のみ、比較的サラッとした使い心地でクリームというより乳液に近いような印象です。
非常に塗りやすく伸びもあり、その分よく肌に馴染みます。初めの内はつけているのどうかわからない位薄く感じますが、それでいいのです。決して盛る必要はありません、自分では気づかなくてもしっかりと効果は出ています。
メンコス サンカット BB
▲メンコス サンカット BB、1,683円
一方こちらは若干ターゲットが若めのBBクリームです。色もナチュラルとトーンアップの2種類。あれほど色は暗めに!と言っておきながら色気を出して明るいトーンアップの方を選んでしまいました。
SPF50、PA++++
脅威の紫外線カット力、当然カバー力も強めなので質感も前者と比較して非常にマットです。
クリームを出しただけではその違いは分かりにくいのですが、この様に伸ばしてみるとその違いは一目瞭然です。周囲の肌色との差も歴然で非常に”塗ってる感”が強く感じます。ただしマットな分、カバー力だけではなく肌の質感をより均一に整えてくれるので、しっかりと使いこなすことができればそれこそコンシーラーなどを使わずにこれ一本で全てカバー出来そうです。とにかく少量ずつしっかりと伸ばす感じで肌に馴染ませていきましょう。
どちらのクリームもつけてみて驚いたのは、単純に色をカバーするだけではなかったということです。色を整え更に表面の凹凸を隠し質感を均一にするだけで、こんなにも印象を変えることが出来るとは正直思ってもみませんでした。確実に見た目のクオリティはアップすると断言出来ます。
たまに一過性のブームだからなんていう意見も目にしますが、実践してみた感想としては大いにアリ!というのが素直な気持ちでした。中学生の頃に初めて整髪料を買った時の様な気持ちになり、あれこれ調べるのがとても楽しかったです。化粧崩れを気にするほどガッツリメイクをしているわけではないので、別にメイクしたらもう顔に触れないわけではありません。汗をかいたら少し注意して普通に拭けばいいのです(もちろんタオルの方には色がつくのでそこは注意ですが!)。その辺りの匙加減は自分でいくらでも調整できるので、色々と思考錯誤をしながら自分に合ったメイクアイテムを探してみるのもとてもワクワクして面白いです。ただクリームを一つ塗るだけで本当に驚くほど印象が変わるので、皆さんも軽く日焼け止めを塗る感覚で始めてみてはいかがでしょうか。すっかりメンズメイクの味を覚えてしまい、若い子よりも僕らの様な中年の方にこそオススメしたいと思うトモGPなのでした。