やっぱり米が好き、トモGPです。とっくに秋を通り過ぎ年が明けても全く衰える気配の無い食欲、食べ物に関して基本的に好き嫌いは無く美味しいものは食べるのも作るのも大好きです。では一番好きな食べ物は一体何なのか?カレー、焼肉、寿司、ハンバーグ、パッと頭に浮かぶのはまるで小学生の好物の様なものばかりですが結局のところはそう”お米”なのです。今回はこのお米をとにかく美味しく楽しむことが出来るお店「おひつ膳田んぼ」を紹介したいと思います。
美味しいごはん専門店 おひつ膳田んぼ
まずHPのトップ画を見て貰えればおわかり頂けるように、お店の名前よりも前に大々的に掲げられている”美味しいごはん専門店”という表記、これだけでこのお店がどれだけ”ごはん”に力を入れているのかがわかります。というかお店の名前どこ?w。
平成8年の創業以来とにかく美味しいごはんを食べることが出来るお店として人気を博して続けているおひつ膳田んぼ、都内に和食や懐石料理のお店は数多くありますしもちろんごはんにこだわっているお店も沢山ありますけど、そのごはん自体を全面に押し出しているお店は実は珍しかったりします。お店が取り扱っているお米にこだわりがあるのはもちろん、実際に新潟に田んぼも所有し米作りにも力を入れているとのことで、インスタグラムからもとにかくお米愛が溢れているのがよくわかります。精米自体もお店で行いその方法も出来るだけお米にダメージを与えない様に2回に分けて行うこだわりっぷり、美味しいごはんを提供するためのポイントである・米選び・保管・調理・残りごはんの管理、これらをとにかく徹底して行うことが確かな美味しさであったりお店の人気に繋がっているのでしょう。そんなおひつ膳田んぼは代々木本店の他に表参道店、新宿店、そして昨年末には三軒茶屋店がオープンしました。表参道店には何度か訪れたことがあったのですが、今回は初めて代々木本店を訪れてみました!
場所はJR代々木駅から徒歩3分、西口の駅前は交差点で分岐が多くわかりにくいのですが駅を背にして真正面の道を増まっすぐ進みましょう、大きな代々木ゼミナール本校のビルが目印です。
お店のイメージにピッタリな外観、定食屋というより上品な和食のお店といった雰囲気です。この日東京では珍しい雪のちらつくとても寒い一日でしたが、何だか雪もよく似合います。
表にはメニューも、実はおひつ膳田んぼの代々木本店だけは朝8時からオープンしていて、なんと10時までは朝食メニューを注文することが可能なのです。周囲にはオフィスも多いので、これは働き盛りのサラリーマンにとっては強い味方なのではないでしょうか。
入り口の敷居が高そうな雰囲気とは打って変わって店内は正に定食屋といった非常に親しみやすい雰囲気、手書きの食材表記やメニューが素敵ですね。
週ごとにお米の種類が入れ替わり色々な種類を楽しむことが出来ます。この日のお米は新潟は魚沼のコシヒカリ、非常に楽しみです。
メニューは魚料理がメインになります。ごはんを一番美味しく引き立てるおかずといえばやはり魚料理!焼き魚からお刺身まで本当に悩みますw。
ちなみにこの日の季節のおひつ膳はブリの塩焼き!これもまた非常に魅力的なメニューです。
そして定食の他にもこんなに多くの種類のおにぎりとごはんに良く合う小鉢達が!ちなみに定食もおにぎりもテイクアウト可能で、予め電話注文をしておけば受け渡しもスムーズに行えます。
焼しゃけやブリの塩焼きも魅力的なのですがここは自分の大好物という理由からさばの味噌煮を選択、このおかずでごはんを惜しみなく堪能させていただきたいと思います。お刺身などおかずの種類によっては海鮮丼スタイルでおひつのごはんの上におかずが盛られている場合もありますので、白飯オンリーでモリモリ食べたい方はメニューの写真をしっかり確認することをオススメします。
おひつ膳の定食はこの様なスタイルで運ばれてきます。おひつに入ったごはんとお味噌汁、メインのおかずにもろみ味噌や高菜などのストロングスタイル、急須の中には玄米茶が入っておりお茶漬けとして楽しむことも出来ます。一つづつ見ていきましょう。
メインの鯖の味噌煮です、中までしっかり火を通した身の締まった鯖に少し濃いめに味付けされた味噌がこの上なくマッチします。おかず、正にその名の通り主食であるごはんをより美味しく食べるための副菜としての役割を遺憾無く発揮してくれます。鯖の油っぽさを和らげる生姜がまた食欲をそそります。
付け合わせは左からしそもろみ味噌、卵焼き、煮豆、高菜の漬物、有明産の海苔になります。もちろんそのままごはんと一緒に食べても良いですし後々お茶漬けとして楽しむのも良いですね。甘い味付けの卵焼きと煮豆は箸休めにもってこいです。正直この付け合わせコーナーだけでおひつのごはん丸々たべれちゃいますw。
シンプルななめこのお味噌汁です、三つ葉は香りだけではなく目にも鮮やかなのが嬉しいです。
ではおひつを開けていよいよ念願の炊き立てごはんとのご対面です。まずビックリするのがその見た目、ごはんの一粒一粒の輪郭が非常にはっきりしているのです。そして見ておわかりの様につやっつやできれいなのです。おひつ一杯で大体0,5合といったところでしょうか、そこまで多くはありませんがおひつのおかわりは一回までは無料です!
お茶碗によそってもお米の形は崩れることなくきれいなまま、かといって芯が残っているわけではなくこれでもかという程ふっくら炊き上がっています。硬さも絶妙で口の中に運んでもごはん一粒一粒の形がわかるくらい、ありきたりの表現になりますが噛めば噛むほどごはんの甘味が口の中いっぱいに広がります。鯖味噌の塩辛さも相まってあっという間におひつ一杯をたいらげてしまいました。
おかわりをして最後はお茶漬けです。付け合わせのしそもろみ味噌は玄米茶のお茶漬けとの相性も抜群、高菜の漬物もあるのでサラサラと飲むように食べてしまいました。
もちろん帰りはおにぎりのお土産も忘れずに買いましたw具材は王道のおかかと明太子です。おにぎりは大きく当然味も美味しいので差し入れなんかでも非常に喜ばれます。
「何千回とごはんを炊いてきたけどお釜を開ける時は毎回緊張する」とブログにも書いてあるように、どのお店よりもお米と真剣に向き合い続けるこのお店のごはんの美味しさは本物です。おひつ膳田んぼもともと知り合いの美容師さんが教えてくれたお店で表参道店にはよく通っていました。やはり場所が違うとお客さんの層も異なり表参道店では美容師やアパレル関係っぽい若い男の子のお客さんが多く、短時間で山盛りごはんをモリモリ食べている姿が非常に印象的でとにかく美味しそうだったのをよく覚えています。ですので自分もおひつ膳田んぼに来る時は炭水化物リミッターを外し満腹になるまでごはんをいただく様にしていますw。とにかく美味しいごはんをお腹いっぱい食べたいそこのあなた!今までのごはん観がひっくり返ること請け合いですので、ぜひお近くのおひつ膳田んぼに足を運んでみてはいかがでしょうか。