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「いくぞてめぇら!」”HiGH&LOW THE WORST X”公開直前、いま改めて”ハイアンドローシリーズ”の魅力について語りたい【ハイロー】【LDH】

みなさんこんにちは、ビーバップ世代ど真ん中のトモGPです。LDH JAPANの創業者であり会長のEXILE HIROが総合プロデュースを務める一大エンターテインメント「HiGH&LOW」シリーズ、その最新作「HiGH&LOW THE WORST X」(ハイアンドロー ザワースト クロス)が9月9日にいよいよ公開されます。


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自分で言うのもなんですが、小中高と比較的温室育ちだった自分もヤンキーカルチャーは大好きで「ビーバップハイスクール」から始まり「ろくでなしBLUES」「特攻の拓」「クローズ」などその手の作品は数多く通過してまいりました。そんな自分も大ファンの「HiGH&LOW」、今回はシリーズ最新作の公開ということで、この「HiGH&LOW」という作品の魅力について改めて触れていきたいと思います。

「HiGH&LOW」(ハイアンドロー)とは?

EXlLE TRIBEの総合エンターテインメントプロジェクトでドラマや映画など様々なメディアで展開する完全オリジナル作品。2022年8月現在映像作品だけでも全13作品とその数は膨大。

ストーリー概要

かつて”ムゲン”という伝説のチームがこの地区一帯を支配していた。そのムゲンの勢力によりかえってその一帯は統率が取れていた。だが、ムゲンに唯一屈することなくたった2人で互角に渡り合った兄弟がいた。雨宮兄弟である。だが、ある事件をきっかけに突如ムゲンは解散。雨宮兄弟も姿を消した。

ムゲン解散後、その地区に5つのチームが頭角を現した。

山王街二代目喧嘩屋「山王連合会」

誘惑の白き悪魔 「White Rascals」

漆黒の凶悪高校「鬼邪高校」

無慈悲なる街の亡霊 「RUDE BOYS」

復讐の壊し屋一家 「達磨一家」

各チームの頭文字を取ってその地区はSWORD地区と呼ばれ、各チームもG-SWORDと恐れられた。そして、新たなる謎の勢力 「MIGHTY WARRIORS」が出現。

時はムゲン解散から1年後。男達のそれぞれのプライドを掛けた戦いの幕が上がる。

(Wikipediaより)

 

この様にヤンキーマンガのノリを地で行く良くも悪くも単純明快で肩肘張らずに楽しむことができる作品、それが「HiGH&LOW」シリーズなのです。

シリーズ全13作品の一覧まとめ(2022年8月現在)

・HiGH&LOW Season1(テレビドラマ)

・HiGH&LOW Season2(テレビドラマ)

・ROAD TO HiGH&LOW(映画)

・HiGH&LOW THE MOVIE(映画)

・HiGH&LOW THE RED RAIN(スピンオフ映画)

・HiGH&LOW THE MOVIE 2(映画)

・HiGH&LOW THE DTC(スピンオフ配信ドラマ)

・HiGH&LOW THE MIGHTY WARRIORS(スピンオフDVD

・HiGH&LOW THE MOVIE 3(映画)

・DTC-湯けむり純情篇-from HiGH&LOW(映画)

・HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O(テレビドラマ)

・HiGH&LOW THE WORST(映画)

・6 from HiGH&LOW THE WORST(テレビドラマ)

そしてこれらの作品に続き、2022年9月9日にいよいよ前作「HiGH&LOW THE WORST」の続編である「HiGH&LOW THE WORST X」が公開されます!

どの順番で観ればいいの?


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今月公開される「HiGH&LOW THE WORST X」は人気ヤンキーマンガである「WORST」とのコラボ作品となった前作HiGH&LOW THE WORST」の続編です。過去作から続いているとはいえ新しい世代の物語となっていますので、過去作の登場人物も登場はしますが、それ以前の作品たちを通過していなくとも前作「HiGH&LOW THE WORST」をご覧になっていれば今回の新作は十分に楽しめるかと思います。

ただ過去の登場人物や各グループの歴史を紐解くのであればスピンオフ作品を除いて

①HiGH&LOW Season1(テレビドラマ)

②HiGH&LOW Season2(テレビドラマ)

③HiGH&LOW THE MOVIE(映画)

④HiGH&LOW THE MOVIE 2(映画)

⑤HiGH&LOW THE MOVIE 3(映画)

この順番で観れば大丈夫でしょう。そしてもしこのシリーズを気に入っていただけたなら最後にボーナストラック的な感覚でスピンオフ作品「DTC-湯けむり純情篇-from HiGH&LOW」を観ていただければと思います。暴力描写はありませんがシリーズのまた別の魅力を垣間見ることができるので非常におすすめです。個人的に大好きな作品です。

