前回よりの続きです。第一試合の大盛り上がりからRIZINバンタム級トーナメントが始まります。今回のRIZIN33は捨て試合と呼ばれるものもなく、どれも見逃せない試合ばかりでした。
第2試合 RIZIN バンタム級トーナメント 準決勝 朝倉海 vs. 瀧澤謙太
試合は朝倉海選手の判定勝ち。滝澤選手も最後まで立っていい試合をしていましたが、終始朝倉選手優勢で時々グラつかせるなど有効打も多くもらってしまった印象でした。しかし、どちらも赤いパンツで見ていて若干混乱する試合でした。
滝澤選手の入場
朝倉海選手の入場。テレビで見ている入場シーンはこんなに近くから撮られているんですね。
その後ろをセコンドの皆さんが歩いていきます。
朝倉海選手退場シーン
第3試合 RIZIN バンタム級トーナメント 準決勝 扇久保博正 vs. 井上直樹
試合は打撃あり、寝技ありでこれぞMMAという流れでしたが、寝技で勝っていた扇久保選手の勝利。井上選手はあまり調子がよくないように見えました。事前予想も井上選手有利と言う声が多かったので、この日の扇久保選手はなにか違う物があったのかもしれません。
井上選手入場。扇久保選手撮れず悲しい。
第4試合 RIZIN バンタム級トーナメント リザーブマッチ 元谷友貴 vs. 金太郎
リザーブマッチですが、サブミッション好きとして個人的に推しメンの寝技プロフェッサー元谷選手の登場です。DEEPからRIZINに参戦してから、堀口恭司とフルラウンド戦ったり、祖根寿麻、扇久保博正、井上直樹と、当日出場している選手とも一通り対戦経験のあるという経歴はリザーブから優勝も十分狙える実力の持ち主です。
金太郎選手の入場。スポンサーいっぱい!
元谷選手の入場。寝業師はシンプルでよい。
第5試合 スペシャルワンマッチ 祖根寿麻 vs. 太田忍
次はオリンピックメダリストの太田忍選手と沖縄出身ファイター祖根寿麻選手。金太郎に勝ったり、元谷選手、エンペラー皇治と戦ったりして、決して弱い選手じゃないのに、2回もジャーマンで投げられてて、改めてオリンピアンのフィジカルやべぇと感心する試合でした。
試合後祖根選手は引退を表明して、指導者など第2の人生を進むようですね。
祖根寿麻選手退場シーン
太田忍選手退場シーン
第6試合 スペシャルワンマッチ シバター vs. 久保優太
そして次がRIZIN33終了後の話題をすべてかっさらっていったシバターVS久保優太。
当ブログライターさじゃんによるこの試合に関しての考察もぜひご覧ください。
なんだかんだで盛り上がってしまうこの試合
奥さんの生歌で入場する久保選手
ヒカルやてんちむを引き連れて入場するシバター
試合は1Rでシバターの引き込み腕十字が決まり、セコンドからタオルが投入され終了。エンタメとしては成功したのかもしれませんが、純粋に格闘技を楽しみたいという気持ちと興業の事も考えないと行けない立場もわかるので難しい問題かなと思います。勝ち負けを約束していたわけではないので、純粋に八百長かどうかと言われると限りなく濃いグレーだとは思いますが、勝ってたら言わないだろうに、このやりとりを公開してしまった久保選手が残念で仕方ありません。けど、個人的には、K-1での実力はあるので今後のMMA挑戦を応援したいと思っています。
久保選手には青木真也の「八百長と浮気は認めちゃダメなんだよ。俺は、やってないものはやってない!」という言葉を贈ります。
その他の試合の様子はまた次の記事でご紹介します。