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HSPと診断された自分が持っている特徴をご紹介します【Highly Sensitive Person】

静寂は何よりの癒やしさじゃんです。突然ですが皆さんはHSPという病態(症状)をご存知でしょうか?HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン/Highly Sensitive Person)は視覚や聴覚などの感覚が敏感で刺激を受けやすいという特性を生まれつき持っている人のことを指し病気ではなく心理的概念であり特徴や特性と言ったほうが分かりやすいかもしれません。本能ブログCEOである私さじゃんは、中年になってからこのHSPであるという診断を受けました。自分が持っている特徴を理解し日常生活での変化をつけることで生きやすくなりました。今回は少しマニアックながらも自分と同じような方が居ると共感してもらえることを願って記事を書いてみたいと思います。

4つの特徴「DOES」ダズ

HSPはアメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で神経が過敏でで感受性が強い性質を生まれ持った人を指します。全人口の15~20%、約5人に1人はHSPと考えられています。そう考えると個人的には多いように感じますが今までこのHSPという概念に触れたことがない方のために今回は彼が提唱した大きな4つの特徴から説明していきたいと思っています。

■ D:Depth of Processing/深く処理をする
簡単に結論の出るような物事であっても、深くさまざまな思考をめぐらせる
■ O:Overstimulation/過剰に刺激を受けやすい
刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすい
■ E:Emotional response and empathy/全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
他人との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい
■ S:Sensitivity to Subtleties/些細な刺激を察知する
他の人が気づかないような音や光、匂いなど、些細な刺激にすぐ気づく

以上4項目の頭文字を取ってDOESと名付けられた特徴が大まかにはあります。ではHSPの人とそうでない人とで体の何が違うのかというと、

脳の側頭葉内側の奥に存在するアーモンド(扁桃)形の神経細胞の集まり。情動反応の処理と記憶において主要な役割を持つことが示されており、大脳辺縁系の一部であると考えられている。 扁桃核(へんとうかく)とも言う。Wikipedia

上記の説明でも登場した扁桃体の働きが過剰になりがちで外部からの刺激に強く反応し不安や恐怖を感じやすく些細な事で動揺したりストレスを抱えてしまったりします。しかし、物事を深く探究できたり人間関係において相手の気持を察して行動したりできるメリットも兼ね備えています。つまり悪いことでだけではなくセンシティブである反面非常に研究熱心だったり物事の機微に敏感であるという裏返れば社会人にとっては有利に働く特徴も兼ね備えています。

私さじゃんの場合

自分に当てはまると思われるHSPの特性をご紹介します。

・調べ物をはじめると深く掘り下げその知識の広さを周りに驚かれる

・その場限りの快楽よりも生き方や哲学的なものごとに興味があり浅い人間や話が嫌い

・お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう

・人混みや大きな音や騒音が苦手

・映画や音楽テレビ番組、本などの芸術作品に感動して泣く

・人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で機嫌や思っていることがわかる

・言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる

・近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる

・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまうほど聴覚が敏感である

・強い光や日光のまぶしさなどが苦手

・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう

・第六感がはたらきよく当たる

・映画やドラマの暴力的なシーンが苦手

・忙しくなると一人で静かに過ごせる刺激の少ない場所にこもりたくなる

HSPを診断できるサイトは数多くあります(「HSP 診断」で検索)ので、気になる方は診断してみても良いかもしれません。断っておきますが病気ではなく特性ですので重く捉えずに自分はこういう状態にあるのだと軽く向き合って頂けたらと思います。

こうして専門家に指摘を受けた自分はHSPとうまく付き合うために数々の対策に出るのですが次回また詳しくご紹介したいと思います。今回はHSPという気質や特性を持った人が居るんだということを知って頂けたらという記事でした。自分としてはこのことをネガティブに捉えるのではなく逆に知ることで生きやすくなりました。自分の事って自分では分からなかったりするものですから。仮に診断でHSPの疑いが強いとなってもネガティブに捉えずに環境や行動を変えるキッカケと捉えると驚くほど生きやすくなります。同じ悩みを抱えて居る方がいらっしゃったらコメントいただけたら嬉しいですw