結局一番飲むのはセブンのアイスコーヒー、トモGPです。近年ますます盛り上がりを見せる世の中の健康志向、その中でも再び注目を集めているのが代替えミルクです。特に最近人気なのが「オーツミルク」、当ブログでも以前に何度かお伝しており、その都度反響の大きさに驚いています。
以前はなかなか手に入りづらかったオーツミルクも、最近ではスーパーなどで見かけることも多くなりました。すっかり暑くなりアイスラテの美味しい季節、過去の記事でも書かせてもらった様に自分は相変わらずマイナーフィギュアズのオーツミルクを愛飲させてもらっていますが、近頃は商品の種類も増え初めどれを選べば良いのか迷ってしまうこともしばしば。そこで今回は、スーパーやカルディコーヒーファームといった輸入食品などのお店で気軽に購入することの出来る有名どころのオーツミルク、それらをいくつか購入し徹底比較をしてみたいと思います！
オーツミルクとは
豆乳やアーモンドミルクといった代替えミルクのひとつで、原料にオーツ麦を使用しています。食物繊維が豊富で底GI、クセの無い甘味に加えしっかりとしたコクと風味と非常に有能なミルクです。そして最近特に注目されているのがその製作過程です。牛乳や他の代替えミルクよりも水の使用量やCO2の排出量が圧倒的に少ないため地球への負荷も比較的軽く、オーツミルクは環境に非常に優しいミルクとして注目を集めているのです。ブルーボトルコーヒーなんかでは以前からオーツミルクを使用していましたが、最近はスターバックスコーヒーでもオーツミルクを注文出来る様になりました。いろいろな面で優等生なこの「オーツミルク」ですが僕が好きな理由はいたってシンプル、それは”味が美味しいから”です。コーヒーが大好きな自分は基本的にはラテとして楽しんだり、シリアルにかけて食べたりしています。好みによって色々な使い方の出来るオーツミルク、それでは各商品細かくみていきましょう！
MINOR FIGURES（マイナーフィギュアズ）
マイナーフィギュアズ オーツミルク 1L 864円
当ブログではすっかりお馴染みのマイナーフィギュアズのオーツミルクです。何の見返りも無いのになぜにここまでこの商品を推しているのかもはや自分でもわかりませんが、自分がオーツミルクを知るきっかけになったのがこの商品で、そしてとにかく味が美味しいので少しでも皆さんにお伝えしたくいつも勝手に商品を紹介させていただいておりますw。
マイナーフィギュアズはイギリスとオーストラリアに拠点を置く会社で、とにかくコーヒーにベストマッチするミルクとして製品開発されたのがこのオーツミルクです。しかも使用されているのは全て有機原材料というから驚きです。
栄養成分（100mlあたり）
エネルギー：48kcal
たんぱく質：0.2g
脂質：2.1g
炭水化物：9.5g
食塩相当量：0.1g
牛乳よりも深みがあり、豆乳みたいなクセも無く、加えてほのかな甘味があり更に後味スッキリ、という野球で言えばエースで4番のような恐るべきスペック、それが自分の持つオーツミルクの印象です。まあそんなオーツミルクの印象を僕に植え付けたのもこの商品なわけですので、以下に紹介する商品はどうしてもこのマイナーフィギュアズのオーツミルクを基準とした比較になってしまうことをお許しくださいw。
クセになる美味しさのマイナーフィギュアズのオーツミルクですが、価格が若干高めであること、そして非常に入手しづらいということなどいくつか欠点もあるのですが、最近はカルディコーヒーファームのようなお店でもみかけるようになりましたので、以前に比べると比較的入手しやすくなったように感じます。ちなみにこの会社、HPをご覧になられるとわかると思いますが、ビジュアルがとにかくオシャレでパッケージアートなんかも非常に魅力的だったりします。
alpro（アルプロ）
アルプロ オーツミルク（砂糖不使用） 250ml 140円 1L 500円（オープン価格）
現在スーパーなどで一番目にすることが出来るオーツミルクが、このアルプロのオーツミルクです。スーパーの乳製品コーナーで見かけたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
