2021年のSupremeFWコレクションWeek17にて発売された衝撃のコラボアイテム、Supreme x 「機動戦士ガンダム」コラボガンプラ。発売日当日のオンライン争奪戦に敗れ残念ながらゲット出来ずにいたこの幻のアイテム、なんと先日私トモGPの誕生日に我が本能ブログのさじゃんからプレゼントとしていただいてしまいました！（さじゃんありがとうございました！）というわけでまさかゲット出来るとは思っていなかったこの幻のアイテムを今回は全力で紹介していきたいと思います！
世界的な人気を誇るブランドSupreme
ファッションにあまり興味が無い方でも「Supreme」(シュプリーム）というブランド名やボックスロゴは一度は目にしたことがあるはずです。NYに拠点を置くスケートブランド（実はスケボーやスケーターファッションを取り扱うブランドなのです！）で、現在はその枠を飛び越え世界でもトップクラスのストリートブランドとなり多くのアイテムが発売と同時に売り切れ高額転売されるほどの人気ブランドとなりました。
2017年衝撃のSupreme x LOUIS VUITTONコラボで爆発的にその知名度を上げたSupremeですが、実はSupremeはこのLOUIS VUITTONのように洋服でも小物でも様々なブランドとコラボレーションをするブランドとしても有名なのです。そんな中昨年2021年に発売されたのがSupreme x 「機動戦士ガンダム」コラボでした。
ジャパニメーションの傑作 機動戦士ガンダム
海外での認知度も高くドラゴンボールとまでは行きませんがw昨今のガンプラブームに伴い世界的な人気も高まりつつある「機動戦士ガンダム」。先ほども記した様にSupremeがコラボレーションする相手は決してアパレルブランドだけではありません、食器からオーディオ製品まで今まで販売されてきたコラボアイテムは本当に多種多様ですがそのコラボ相手に唯一共通して言えること、それは全てのコラボ相手が確かな品質と世界的な信頼を兼ね備えたブランドであるということです。今回ガンダムがSupremeのコラボ相手に選ばれたことは、世界的人気とはいえあくまで海外でも"オタクのもの"だったガンダムがようやく世間一般に認められたということなのかも知れません。
ガンプラとは？
先ほどからちょいちょい出てくる「ガンプラ」という言葉、皆さんは一体何のことだかご存知でしょうか？
ガンプラ
「機動戦士ガンダム」のシリーズに登場するモビルスーツ、モビルアーマーと呼ばれるロボットや戦艦などを立体化したプラモデルのことで、1980年に誕生した「1/144ガンダム」以来、40周年を迎えた2020年5月に累計出荷数7億個が販売されています。品質へのこだわりと市場への即応性をより確実にするために、現在、ガンプラは“ホビーのまち静岡”にある「バンダイホビーセンター」で企画・開発から生産まで国内で一貫して行っています。〜公式HP より〜
もともとは”ガンダムのプラモデル”という言葉の略称であった”ガンプラ”が今は正式名称になっているのです。そんなガンプラとSupremeが今回コラボレーションを行ったというわけなのです！まずはこちらの動画をご覧ください。
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カッコ良すぎませんか？こんな動画を見てしまったらファンでなくとも欲しくなってしまいます。なんだかSupremeのこのアイテムに対する熱の入れようも他のコラボアイテムと違う気がしますw。
お伝えしたいことはまだまだあるのですが前置きが異様に長くなってしまいましたのでw、早速アイテムの方を見ていきましょう！
Supreme x「機動戦士ガンダム」ガンプラ
まずパッケージアートからしてすでに最高です！真っ赤なガンダムがシールドとビームライフルを携えて凛々しく立っているこのパッケージアート、実はこのデザインは1980年代に発売された当時のガンプラのパッケージアートをオマージュしたデザインになっているのです。元ネタと比較するとこんな感じです。
まんまですw。Supremeのニクい心意気に脱帽です。
