バチェラー4予想、大外れのさじゃんです。いやー本当に素晴らしい結末でした。ここまでの素晴らしいストーリーを描こうにも映画でも描けません。秋倉諒子さんが最終的に選ばれるエンディングとなりました。今回のバチェラー4は見ているこっちも最後まで予想できないスリリングな展開でした。なぜに黄皓さんが過去最高と言い切れるのか勝手に熱弁させていただきますw
過去のバチェラーだったら間違いなく休井さんを選んでいた
そうなのです、直前予想の記事では私さじゃんは休井さん予想としておりました。
その理由は簡単で黄さんが一番顔がタイプそうだったからwにほかなりませんし、過去のバチェラーシリーズでも結局休井さんタイプの方が最終的に選ばれるパターンが多かったため
結局最後は顔じゃんかー
というバチェラー好き女子たちの阿鼻叫喚が最終回になると聞かれていたのが恒例でした。もちろん今回のもうひとりのファイナリストである秋倉さんも十分に素敵ですしキレイだと思うのですが”選ばれる女力”という点では戦前は確実に休井さんが一歩リードしていたと思います。
黄皓が選択を変えた理由
ターニングポイントは最終回の「中国の自分の両親に会わせる」というイベントにあったように思います。バチェロレッテでも登場した仲良く熟年夫婦の黄さんの両親となぜか終始無表情の妹が登場し和やかな雰囲気ではあるものの「品定め」するような感じのイベントでした。
順調そうに見えた休井さんと両親の顔合わせ、しかし後から振り返れば両親に休井さんを気に入って欲しいとアクションする黄さんが居たような気がします。それ自体悪いことではないのですが、本来であれば可能な限り自然体の彼女を認めてくれるのがベストだと考えますが微妙なズレが最後まで拭えなかったのかもしれません。
中国の家庭は日本の家庭の結びつきよりも強いことで知られています。ですから、我々が思うよりも両親や妹の評価やリアクションというものが重要だった可能性が高く休井さんに問題があったと言うよりも秋倉さんがそれ以上にかなり良かったと思うのが自然なのかもしれません。
しかし休井さんに落ち度があるとすれば、自分を素直に出しきれなかったこと。今まではその美貌で追われる恋愛をしてきたと思われますが、自分から追いかける恋愛偏差値において熟成しなかった可能性がありバチェラーの黄さんからすると、
本当に何を考えてるか探らないとならない人は結婚相手になり得るのか
という問いかけはあったかもしれません。しかしながら、女性としての可愛らしさや良い意味でのあざとさと言う部分では黄さんは休井さんにハマっていたのは事実だと思いますし、本当に最後まで悩みに悩んだんだろうという苦悩は伺えました。
結構重要な男友達の視点
サプライズで決断前夜にバチェロレッテのセミファイナルの2人が登場。真剣に黄さんの悩みを受け止めます。黄くんの気持ちが一番大事と語る杉ちゃんと、難しい決断だと共感するローズ。3人の友情の深さを感じ取れる瞬間でもありました。結局どっちなんだろうねと問いかける黄さんに対して2人は、
表情や話しを聞いてる分には休井さんに惹かれているのでは?
とアドバイスを受けます。しかし、後に黄さんは2人に休井さんと言われたことに違和感を覚え秋倉さんも十分素敵なのにと葛藤したと語っています。この現象はバチェラー3で友永さんが両親に合わせたとき後の奥さんとなる恵さんを反対されたときにスイッチが入った現象に親しいものだと感じています。
自分が気に入っている人を悪く言われると、親であれ彼女であれ友達であれ嫌な気持ちになります。この嫌悪感をきっと黄さんは正確に分析したのだと思います。
圧倒的な追い込みを見せた秋倉さんと両親の対面
黄さんや視聴者の好感度が爆上がりしたのは秋倉さんと黄さんの両親との顔合わせ。彼女は内助の功的な雰囲気を存分に生かし、
圧倒的な共感力を武器に黄さんの心にフィット
したように感じました。結局勝敗を分けたのはこの両親との顔合わせであり、彼女のひたむきな想いや圧倒的な”男性をたてる力”を見せつけ休井さん優位と思われた勢力図を塗り替えたように思いました
。難しい話にはなってしまうのですが、こうした秋倉さんのような正直で真っ直ぐな女性の良さに気づけない男性も少なくなく、この状況であれば休井さんのような天真爛漫で可愛いとされる女性に向かいたくなります。黄さんがキングオブバチェラーだと勝手に認定したのは、その最後の決断にあると思っています。
結婚とは愛すると言うより受け入れること
最後の瞬間を迎えます。自信ありありな休井さんとは対象的に不安げな秋倉さんの表情。最後まで休井さんは自分が選ばれると信じていたと語っていました。
性格の良さや真っ直ぐな秋倉さんの心持ちを表した表情ですね。この時点でかなり優位と感じていましたが、四代目バチェラー黄皓の決断は。。。
秋倉さんを最後の勝者と決めました、こんなにも万人が納得するモヤモヤのない決断ははじめてだったように思います。もちろん、バチェラー本人が納得すれば誰を選んでもいいと思うのですが秋倉さんの性格の良さ、信じる力が届いた瞬間だったと思いましたし納得の結果だったと思います。
休井さんにもバチェラーは伝えていましたが、休井さんに悪いところがあったわけではなく秋倉さんが誰よりもバチェラーの心を打ったのだと。それだけのことだと思っています。十二分に二人共素敵な女性ですし黄さんも本当に悩んだと思いますが、バチェロレッテで叶わなかった
黄皓と言う人間をありのまま受け入れてくれる存在を探すたび
が今回の裏テーマだったと思われ不器用な黄さん(自分をされけだす)に自然に寄り添える相手は秋倉さんだったのではと思っています。そういった意味でも、男女ともに世代を超えて国籍を超えて祝福される選択をした四代目バチェラーは個人的には過去最高のバチェラーだったと思いますし、最後まで分からない展開に引きずり込んでくれた黄さんには本当に感謝しています。
まだ、バチェラーシリーズを見たことがないという方も今回のバチェラー4から見ていただければ清々しい気持ちで受け入れることができると思うのでおすすめですが、ネタバレで誰が選ばれるかわかった状態でもう一度見直すのも楽しいかもしれません。
次回のバチェラー&バチェロレッテシリーズに期待しつつ今年は黄さんに感謝してレビューを終わらせていただきます。お二人ともお幸せに!