スポーツロレックスは実用時計かつドレスウォッチにもなる!さじゃんです。今年はメンバーのトモGPもロレックスマラソンに成功し現行の2022年モデルのエキスプローラーⅠの購入に成功しました。
彼より一足先に自分もロレゾールモデルのデイトナを正規店購入に成功し本能ブログ取材班にとってもスポーツロレックス購入イヤーとなったのは間違いないかと思います。しかし二次市場つまりプレ値界隈を定点観測してみるとウクライナ紛争が勃発した2月に異様な高騰をみせて天井をつけたかと思ったらじわりじわりとバブルが弾けたように下落。8月時にも当時の価格調査を行い記事にいたしました。
116500LN (現行のSSデイトナ)に関して言えば最高値は700万近くに跳ね上がった2月でしたが8月時点では500万円前後と大きく値を下げました。要因は様々あるかと思いますがロレックスが突如大量生産を始めるはずもなく需給バランスによってもたらされた変動と考えております。8月の調査から4ヶ月経過した今デイトナを含む主要スポーツロレックスモデルの価格を2022年ラストに調査していこうと思っております。今回も価格コムのデータとロレックス専門店クォークさんの価格をベースに考察してまいります。
116500LN コスモグラフデイトナ
現行モデルになってからパンダ柄と呼ばれる白文字盤が人気でしたが2022年になって黒文字版が復権。以前白文字盤(ホワイトダイヤル)の方が人気ではあるものの価格差があまり無くなってきました。まずは白文字盤のか価格から。
先程もお伝えした通り社会不安が起きた2月のウクライナ紛争勃発を天井としてなだらかに下落傾向が続き、以前の調査の8月から平均価格で約50万円ほどの値下がりに。定価も本年の改定で更に上げられ172万円ということを考えると個人的にはこのあたりが底値のような気もしています。SS(ステンレススチール)デイトナがどうしても欲しいかたはそろそろプレ値で決断しても良い時期かもしれません。次に黒文字盤です。
価格差が一時期は100万円ほどあったブラックダイヤルですが、現在は50万ほど白文字盤に水を開けられていますが12月に入って400万円を下回る個体も登場!黒文字盤で探していた方は2倍ちょっとのプレ値でデイトナが買えるとなると500万超えを連発していた時期を考えると本当に買いなのは黒かもしれません。いづれにせよ暴騰前に戻った感のあるオイスタースチールモデルのデイトナですが個人的には底値感もあり今後の需給バランスやモデルチェンジ(現行のデイトナが廃止される噂は去年よりある)によって再度値上がる可能性も秘めており、迷っている方にはチャンス到来とお伝えしておきます。
126610LV サブマリーナ(グリーンベゼル)
サブマリーナの中でも最も人気のグリーンベゼルモデル。高騰率もサブマリーナのバリエーションの中で最も高くデイトナ、GMTマスターと同様に入手困難モデルとなっております。価格推移グラフです。
デイトナ同様2月に天井をつけましたが下落傾向ではあるものの、デイトナよりも圧倒的に球数が少ないグリーンベゼルモデルは下落も緩やかに感じます。とは言え定価の2倍以上のプレ値で取引されているこのモデルもこのあたりが底値のような気がしています。グリーンベゼルもでるは毎年ディスコン(廃止)の噂が耐えないので気になる方は本気で検討していい時期かと思います。
126710BLRO GMTマスターⅡ(ジュビリーブレス)
デイトナ、サブマリーナと同様かなりの高い人気を誇るGMTマスターⅡ。プレ値幅も一時期はデイトナに迫る勢いがありましたが、グラフを見るとGMTマスターマスターもかなり下落している傾向にあります。
340万円付近をうろついていたはずなのに、気がつくと300万円の防衛ラインも死守できず最安値ベースだと300万円を切ってしまいました。平均価格も320万円と定価を考えれば十二分に安いですが買いやすい時期に来たかと思います。GMTマスターはグリーンサブマリーナよりもカラーやブレスのバリエーションが豊富なので価格も安定しているかとは思っています。
124270 エキスプローラーⅠ
今年メンバーのトモGPが購入に成功したエキスプローラーⅠ。ストリートにもドレスにも両対応できるデザインとシンプルさが根強い人気となっております。価格推移ですが、今までご紹介した3本とは全く異なる価格推移グラフとなっており今回とても驚いております。
下落傾向かと思いきや定期的に思いっきり値上がりし乱高下を繰り返しております。もちろん定価が100万アンダーですからグラフ的に乱高下と言っても10~20万円の振り幅ではあるものの、サラリーマンの方のボーナス時期に高騰しているようにみえるのは自分だけでしょうか。ファーストロレックスとしても人気のエキスプローラーⅠですが、このグラフの法則的には今は”買い”判断で良いような気がします。
という訳で日本ロレックスが定める購入制限モデル(SSモデルが中心)を中心にプレ値グラフをご紹介してきました。ボーナス時期でもある今月狙っていた方には基本的には買い相場という判断をロレックスウォッチャーの自分としてはしました。正規店購入がほぼ絶望的な昨今、プレ値の動向を見極めるのは非常に大切であると考えまた定期的にみなさんに情報提供していけたらと思っております。