Supremeとガンプラ、縦に並んだロゴがたまりません。ロゴ横の"MG"や”Ver.3.0"という表記は、このアイテムが「MG 1/100 RX-78-2ガンダムVer.3.0」というキットをベースにしていることを表ます。またMGとは”マスターグレード”という意味を持ち数種類あるキットのグレードの事を指します。まさかSupremeロゴとガンプラロゴが一緒に並ぶ日がくるなんて夢にも思いませんでした。
側面ももちろん当時のデザインを再現、それでは箱を開けていきましょう、オープン！
いやすごいですね、予想はしていましたが思っていた以上に真っ赤ですw。そしてこのキットの目玉の一つであるSupremeデカールも発見！ワクワク感が止まりません。
このキットはガンプラの種類でいうと”マスターグレード”という上位キットに分類されます。つまりどういうことかというと今回のSupremeコラボガンプラは”上級者向けでパーツ数も多い”ということなのです。こりゃ組み立てるのも一苦労ですw。
ガンダム本体の外装パーツは非常に綺麗なクリアのSupremeレッド、
そしてすべてのパーツがクリアレッド一色かと思いきやガンダムの骨格となる内部フレームはクリアではない少しマットなレッドでした。
マニュアルにも記載されているのですが実はこの内部フレームに使用されているプラスチックは”エコプラ”というリサイクルプラモデルで、これも今回のコラボモデルオリジナルの仕様となっています。
そしてこのキット一番の目玉がこちら、
Supremeロゴの入ったシールドになります！しかもSupremeのロゴはなんと別パーツのハメ込み式！！
このSupremeの文字を、
このシールドのパーツに一つ一つハメ込む仕様になっているのです！そしてこれが本当に驚きで、一体何が驚きかなのかというとなんとバンダイはこのキットのこのパーツを作るためだけにに金型（プラスチックを流し込む金属の枠）から製作したということなのです。キットの色だけを変えるのであれば元々存在する金型に他の色のプラスチックを流し込んでSupremeロゴはシールにしてしまえばすむ話なのですがそれはせず、ここでオリジナルのパーツをゼロから作り出したことにこのアイテムに対するバンダイの強い熱意を感じます。
（通常のランナー）
しかも実はここにもう一つ嬉しいしかけが施されていて、切り離す前のプラモデルのパーツがまとまっている板状のものを”ランナー”と呼ぶのですが、パーツ数が多ければ多いほどランナーの枚数も増えるので通常は上の写真の様にランナーごとにAのランナー、Bのランナーといった具合ににアルファベットで振り分けられるのですが、
なんとこのシールドの2枚のランナーだけ、そのアルファベット表記がSupremeの”S”と”U”になっているのです！しかもフォントまで再現！！これ意外と気がつていない人は多いと思います。パーツを切り離した後もこの部分だけは大切に保管したいと思いますｗ。
これだけもう一枚欲しくなってしまうようなシールも付属していて、
マニュアルアートももちろんオリジナル。
中のイラストだってもちろんオリジナル仕様で、
更に海外向けにしっかりと英語表記もされています。まさに隅々までこだわり抜かれたアイテムと言えるでしょう。
まとめ
今回のSupreme x「機動戦士ガンダム」ガンプラの特徴をまとめまてみましょう。
・本体外装がクリアレッド
・本体フレームにはエコプラを使用
・シールドが新規造形パーツ
・オリジナルのデカール（シール）の付属
・オリジナルのパッケージアート
・オリジナルデザインのマニュアル
これだけ多くのオリジナル要素が詰まったプレミアアイテムとなっているのです。
そもそもなんでガンダムなんだ？赤だったらシャア専用ザク（ガンダムのライバル機で機体色が赤）だろ！？などガンダムファンからしたら突っ込みどころもあるかも知れませんが細かいことはどうでもいいのです、”とにかくカッコいい”この一言につきます。恐らく開封せずに持ち続けていれば将来的にはお宝アイテムになることは間違いないと思いますがガンプラは作ってなんぼ、ここはしっかり組み立てていきたいと思います！というわけで只今鋭意製作中ですので完成しましたらもたこちらの方で報告させていただきたいと思います。今回のアイテム紹介編に続き製作編の方も楽しみに！