アルプロはベルギーに拠点を置く会社で、大豆ベースのベジタリアンやビーガンのための製品で有名な会社です。日本のスーパーでよく見かけるようになったオーツミルクは、砂糖を使用しているもの、使用していないものをそれぞれサイズ別に2種類づつ販売しています。
栄養成分（100mlあたり）
エネルギー：40kcal
たんぱく質：0.2g
脂質：1.5g
炭水化物：6.8g
食塩相当量：0.08g
最初に飲んだ正直な感想は”薄い！”でした。成分表からもマイナーフィギュアズの物と比較すると脂質や炭水化物の量が少ないので、単純にコクや風味付けのための原料の量が少ないのでしょう。ただそれでもオーツミルクの味わいはしっかりと感じることが出来、さっぱりしている分ゴクゴクと飲みやすい印象を覚えました。自分の様に”味にパンチが効いていれば良い”という人間ばかりではないので、このくらいさっぱりしている方が、実は多くの人にとってはオーツミルク入門として最適なのかもしれません。
個人的にはカフェラテに使用するのには多少物足りなさを感じますが、シリアルなんかにかけるのにはこの位さっぱりしていた方が良いのかもしれません。そして何より入手しやすく価格もお手頃というのが素晴らしいです。今回は砂糖を使用していない方を試してみたのですが、次回は砂糖を使用している方も試してみたいと思います。
GO:GOOD OATMILK（ゴーグッド オーツミルク）
GO:GOOD OATMILK（ゴーグッド オーツミルク）（濃いめ）1L 415円
最後に紹介する製品がこちら、ゴーグッド オーツミルクです。ユルイ感じのパッケージのかわいさに惹かれ思わず手にとってみましたが、調べてみるとこの春に発売されたばかりの商品で、まだ一部地域のみ？の販売のようです。
GO:GOODというブランド、実はこれなんと泣く子も黙る天下のコカ・コーラ社の自社ブランドなのです。いつでも「ゴクっ！と」飲める手軽さをコンセプトにしたブランドらしく、もともとスープや和だしなんかがメインのブランドのようです。満を持して発売されたオーツミルクはコカ・コーラ社初の植物性ミルク製品ということで、このあたりからも世間における「オーツミルク」の関心の高さがうかがえます。
栄養成分（100mlあたり）
エネルギー：60kcal
たんぱく質：0.9g
脂質：3.1g
炭水化物：7.0g
食塩相当量：0.1g
基本は”なめらかプレーン”と”こっくり濃いめ”の2種類、ラテにもピッタリ！ということから今回は”こっくり濃いめ”にトライしてみました。前の2つの製品と栄養成分を比較してみてもダントツでカロリー高めなことから、”こっくり濃いめ”という名前は伊達では無い印象を受けます。確かにその味は濃いめです！コクと風味が深くほんのりとした甘味も感じることが出来ます。うーん、この感じは1つ目紹介したマイナーフィギュアズの製品に寄せてる感がプンプンしますねw。マイナーフィギュアズインスパイア系といったところでしょうか。ただ残念ながら若干ではありますが質感が粉っぽく感じることと、豆乳程では無いにしろ多少匂いにクセを感じました。確かにコーヒーには合うとは思いますが、”濃いめ”としてのクオリティに関してして言えばやはりマイナーフィギュアズの圧勝の様に感じます。しかし本家の約半分の価格でこの味わいはさすがコカ・コーラ社といった感じですので、GOO:GOODのオーツミルク、製品としては非常に優秀なのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか、もちろん味の好みは人それぞれですので一概にこれが良い！と言い切ることは出来ませんが、オーツミルクを選ぶにあたり少しでも参考になってもらえれば幸いです。ますます目が離せなくなりそうなオーツミルク、今後もまだまだ追っていきたいと思います！
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