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3/14まで!魅惑の”メンズリングコレクション”を見てきた【21_21DESIGN SIGHT】【レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校】

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現在六本木の21_21DESIGN SIGHTで行われいている”メンズリング イヴ・ガストゥ コレクション”を見てきたのでお届けしたいと思っております。開催も2022年の3月14までと迫っておりますので気になる方はお早めに。本能ブログYou Tubeチャンネルにも今回の模様をアップしておりますのでよろしくお願い致します!

主催はレコール宝飾芸術の学校

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会場は六本木のミッドタウン近くの21_21DESIGN SIGHTでなんと無料で展示を見ることが出来ます。

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主催はレコール ジュエリーと宝飾芸術の学校という日本だと聞き慣れない学校ですが、フランス・パリを拠点にヴァンクリーフアーペルが2012年に出資し世界各国に「ジュエリーと宝飾芸術の文化」を広めるために講義、対話型レクチャー、展覧会などを企画している学校のようです。

イヴ・ガストゥ氏の秘密のコレクション

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イヴ・ガストゥ氏はパリのボナパルト通りに開いたギャラリーのオーナーであり、サンジェルマン地区を代表するスポットとなり宝飾芸術界は知られた存在でした。ガストゥ氏が所有していたメンズ リングの類稀なるコレクションは、2018年にレコール パリ本校で展示されるまで、その存在は秘密にされていました。そこで本展では、アートディーラーとしてあまりに有名なためにこれまでほぼ知られることのなかった彼の、コレクターとしての一面を明らかにすることを目的としています。ガストゥ氏は30年以上にわたり、トレジャーハンターとしての常道(フリーマーケット、オークション、宝石商や工房の所蔵品など)だけでなく、あちらこちらを旅しながら作品を蒐集し、熱狂的に、執拗なまでに、危険を冒しながらコレクションを作り上げていきました。コレクションされた膨大な数のリングはそれぞれ、彼にとっての美しいもの、実現した夢、魅惑的な謎、具象化された記憶、可能性のかすかな領域のようなものです。このめまいがするほどの蓄積から、ガストゥ氏が美や生命に対して抱く、飽くことのない欲求を見ることができます。言い換えればこのコレクションは、2020年の彼の死によって中断された彼の偉大な業績であると同時に、彼の最後の遺言、彼の究極のクリエーションでもあるのです。 (レコール公式HP)

今回のコレクションは秘密でありレコールの本校で展示されるまで存在さえ秘匿されていたものであり相当に貴重なものだということが言えます。実際に今回目の当たりにするとその妖艶さに造り手やコレクターであるイヴ・ガストゥ氏の思いの一旦を感じ取ることが出来ます。

貴重なビンテージCartierやCHROME HEARTSも

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展示自体はすべて撮影可能でした。(許可する展示自体が少ないので驚きでした)無料でしたし撮影もできるということでレコールの宝飾芸術の学校サイドが本気でこうした世界観を広めたいという熱意を感じました。

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こちらは派手なハーフタイムショーで有名なアメリカンフットボールのスーパーボウルのメモリアルリングのレプリカだそうです。優勝したチームにちなんでいると思われますが様々なデザインで見ていて飽きないですね。メンズリングコレクションだけあって、どれもサイズが大きいのが個人的には好きですね。

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動物や神話の登場する生き物ののモチーフもメンズリングの特徴かと思います。非常に繊細な造形で見ていて表現力が凄いなと思います。

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般若でしょうか、恐ろしい形相で指につけるの怖くなりますねwいやー今にも動き出しそうな彫刻のようでもあります。

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ユダヤ教の結婚指輪だそうですが、RPGのファイナルファンタジーシリーズに出てくるキャラクターのようにも見え日本のゲームがこうした世界観から色濃く影響を受けていたのが見て取れます。

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壁一面のスカルコレクションも圧巻でした。どれも違う表情やアプローチで人間の頭部という解剖学的なアプローチではなく、”スカルモチーフ”という一つのジャンルの中で様々な手法で現代にまで受け継がれた伝統的なモチーフである一つのカルチャーであることが見て取れます。

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大きな会場ではありませんが、見応えのある展示量と見せ方で”これが無料で見られる東京って凄い”と感心してしまいましたw

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ある意味でニッチな”メンズリング”の世界を男女問わず、散歩がてら見に行ってみてはいかがでしょうか。3/14までの開催となっておりますのでお早めに!動画レポもよろしくお願い致します、以下のYou Tubeから閲覧可能です。↓↓

www.2121designsight.jp