”ハイロー”シリーズの魅力と見どころ

ありえない程豪華なキャスティング

観たことの無い人にこの作品の話をすると大抵”エグザイルとかの人達が出ているやつしょ?”という返答が返ってきます。確かに間違いではありません、しかしそれ以外のキャスティングも実はとんでもなく豪華なのがハイローシリーズの凄いところなのです。

まず作品に登場する主要な5チームのうちの一つ「RUDE BOYS」のリーダーはあの俳優の”窪田正孝”です。

そしてまた別の勢力「鬼邪高校」の番長を演じるのは今飛ぶ鳥を落とす勢いのある”山田裕貴”

さらにまた別のチーム「逹磨一家」のリーダーにはあの”林遣都”とキャスティングは正に豪華の一言。しかもどの俳優達も決して他の作品では観ることのできないような厨二病感満載のキレッキレの演技をみせてくれるもんだから本当にたまりません。

こんなクルマの乗り方ありますか?マッドマックスの世界でさえ皆もう少しちゃんとしています。優等生で控えめなイメージのあの”林遣都”がこれ程までにイキリ倒している姿を観ることができるのはハイローだけですw。このように普通の映画作品であれば主役級の役者さん達がゴロゴロ登場する豪華さは「HiGH&LOW」という作品の魅力の一つと言えるでしょう。

ありえない程豪華なアクションシーン

とにかくお金のかけ方が半端出ないのはキャスティングだけではありません。乱闘シーンのアクションでけではなくカースタントから爆破まで、昨今の日本映画ではほぼ観ることができない様なとんでもないアクションシーンもこの作品の大きな魅力の一つと言えるでしょう。

劇団EXILEの魅力

主役の一人”ヤマト”を演じる”鈴木伸之”をはじめ”町田啓太””佐藤寛太”といった劇団EXILEの面々を数多くみることができるのもハイローならではの魅力です。特に今までLDH関連の芸能人の方々に興味の無かった自分にとって初めて劇団EXILEの俳優さん達を知る良い機会になりましたし、なにより非常に個性的で魅力溢れる演技をみせてくれる彼らが本当に大好きになりました。食わず嫌いは良く無いと、この作品を通して改めて実感しました。ファンはもちろん、特にファンでない人(むしろアンチの人)にこそ観ていただきたいのが「HiGH&LOW」という作品です。

残念なポイントも

しかし楽しいばかりではなく残念なポイントもあります。まずひとつは”豪華さのデフレ”です。あまりに豪華なシーン(特にアクションシーン)が続くものですから段々感覚が麻痺してきてとんでもないアクションシーンでも次第に興奮しなくなってきてしまいます。映画作りの不慣れさが出てしまったのかな?と感じてしまう部分でした。

あとは主要キャラがあまりにも多いため”登場人物の紹介的なシーン”が必然的に増えてしまうこと、結果的にPVの垂れ流しになってしまう様な場面もちらほら見受けられます。決まった時間内にストーリーを収めなければならない苦労はわかるのですがここもこの作品の残念なポイントかと思います。

そして個人的な残念ポイントも。当初はチーム同士のいざこざがメインだったはずがストーリーが進むにつれ”敵”の存在が段々変化していくこと、これはある種シリーズものの宿命ではあるのですが、スケールが大きくなるのに比例して豪華なのに作品に盛り下がり感を感じてしまったのが個人的には非常に残念でした。

新たな切り口の新シリーズ

映画の3部作が終了しシリーズはこのまま尻すぼみに終了するのかな?と思っていたところに始まったのが、人気マンガ「クローズ」とのコラボ作品である「HiGH&LOW THE WORST」でした。軸となるストーリーがメインのチームではなく「鬼邪高校」という学校を舞台に展開されるので、若干スピンオフ的な作品でもあるのですがシリーズの新しい展開としては期待の高まるところです。

小栗旬主演の映画「クローズZERO」テイスト満載の正統派学園ヤンキーものではありますが第一作目もヒットしハイローシリーズの初期を思い出させる様な作品で新作も非常に楽しみです。おそらく内容は無いでしょうw(すみません!)そして最後は「いくぞてめぇらぁ!」のお約束のパターンでしょう、だがそれでいいのです。小難しいだけが映画じゃない、賛否両論はあると思いますが一つだけ言えること、それは大の大人の男がバカみたいにカッコつけてるアクション映画はいつの時代も純粋に面白いのです。今の時代にこういった作品があったっていいじゃないですか?なにも考えずにただ観て単純に面白くてスカッとするのも映画の醍醐味だと自分は思っています。そう言った意味でもこの「HiGH&LOW」という作品にはまだまだ期待していますし今後の展開も大いに楽しみです!