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初心者必見!初めての「ラーメン二郎」オーダー方法と二郎の作法を一挙紹介!【二郎の頼み方】

許されるならラーメンと白飯は必ずセットで食べたいトモGPです。カレー専門店の記事が多い私トモGPですが実はラーメンも大好き、そんな自分が以前から気になっていたお店それが「ラーメン二郎」です。お店はいつも大行列、頼み方はお店によって違う?行ってみたいけど何だか入りづらいイメージから今まで足が遠のいていたラーメン二郎。そんなラーメン二郎を今回”ラーメン二郎初心者”である自分が初めて訪れてみましたので、味の特徴や頼み方などを含めその模様を詳しくお届けしていきたいと思ます。

ラーメン二郎

(Wikipediaより)

名前の由来

創業は1968年で、当初は東京目黒区の都立大学駅近くで「ラーメン次郎」の名前で開店しており、これは開店当時に発売されていたインスタントラーメン「ラーメン太郎」を捩ったものとされてされています。1970年代には慶應義塾大学三田キャンパス側での営業を開始するもののしばらくして工事のため現在の場所に移転することに、しかしその際にペンキ屋が新店舗の看板の「次郎」とすべきところを間違えて「二郎」と書いてしまったことから、以降はそのまま「ラーメン二郎という表記で通しているとのことでした。なんともユニークな名前の由来ですね。(Wikipedia参照)

店舗数とその特徴

三田本店以外にもラーメン二郎は存在し、みなさんも一度は街中で黄色い二郎の看板を見たことがあるかもしれません。基本的にそれらは三田本店もしくはその直径のお店で修行されたお弟子さんなどがやられているいわゆる”のれん分け”をされた店舗で、そういった店舗だけが”ラーメン二郎”の名称を使用することも許されているようです。つまりこの黄色に黒字の看板のお店に入れば伝統的な二郎の味を楽しむことができるというわけです。ただし経営自体は独立して行っているので、基本的な味は守りつつも店舗によってはオリジナルのトッピングやメニューが存在するのもラーメン二郎の魅力の一つとなっているのです。さらに二郎の味を模倣した”二郎インスパイア系”なるお店が全国に存在したり、二郎をこよなく愛する人を”ジロリアン”と呼んだりと、もはやラーメンを通り越して一つのカルチャーを築きつつあると言っても過言ではありません。

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カレーと同様にいまや日本の国民食と言われているラーメン、以前さじゃんが紹介したとんこつラーメン専門店”一蘭”も全国的に有名なラーメン店の一つです。まさに群雄割拠、競合ひしめくラーメン業界においてその名を轟かす超がつくほど有名で人気のラーメン店、それが「ラーメン二郎」です。しかしそんな”超”が付くほどの有名店”ラーメン二郎”ですが、実際に行ったことがある人って意外と周囲に少なかったりします。美味しいとは聞くものの果たしてその味とは一体どの様なものなのか?そしてその行列の理由は何なのか?早速お店の方を訪れてみましょう!

ラーメン二郎横浜関内店

今回自分が訪れたのは”ラーメン二郎横浜関内店”、最寄りの駅はJR関内駅ほか横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅、京浜急行日ノ出町駅などです。

比較的にどの駅からもアクセスはしやすいのですが今回は店名にもなっているのでJR関内駅から向かいます。

関内駅南口(北口とお間違えの無いように!)を降りたら横浜スタジアムとは反対方向の出口を出ます。

目の前の横断歩道を渡り大通り公園を抜け、伊勢佐木長者町駅を右に折れ神奈川県道21号横浜鎌倉線の交差点を左に曲がればすぐ右側にラーメン二郎横浜関内店は見えてきます。

到着したのは平日の11時半過ぎ、少し遅かったかな?という予感は的中、お昼前だというのにすでに20人近い人が列をなしています。

食べ物屋で並ぶのは苦手な方なので、「しまった、」と思いつつも列の最後尾に並びました。この日は晴れていましたが気温は比較的高くなかったので炎天下でも助かりました。並んでいるのは男性だけかと思いきやカップルとはいえ女性もいることに少し驚きました。しかも意外と回転も早く、15分もしないうちにお店の前まで到達してしまいました。

初心者を遠ざけるラーンメン二郎独自のルール

並び方・食券の買い方

ラーメン二郎といえば並び方や注文のしかたなど独自のルールの存在です。正直なところ自分が”行きづらい”と感じていたのもこの部分でした。一見さんお断りとはいかないまでも何だか敷居の高そうなイメージ、せっかくの食事をあまりピリピリした状態で食べたくはないですよね?しかし何事も経験してみないことにはわからない、”食わず嫌いはしない”が自分の信条ですのである程度下調べはしつつ今回は訪れてみることにしたのです。

しかし実際に訪れてみるとそんな心配は必要ありませんでした。列の動きを見ていれば食券を買うタイミングもわかりますしお水の汲み方もわかります、そして何よりお店のお兄さんが頻繁に店外に出てきてくれて優しく指示してくれますので特に迷うこともありません。イメージとは裏腹に良い意味で普通、むしろ接客に関しては良心的なお店なのではないでしょうか。難しいことは何もありませんが一応手順を示しておきます。

<並び方>

①列がお店の前あたりにきたら一度入店して食券を購入します。

②もとの列に戻り入店の順番を待ちます。この時必要であれば外の自販機でお茶などを購入しましょう。

③自分が通されそうになったら飲み水を汲みそれを持って着席します。(これは横浜関内店だけだそうです。)

