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購入寸前で断念!EVはまだ買うなと思う沢山の理由。【テスラ】【電気自動車】

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EVは新しい車の形ではなく新しいモビリティだと思う!さじゃんです。本能ブログメンバーは自分やトモGPは車好きスーパーカー好きで年に数回ロングツーリングに行くほどの狂人ぶりです。こと自分に関してはクラッシックミニ(ローバーミニ)も購入し

いよいよエンスージアストとして人生の中盤を迎えているわけですが、トヨタも本格参入を表明した電気自動車界隈が車好きとしては気になり最近数台のEVを試乗してきました。今回お話するにあたりEV経験として自分が乗ったこと(運転したこと)があるクルマは、

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ジャガーI-PACE | ジャガー初のピュアEVパフォーマンスSUV | ジャガー

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Model X | テスラ ジャパン

というSUVタイプの2台のEVを試乗し長期間とは言いませんが通常の試乗時間よりは長く乗ってみました。友人にテスラモデル3を所有している人も居て、割とEVを身近に感じられる環境にあると思っています。ですが、クラシックカーに乗るほど内燃機関やガソリンエンジンが好きなので2022年現在EVを購入所有しては居ませんが、気になる車があってかなり購入に前向きに検討を開始し見積もりを取るところまで進んだのですが

とある理由による断念

しました。車好きスーパーカーヲタの自分に思いとどまらせたものは何だったのかコラムとして個人的な視点を共有させていただけたらと思ってます。

EV車の理解をガソリンエンジン車比べて議論してはいけない

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同じ”クルマ”という見た目をしていますが、EV車というものを理解する時にガソリンエンジン者のライフサイクル、ライフスタイルを基軸にすると、とてもじゃないですが乗り換えることは2022年現在オススメできる状況ではありません。実際にEVに乗っているYouTuberがEV自体は気に入っているが充電時間を含めたインフラ整備が全く整っておらずEV一台で生活するのはほぼ不可能(またはかなりの困難を極める)と多くのチャンネルで語られております。

EV車オーナーのブログやYou Tubeを見ていくと、一貫して伝えられていることがあります。

・日本(実は欧州も)EVインフラ整備が整っていない

・冬期のバッテリー低下問題が意外と重荷

・高速道路のSAの充電は当てにならない

・スマホ同様リチウムイオンの劣化問題が避けられない

クルマで遠出することも好きで、クラシックカーのように遠出しないまでも走行距離や電費、電池残量を気にしての運転は個人的には精神衛生上良いカーライフを送るには難しいと考え「今はまだ乗れるうちはガソリンエンジン車に乗っていたい」と思うようになりました。EVオーナーが魅力を伝えるYou Tubeチャンネルのはずなのに、一様に「まだ早い!」といった論調でこれがある意味生の声なのだと感じています。

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そんな中でもポジティブ面で言うと共通していることがあって、

EVというモビリティ自体は各メーカーとも素晴らしい出来になってきた

ということ。自分も先程あげたテスラやジャガーを試乗いたしましたが、フィーリングや走行性能はガソリンエンジン車のそれと全く異なり良くも悪くも、

自動車ではなくEVという新カテゴリーのモビリティ

という印象です。静粛性の高い室内、重量のあるバッテリーの恩恵も合って安定した走行感、先進的なインストゥルメントパネルなどなど各社EV創世記ながら自動車制作で培った技術を惜しみなく投入していると感じます。ただ、正直に思ったのが

ガソリンエンジン時代ほどクルマ自体の差別化がはかれない

と思いました。テスラに乗ろうがジャガーに乗ろうが運転すると”ああEVっぽいなー”と笑

プラットフォーム戦争も起きてユーザーにとっては地獄な現状

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こちらの写真は各社EVのコネクター部の種類になります。日本ではCHAdeMO規格が有名ですが、写真に登場していないテスラのスーパーチャージャー規格なんてものもあって昭和を生きる自分からすると古くはVHSとベータのビテオテープ紛争、最近だとSDとコンパクトフラッシュなんてメモリ規格紛争が思い起こされます。つまり、世界で統一された規格が無いばかりか購入する車種によってEV充電の規格が全く異なります。この過渡期にある現状を踏まえても2022年現在すぐにでもEV車が買いとはならないと思うのです。市場が成熟して各メーカーが意地とプライドをかなぐり捨てて一本化までは行かなくてももう少し整備されることを望みます。

ソニーとホンダは一体どこに向かうのか?

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冒頭にご紹介した自分が今回購入寸前まで本気で検討したEV、それがこちらのHonda eというクルマ。

バッテリー容量は200km(連続航行距離)台と短めながらもボディサイズが大きくなりがちなEVにあって軽自動車ライクなコンパクトとさと、スポーツカーライクなRR駆動に惹かれ見積もりを取ることに。

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こちらの5つの液晶ディスプレイとウッドの組み合わせもスカンジナビアデザインの様ででカッコいいですし、左右のドアミラーも標準でデジラルインナーミラーになっています。しかしそんな中こんなニュースが。。。

独自にEV事業に乗り出していたソニーとの急転直下の協業発表。じゃあHonda eはいずれディスコンに?ソニーのVision-sというコンセプトEVはどうなるの?と個人的には完全にシラケてしましました。

このことからも分かるように、EVの覇権を

家電やITメーカーが握るのか自動車メーカーが握るのか不透明

な状況が2022年になっても続いており、EV車自体のリセールや価値も暴落する危険性をはらんでおりガソリンエンジン車のようにおいそれとリセールを期待して乗り換えなんてことは相当に危険だと思っています。

まとめ

・ファーストカーとしてのEV購入はまだ見送るべき

・インフラ整備が日本も含め世界中でまだまだ

・メーカーも充電規格も混乱気味

・リセールバリューは本当にやばいらしい

というのが個人的な2022年3月現在の結論になります。EV車オーナーの方に喧嘩を売ると言う訳ではないですし、モビリティとしての素晴らしさは本当に感激するレベルにあります。

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ただ、生活の一部として考えた時に原状だとファーストカーとしての購入はかなりの困難(ライフスタイルの大きな変更を余儀なくされる)と言わざるを得ずEV車に関する理解や日本人のリテラシーもまだまだ追いついていないと感じます。ほぼ確実にEVに置き換わっていくであろう自動車業界だとは思いますが、今じゃない感は色々調べると拭えず本気で購入を考えただけに失望も大きかったことをお伝えして今回の記事を閉じさせていただきます。EV車のオーナーの方や購入検討の方異論反論ございましたら、コメントいただけたら幸いです。