キャビアは魚卵界のキングかもしれない!さじゃんです。今日ご紹介するのは、ニューヨーク発モダンフレンチの旗手「Jean-Georges」の六本木店である「ジャン・ジョルジュ トウキョウ」に行ってきましたのでご紹介したいと思います。レビュー動画も作成したのでこちらもよろしくお願いいたします。
28年間で世界39店舗を果たしたジャン・ジョルジュ
フランス、ストラスブール出身のジャン・ジョルジュは16歳の時にフランスの三ツ星レストランでそのキャリアをスタートさせ数々の有名店での勤務を経てニューヨークで自身の店舗となるジャン・ジョルジュ・NYをオープンします。その後、経営者としての手腕も発揮しながら世界中で30店舗を超えるまでの一大企業となったジャン・ジョルジュ。そんなジャン・ジョルジュの日本旗艦店が六本木のジャン・ジョルジュ・トウキョーと言う事になります。
場所は六本木ヒルズ前のけやき坂に面した一等地
けやき坂にはLOUISVUITTON、ロレックスなど名だたるハイブランドが軒を並べいますが、その一角に鎮座するのがジャン・ジョルジュ・トウキョー。こちらの外観なら見たことある〜という都民の方も少なくないのではないでしょうか?
値段も当然港区&ミシュラン価格かと思われたのですが、ランチなら7000円前後からディナーコースでも13000円からとびっくりするような値段ではなく良心的かと思います。
食べに行ってからHPを覗いたのですが、エレガントカジュアルという服装が推奨されておりドレスコードとまではいきませんが行かれる方はレストランへの敬意を払う意味でも従って行くと良いかと思います。
店内は非常に洗練されたオープンキッチンが特徴で、ここが東京であることを忘れさせてくれる非日常感の溢れたカウンター席でした。2階には個室のテーブル席もあるようですが、少人数の会食の場合カウンターで一流シェフの手さばきを堪能しながら頂くのか個人的にはNYスタイルかと思っていますw
ランチコースには含まれていないキャビアを追加
メニューに例のデイトナを添えてみましたw 今回は6品プラスコーヒーのプランを本能ブログ定番の一休レストラン経由で予約しました。少し前の訪問でしたが、2022年5月現在一休レストランだと同じような(季節によって食材は変わりますが)プランも予約可能です。初めてジャン・ジョルジュに行くのでこれだけは食べたいと思っていた料理があり、それがこちら
キャビアと言えばジャン・ジョルジュ、ジャン・ジョルジュといえばこれを食べないと語れない言われているスクランブルエッグ・キャビアを追加注文しました。コース自体が10000円を切っているのにこのオプションのスクランブルエッグキャビアがなんと4900円!それでも注文するべきたと使命感を感じてお願いすることにw
本日のスープ
エスプレッソの程の量ではありますが、非常に素材の味を感じる美味しい一品でした。お箸が添えられているのも、格式高いレストランではあるものの料理自体は手軽に楽しんでほしいという心意気が伝わってNY本店同じような提供するタイルなのか気になりましたが交換が持てました。
お寿司風のアンサンブル
ミシュランの星付きレストランに感じることは、恵比寿のジュエルロブションの時もそう思ったのですが”見た目からすでに演出が始まっている”と。こちらも新鮮な白身魚のネタ部分が非常に美しく食べてしまうのがもったいないと感じるほど美しかったのを覚えています。江戸前寿司の漬のような味わいでしたが非常に美味しい!と心から感じたヒトサラでもありました。
目の前でジャン・ジョルジュのスペシャリテである、SCRAMBLE egg caviarが形作られていきます。繊細な暑1mmにも満たない卵の殻を繊細に加工していく様はまさに職人技!キャビアと卵がどんな融合を見せてくれるのか楽しみです。
ジャン・ジョルジュ・トウキョースペシャリテ スクランブルエッグ・キャビア
本来のコースにはない、スペシャリテを5000円プラスで注文してしまいました!食事というより手の混んだデザートを見せられているかのようなそんな感じも!
スプーンでひとすくいしてみました。本当に薄い卵の殻で覆われたスクランブルエッグは意外にも味の主張は強くなくあくまで、キャビアの塩気を引き立てるバイプレーヤーとしての役割が強いように思います。
工芸技術のような卵とキャビアのアンサンブルです。本当に光り輝いてました。キャビアも今まで数えるほどしかちゃんと食べたことはありませんでしたが非常に美味しいと思える塩気でくさみもなく感動しました。
この様子は動画のほうがより伝わるかと!!
本日の魚料理 サーモンとアボカドのマリネ
本来予約していたコースに戻りましたw魚料理はサーモンとアボガドのマリネです。非常に上質なオイルとアボガドが溶けるように調和してこちらも非常に美味しい、食べたことがあるようでないような新しいフレンチかもと感じました。
一緒に提供されるバゲットとバターも料理とのカップリングが考えられていて非常に美味しいものでした。案件でもステマでもないのですが、どの角度から切り取っても
本当に素晴らしいレストランだと思える品質
がどこかしこにあって世界に30店舗以上を構えるのも納得できます。
本日の肉料理 豚肉のコンフィ
このトンカツのような厚さの豚肉のコンフィが登場。低温調理プラス特殊製法で長時間火を入れて作られたとのこと。見た目だけだど、硬い感じに見えるかと思います。
しかし、いざ切ってみるとこれだけ厚いのにしっかりと火も通っているのにめちゃくちゃ柔らかく甘みさえ感じる初めての食感の豚肉でした。
本日のデザート フォンダンショコラとバニラアイス
最後はデザートで終了です、非常に手の混んだ温かいフォンダンショコラとキャラメリゼが乗ったバニラアイス。見た目通りかなり美味しかったです。量も絶妙にちょうどよく例のキャビアがなくても十分だと感じました。ランチでこの内容で10000円アンダーしかも六本木エリアとけやき坂という立地環境を鑑みると決して高くないような気がしました。
まとめ
・ミシュラン連続受賞のクオリティは伊達じゃない
・スクランブルエッグ・キャビアはぜひ一度食べていただきたい
・カウンターでデートや大切な会食での利用がオススメ
・ディナーコースでの敷居が高く感じる場合はランチで雰囲気を楽しむのもアリ
・けやき坂に面する好立地を考えるとコストパフォマンスは高い
NYのモダンフレンチといった風情の店内と料理の数々は、この感じが嫌いな女子なんていないんじゃないかと思うほど素敵です。
まとめにも書きましたが、デートやパートナーとの利用だとかなり喜ばれるかと思います。サービスや提供スピードも申し分なく流石にミシュラン連続受賞は伊達じゃないと思い知らされる結果に。
すべての仕事が丁寧ですべての品質が高次元。それがこの値段と考えるとやっぱり高くないような気がします。フレンチが好きならぜひ一度食べて見てほしい、シャンパンとのカップリングもよりスクランブルエッグ・キャビアも含め本当にオススメできるレストランに出会えた気がしました。都内の方もそうじゃない方もぜひ!You Tube動画もよろしくお願いいたします。