メニューの種類だけは把握しておいたほうがよろしいかもしれません。と言っても基本的なラーメンは1種類で麺の量と”ぶた”と呼ばれるチャーシューの枚数で分かれている感じです。麺の量は”大と小”の2種類、そして”ぶた”の量(枚数)は3種類です。

<ラーメン種類>

・小ラーメン(豚2枚)・小ぶた(豚5枚)・小ぶたダブル(豚8枚)

・大ラーメン(豚2枚)・大ぶた(豚5枚)・大ぶたダブル(豚8枚)

基本的にはこの中から選ぶ感じになりますが、自分の様に初めての人は普通に”小ラーメン”を選択しましょう。

小ラーメンとは言うもののその麺の量は普通のラーメンの大盛りかそれ以上、自信がなければお兄さんに麺の量や硬さを聞かれますのでそこでさらに「麺少なめで」とお願いしましょう。

ちなみにこのラーメン二郎横浜関内店は麺の量が絶妙であったりオリジナルのまぜそばタイプ”汁なし”も美味しいらしく、二郎マニアであるジロリアンにも非常に人気の高い店舗だとか。”汁なし”はまた別の機会にぜひトライしてみたいと思いますw。あとは有料のトッピングなどもありますがそれは慣れてきたらで良さそうです。

最後の関門それは”コール”

食券をカウンターの上に置き着席したらあとはラーメンを待つだけですが、ここで最後の関門、二郎独自のルールでもある”コール”という儀式が待ち受けています!しかしその実は”トッピングの量をどうしますか?”というだけの話でどうやらそれが形式化したものらしいです。ラーメンが完成する寸前に店員さんから、

「ニンニクれますか?」

と聞かれたらそれが合図です。調整できるトッピングは4種類

・ヤサイ

・ニンニク(元々入っていません)

・アブラ

・カラメ(醤油ダレ)

「そのままで」といえばトッピングは無しですし増やしたいものがあればその名前を、さらに増やしたければ「マシマシ」という言葉を付け加えることによりあの呪文の様な言葉が生まれるのですw。

例えばニンニクだけ追加するのであれば

「ニンニク」

全て追加でヤサイは更に多めだとすれば

「ヤサイマシマシ ニンニク アブラ カラメ」

といった具合になるわけです。

自分は初めてなので「ニンニク」のみ追加です、さぁそしていよいよラーメンがやってまいりました!

ラーメン二郎その美味しさと行列の理由

小ラーメン ¥830(麺少なめニンニクトッピング)

記念すべき初二郎です。器はギトギトですがそこはご愛嬌w適度に盛られたキャベツともやしにこれだけでも十分な量の”ぶた”と呼ばれるチャーシュー、”少なめ”なのにヤサイの下に見え隠れする極太麺これです。早速スープを一口、「うん普通に美味しい」二口目「ん?めちゃくちゃ美味しくないか?」醤油ベースなのですがなんとも形容しがたい味、見た目ほど脂っこくなくそしてこってりしているわけでもない輪郭のはっきりとした味。以前当ブログチームのホッピーが二郎の味を”化学調味料味?”と言っていましたが確かにわからなくはありません、よく”これは二郎というジャンルのラーメンです”という意見を聞きますが確かに納得できます。ただこれだけは言えます”めちゃくちゃ美味しい”です。

ちなみに私トモGPのラーメンの好みを申しておきますと、とにかく好きなのは街中華のごくシンプルな醤油ラーメン、そして「一蘭」や「一風堂」の様なとんこつラーメンであとは味噌や塩といった、とにかくあまりこってりし過ぎないシンプルな味が好みです。逆に苦手なのは”にぼし系”やどろっとしたタイプのラーメン、”天下一品”や”家系”などは一年に一回で十分です。そんな感じの自分ですが二郎の味はドストライク、あくまでまだ食べたことの無い人の参考に。

トッピングの要ともいえるヤサイはホカホカに茹で上げられ少し濃いめのスープでしびれた口の中をさっぱりさせてくれます。この感じなら次回はヤサイ追加でも良さそうですね。存在感たっぷりの”ぶた”は見た目と打って変わって非常にやわらかく食べ応えは抜群、とろける脂の旨味と濃いめの味付けが奥まで染み込んだ肉の味がたまりません。こちらもスープ同様にクセになる美味しさです。

お待ちかねの麺は「オーション」という強力粉で作られた極太で非常にごわごわした感じのタイプ、しかしスープをよく絡め取り何よりそのもちもちとした食感が食べ応え満点で非常に自分の好み、人気の理由がよくわかります。

・一度ハマると抜け出せない中毒性のある美味しさ

・他店では絶対に味わうことができない個性的な味

・トッピングの増減が無料でとにかくコスパが良い

とにかく”リピーターが多そう”それが今回自分が初めて二郎を訪れてみた率直な感想です。ただ実際はそうではないのですが、やはり初心者が入りづらいという印象は拭えきれない部分があります。それでも並んでいる人に丁寧に声かけをしてくれたり、一人で困っているおばあちゃんに一つ一つ親切にメニューの説明をしている店員さんの姿など本当はその辺の飲食店よりも接客は素晴らしかったりします。実際に飛び込んでみないとわからないことはまだまだあると改めて感じつつ、今回の初訪問で自分もすっかりラーメン二郎のファンになってしまいましたw。機会があれば三田本店や、今回訪れた横浜関内店の”汁なし”にも挑戦してみたいと思います。この記事を書いている今も思い出してまた食べたくなってきました。一度ハマれば抜け出すことの出来ない美味しさの”ラーメン二郎”、まだ食べたことのない人もぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。