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伝統の味!横浜の老舗蕎麦屋「角平」で味わう”つけ天”が最高過ぎた!【横浜グルメ】

麺類大好き!トモGPです。振り返ると意外と麺類ネタの多い我が本能ブログ、自分も他のブログメンバー同様に麺類が大好きなのですが今回ご紹介するのは久しぶりにお蕎麦のお店です。

www.honknowblog.com

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大好きな麺類、自分が住む横浜の街で麺類といえば圧倒的に有名なのが家系ラーメンの総本山”吉村家”ですが(いずれこちらでリポートします!)、実は蕎麦屋でも有名なお店が横浜には存在します。それが今回紹介させていただく蕎麦屋”角平(かどへい)”です。

名代元祖つけ天「角平」

元祖つけ天そば 角平|横浜市西区 蕎麦・天ぷらの老舗

角平は昭和25年創業の横浜の超老舗の蕎麦屋、横浜駅の東口の外れに位置し駅からも少し距離がありしかもパーキングスペースも一台しかないという立地的には非常に不利な条件ではありますが、昼時などは毎日列ができる人気店です。

訪れたことはなくても国道13号線沿いの”天麩羅”と書いてあるこの非常に目立つ壁を見たことがある方はきっと多いはずです!お店の名前にもあるようにつけ天蕎麦で有名な蕎麦屋なのです。

ざる?もり?せいろ?

温かいお蕎麦も美味しいですがやはり一番は茹でたての蕎麦を冷水でしめてお猪口の麺つゆにつけて食べるいわゆる”ざるそば”スタイルの蕎麦、これにつきるでしょう。蕎麦本来の風味や歯応えを楽しむことができる最もスタンダードで王道の食べ方です。しかしこのスタイルのお蕎麦、”ざるそば”、”もりそば”、”せいろそば”と呼び方は沢山ありますが皆さんその違いをご存知でしょうか?”ざるそば”はざる、”もりそば”は皿盛りが語源なので皿、そして”せいろそば”はそのまませいろ、と蕎麦を盛る器で呼び方が変わりますが”ざるそば”と”もりそば”に関しましては現在は海苔の有無が違いの基準になっているように思います。ちなみに”せいろそば”はなぜせいろに盛ったかといいますと、江戸時代に和菓子屋さんが饅頭を蒸す片手間に蒸し蕎麦を出していたことが由来とのこと。こういう話を聞くと蕎麦は本当に江戸文化なのだとつくづく思います。

冷たい蕎麦、味の好みは人それぞれ

あくまで個人的な見解になりますが、冷たい蕎麦の美味しさを決める要素は4つあると私トモGPは思っております。

①蕎麦の硬さ

②蕎麦の風味

③出汁の味

④天ぷらのクオリティ

①〜③の蕎麦の硬さや風味、出汁の甘い辛いは完全に個人の好みによりますが、④天ぷらに関してだけは皆さんやはり熱々のサクサクがお好みなのではないでしょうか?それなのにせっかく蕎麦は美味しいのに天ぷらはイマイチという蕎麦屋めちゃくちゃ多いと思いませんか?「天ぷら蕎麦は食べないよ」と言う方には全く関係の無い話になりますが、自分の経験上天ぷらさえもうひと頑張りしてくれたら最高なのになぁという蕎麦屋が多すぎるので天せいろ好きの自分にとっては蕎麦屋の天ぷらのクオリティは蕎麦のクオリティと同じくらい毎回気になってしまいます。しかし今回紹介する横浜の蕎麦屋角平はそんな心配は無用です。お待たせしました、それでは早速紹介していきましょう!

極上のつけ天そば

「角平」という店名の由来はHPにもあるようにお店が横浜は平沼の角にあるからなのです。ご覧の様に入り口も見事に角にあります。この日はお昼営業の終了間近でしたので運良く入店待ちの列もなくこんな風に外観の写真なんかも撮影することが出来ました。道路の奥に国道13号線が横切っていて先ほどのお店の壁は写真の入り口の反対側になります。

いかにも昔ながらの街の蕎麦屋といった感じの門構えで非常に趣があります。

表には人はいませんでしたが店内はほぼ満席状態、せわしない感じがいかにも昼時の蕎麦屋といった感じがします。お昼終了間近なのに自分の後にも続々とお客さんが来店されてこのお店の人気度が伺えました。ちなみに老舗といっても高級料亭などではありませんので(すみませんw)”おもてなし”といった伝統のホスピタリティの様なものは皆無ですからそこはあまり期待されないようにw。

テーブルに備え付けの七味なども何の変化球も無い感く好感が持てます、奥に見える箸箱もまさに”ザ・蕎麦屋”です!

このお店の看板メニュー”つけ天”は一般的な蕎麦屋の天せいろと異なる店が一つあって、それはつけ汁が温かいということなのです。メニューにもあるように温かいつけ汁に天ぷらと冷たい蕎麦というのがこのお店のスタイルなのです。もちろん好みにより冷たいつけ汁への変更も可能ですが、今回はそのまま温かいつけ汁でいきたいと思います。

そして程なくしてお待ちかね”つけ天”の到着です。細かく説明しますとノーマル”つけ天”では大海老の天ぷらだけになってしまうので、野菜の天ぷらも食べたい自分は三種の野菜天ぷらもついてくる”ヤックスつけ天”(野菜ミックスの略?w)にしました。

蕎麦は中盛り、大盛りと選択できますが今回は普通盛りです。変におしゃれな器でもなく盛り付けもお店の雰囲気と同様に”ザ・蕎麦屋”!これこれこの感じが良いのです。

ツヤツヤのみずみずしいお蕎麦と写真でもわかるカラッと揚がった天ぷら、この時点でもう優勝間違いなしですねw。

湯気の立つつけ汁はまるでつけ麺のよう!さっそくお蕎麦からいただきましょう。

見た目は普通しかし味は極上!一口食べれば行列の意味がわかります。ありきたりな表現しかできませんが蕎麦の魅力である風味と硬さががまさに自分好み、ツルツルシコシコ喉越しなめらか。そして正直ミスマッチかと思われた温かいつけ汁も若干甘めという自分好みで温かい温度に合っている気がします。少し濃い口なのであまりベチャベチャつけずにサラッとくぐらせるくらいがちょうど良いです。

熱々の天ぷらは身がギュッと詰まった海老にナス、ヤングコーンそして定番のカボチャ。油もしっかり切ってありつけ汁がギトギトになることもなく時間が経ってもサクサク美味しく食べることができます。

正直蕎麦は無限に食べることが出来そうなので本当はおかわりしたいところですが、そこはまた次回のお楽しみということでグッと堪えましたw。蕎麦に限らず食なんて所詮個人の好みの問題なのですが、今回は自分のなかでバチン!と見事に当てはまった美味しさでした。街中で美味しい蕎麦屋を見つけるのはなかなか難しいのですが、横浜で美味しい蕎麦屋を探しているのであればぜひ一度「角平」に足を運んでみてはいかがでしょうか。