世界中のカレーを食べ尽くしたい!どうもトモGPです。以前自分が住むこの神奈川県で最も好きなカレー店として紹介させていただいた"スパイスツリー"。しかしそれとほぼ同等に大好きなカレー店が実は神奈川県にはいくつかあります。今回はそんなお店の中から横浜はにある「サンアロハ」を紹介していきたいと思います。
「サンアロハ」は鎌倉の老舗カレー店「珊瑚礁」の姉妹店
横浜はみなとみらいの先にある「サンアロハ」は1997年にオープンしました。鎌倉・七里ヶ浜にあるカレーの名店「珊瑚礁」で料理長を務めた方が立ち上げたハワイアンレストランです。「珊瑚礁」とは鎌倉カレーの代名詞とも言うべき有名なお店で1972年に開業という50年の歴史を持つ老舗のレストランです。
「珊瑚礁」というと国道134号線沿いのお店をイメージされる方が多いかもしれませんが、実は本店は七里ヶ浜から少し中に入った住宅街にあります。とにかくカレーが有名で先ほども書きましたが”鎌倉のカレー”といえば「珊瑚礁」というくらい地元だけではなく県外にまでその名を轟かせる有名店だったりします。みなとみらいの先にある「サンアロハ」はいわばその姉妹店、こちらのお店はハワイアンレストランなのでロコモコのようなプレートスタイルのメニューもありますが、「珊瑚礁」の流れを汲んでいるのでやはりカレーのイメージが強いかなと個人的には思います。
サンアロハのカレーは自分の中では幼少期の頃から食べていたように記憶していたのですが、今回改めて調べてみるとお店がオープンしたのは意外にも1997年とそこそこ最近(といっても20年以上前ですがw)。そんな風に勘違いをしていたのはそれだけ印象が強かったのか何回も通っているからなのかは定かではありませんが、それだけここのカレーは定期的に食べたくなってしまう程魅力的なのです。
お店の場所はみなとみらいから少し外れた山下公園手前、横浜大さん橋の入り口のすぐ脇、
横浜の歴史を刻むレストラン”スカンディヤ”などが入る横浜貿易協会ビルにサンアロハはあります。
まるでテーマパークの様な外観、立て看板やヤシの木など随所にみられるハワイアンテイスト。入り口の雰囲気からしてワクワクしますよね。
決してアクセスが良いとは言えない立地なのに昼も夜も行列が必至のお店なので、表にも待機用のベンチがあります。いつもは人で賑わっているお店の周辺もコロナ禍の現在では人が少なくベンチもなんだか寂しそうです。
階段を上がり2階の店内へ。開放的な店内ですが感染予防のためのアクリル板による仕切りがしっかりとなされています。
入り口同様に店内もハワイアンテイスト一色。
どんなにこのお店のハワイ色が強くてもこの様にやはりオススメはカレーになってしまいますw。そして自分が特にオススメしたいのはメニュー見開きの右側、ページの上半分を占めている”大エビのカレー”です。もう何年通っているのかわからないこのお店ですが、自分はこの”大エビのカレー”かその下にある”イカスミのカレー”しか食べたことがありませんw。それ位ここの”大エビのカレー”を愛しています。エビがご馳走な自分にとってここまで”エビ欲”を満たしてくれる料理はこのカレーかルークスロブスターのサンドイッチしか知りません。とにかく時折無性に食べたくなるのが、サンアロハのこの”大エビのカレー”なのです。
見事なまでに研ぎ澄まされたシンプルな一皿、これが”大エビのカレー”です!
具材は大きなぷりっぷりのエビのみ、福神漬けなどの漬物はつかずドレッシングで和えたレタスが添えられているだけ。どんなに調べてもハワイ料理=カレーという図式は見当たりませんが、とにかくこのハワイアンレストランで1番にオススメしたいメニューがこちらの”大エビのカレー”になります。
食べ応え抜群のエビもさることながら肝心のカレーがまた秀逸、ベースはスタンダードな欧風カレーですがマイルドなだけではなくスパイスもしっかりと効いているのでこれだけでも十分ごはんが進んでしまいます。辛さが苦手な人は甘口にもできるので安心です。カレーにかけた生クリームがまた上品なアクセントとなるので味変する楽しみも。
まずは何も考えずに大きなエビにかぶりつきカレーをかきこんでください、エビ→カレー→たまにレタスを繰り返しているうちに気づけば皆さんのエビ欲もカレー欲も満たされきっと満足していただけること請け合いです。
横浜で美味しいカレーが食べたい!お腹いっぱいエビを頬張りたい!という方、絶対に損はさせませんので少し足をのばして是非一度「サンアロハ」を訪れてみてはいかがでしょうか。