シンウルトラマンの公開時に予告で気になっていた、トップガンマーヴェリック。トップガン世代ど真ん中としては、時間あったら見てみたいなーぐらいに思っていたのですが、
本国アメリカでも日本でも順調な興行収入を記録。ただのリメイク映画だとたかをくくっていたのですが、ネットの評価も高く自分の目で見るしかないと早速見てきました。
あの頃のアメリカンエンタメの王道
実は自分は当時のトップガンをなんとなく地上波放送で見たか見ていないかそれぐらいの視聴者層でして、猛烈にトム・クルーズ直撃世代かと言われたら少し上の世代のカリスマのイメージがありました。(日本で言うキムタク的な?)つまり
ほぼ一見さんの状態でトップガンをみた中年
という状態だということを念頭にレビューしていけたらと思います。しかししかし、難解なシン・エヴァンゲリオンやシンウルトラマンを見た後だったということもあるのですが、
非常にシンプルで分かりやすいアツいエンタメ映画だった
という感想しか出てこないのです、良くも悪くも。
初代から続くストーリーや音楽など関連性もあるようなのですが、シンプルに仲間と一緒に悪を撃つというブレないパンチラインが非常に心地よく尺的にもテンポよく見ることができました。
60代とは思えないトム・クルーズのイケメンぶり
ミッション・インポッシブルシリーズもそうなのですが、ストーリーと言うより
素敵なトム様を拝む映画
的な側面も多大にある感じがしますが、60代とは思えない素敵さで嫌味に感じることもなく演出もやや古めながらもナチュラルでなんか納得できる作りになっていてオススメだったりもします。
いい意味で予告編でほとんどの感じがわかるとも言えますし、大きなスクリーンやIMAXだとまた違って見えるのも事実かと思います。
こんなにカッコいいから良いんです(笑)と全て丸く収まるトップガンとトム・クルーズ。
戦争をイメージさせがちな部分もありながらも、あくまで敵国を指定せず「ミッションを達成する」という事に主眼をおいた見せ方もこのご時世的には誰の心も傷がつかない素晴らしい設計だったと思います。
まずは何も考えず頭を空っぽにして(もちろん一見さんも)映画を楽しみたいと思った方にはオススメする作品だと思います。本来あるべき映画の楽しさを再認識した感じもしたので最近映画見てないなー難しい映画はちょっとという方には更にオススメする作品です。