ダイエットの敵であるアイスクリームがやめられない！ アイスクリーム大好き、実家のソウルへ一時帰国しているデザイナーSILVERです。日本でも沢山の店舗があるサーティワン（BR-31 ICECREAM)は特に好きなブランドでもありますが、実は同じインターナショナルブランドでも国ごとマーケティングやコンセプトが少しづつ違ったりします。
特に韓国ソウルのサーティワンは味はもちろんデザインコンセプト的にも参考になるのが多いので帰省したら必ず行く店だったりします。
サーティワンは韓国では略して【ベラ】
韓国ではサーティワンという呼び名は一般的ではなく【バスキン・ロ（ラ）ビンス】の頭の文字だけ持ってきて「ベラ」って呼ぶのが普通です。（ケンタッキーフライドチキンも”KFC”と読んだりしますし）
まず韓国の31は注文のほとんどを自動発券機（Kiosk）でおこないます。ポイントやクーポンなどこちらから選択もできますし会員だとポイントをためることもできます。日本のラーメン屋さんのシステムのもう少し進んだ感じでしょうか（笑）フレーバーの選択やスプーンの数まで選択した後は番号表をもらって、アイスの準備が終わったら番号をスタッフが呼んでくれ受け取る流れになっています。慣れると行列も少なくて済み日本でもこの形になってくれないかな～と思っています。IT大国韓国ならではの合理的なシステムかと思います。年配の方や自動発券機に慣れていない方でも声をかけるとスタッフがすぐに駆けつけてくれてアシストしてくれます。
サーティワンは国ごとコラボレーションする内容も違いますが、韓国は再び人気が戻ってきたポケモンとのコラボレーションキャンペーン中でした！ピッピとカビゴンが可愛いですね。ポイント貯めたり以上を買うとタンブラーやぬいぐるみをもらえるイベントもやっていました。
韓国は注文しなくても簡単に買えるパッケージアイスもたくさん売ってますが、ポーションカップやアイスホットク（餅の中にアイスとはちみつが入る）・クッキーアイス・アイスクリームコーン・アイスサンドなど様々な数えきれない種類の日本のサーティワンにはラインナップされていない商品とドリンクが沢山あって隣の国なのに結構違うな～と韓国民ながら毎度感心します。
最近はオーダーメイドのアイスケーキは韓国で人気なキャラクターケーキが人気ですね。特に９０年代ヴィンテージスタイルのLetteringケーキは（文字がメイン）インスタから爆発的な人気となっています！こう見るとめっちゃ可愛いですね。
韓国のマーケティングとデザインとは
Webデザイン、店舗デザイナーの自分からすると韓国ドラマの制作にサポートしたり、カンナムやサンスンにフラグシップストアを出したり、いい意味で”ただのアイスクリーム屋”を越えて、デザインにかなり力を入れたカフェをオープンさせたりやインスタ映えする空間を作るのも韓国のサーティワンの特徴と言えると思います。悪い意味ではないのですが、日本のサーティワンはどの店舗に行っても”いつものサーティワンだな”と思える店舗デザインなので現地法人がローカライズ（地域ごとにカスタマイズ）してるのが如実に感じられるところかなと思います。
景福宮（キョンゴクグン）の近くには韓国伝統建築のサーティワンが有って話題になったりもしています。
↑ドラマ【トッケビ】にもおしゃれなサーティワンが登場しています。
韓国のサーティワン公式インスタと公式ホームページからイベント情報や新商品のチェックしてみてください、意外と日本と違うところが多くて楽しいですよ。
https://www.instagram.com/baskinrobbinskorea/
新型コロナ収束に伴い6/1からビザがあれば韓国旅行が可能になりましたね。麻布の韓国領事館で並んでるニュースをソウルで読みました。コロナからも３年、そろそろ海外旅行に行ける気配が見えてきますが韓国旅行の際にはぜひ日本のサーティワンとは一味違うとしてサーティワンはいかがですか？現地ソウルからデザイナーSilverのリポートでした！
