車は趣味ではない自分を表現する一部である、さじゃんです。昨年2022年末3年間乗っていたスーパーカーを降り(売却し3年間乗っていた車については今後触れますw)突如現行のゲレンデを契約し年末ギリギリに納車しました。とは言え自分の愛車遍歴と言えば過去記事にしたマセラティだったり、
ランボルギーニの兄弟車として有名だったアウディR8だったりと所謂0-100km加速4秒だとか3秒だとか所謂スーパーカーと呼ばれるカテゴリーのものでした。自分はメインで乗る車には
非日常を味わえる特別感が必要
と考えておりこうした”人とかぶることのない”エキセントリックな車たちをチョイスしてきました。しかし昨年末まで乗っていた車のトラブルに悩まされ続け今回現行のゲレンデをチョイスする決断をしました。その大きな理由を3つに絞って書いてみたいと思っています。
1.ゲレンデという”乗り物”を体験してみたかった
実は欲しい車のリストには割りと昔からリストアップされていたメルセデスベンツGクラス。なぜなら個人的に、クラシックミニ(現行BMW.MINI)ポルシェ911と並び
形や基本的な意匠を変えずに生き残るLEGACY的ヒストリックカー
というイメージがあったから。つまりそれだけ長く愛され根強いファンによって愛されるには圧倒的な魅力があるのだろうと考えていたからです。都内においては港区でプリウスばりに見かけると揶揄されるほど富裕層に愛されているゲレンデですが”人とかぶってでも乗ってみたい!!”そう思わせる魅力が個人的にはこの車にはありました。具体的には旧型のゲレンデは乗っているだけで運転者も同乗者も車酔いしてしまうと言われる硬派な乗り味(実際に旧型の試乗で自分も車酔いしました)から一気に現代のシティ派SUVライクな上質な乗り心地に試乗して納得の上購入に至りました。エクステリアが好みでも長い時間乗れないであろう旧型のネガティブを払拭してくれたの個人的には大きな購入のポイントとなりました。
2.現代のメルセデスベンツのディーゼル技術に感動
実はゲレンデを購入するさいにもう一台メルセデスベンツで検討している車がありました。GLBというコンパクトSUVでした。
Gクラスとは関係なく輸入車レビューサイトやYouTubeで高い評価だったどことなくゲレンデを意識させるようなデザインのメルセデスベンツのコンパクトSUVであるGLBを試乗する機会を得ました。エンジンを始動した瞬間
今までに体験したどのディーゼルエンジンとも違う上質な乗り味
に感動しました。過去に試乗したり経験したマツダやボルボ製のディーゼルエンジンとは全くと言っていいほど静かでおそらく言われないとディーゼルと気がつかない人の方が多いかと思うエンジンで衝撃を受けました。メルセデスのディーゼルの高さと内外装の質感の高さに今まで”人とかぶるから”という理由でメルセデスを避けてきた自分ですが素直に自動車としての質感の高さに驚きを隠せませんでした。
3.プレ値すらつく圧倒的リセールバリュー
ポルシェ911と並びドイツ車では圧倒的なリセールバリューを誇るGクラス。年式走行距離に関係なく中古車であっても現行は需給バランスが崩れて新車より高い中古市場が形成されています。エントリーモデルである350dや400dのモデルも新車よりも300~500万円ほど高値で取引されておりメルセデスベンツディーラーでは抽選での購入のみと購入には非常に高いハードルがつきまといますがそれでも
ほぼ落ちないリセールバリューが大きな後押し
となって今回中古車で素晴らしい個体出会うことができて購入と相成りました。新車価格1500万円オーバーで中古でも2000万円前後の現行Gクラスですが購入してまだ日が浅いキャリアですが買ってよかったと思える充足感や満足感を与えてくれる不思議なクルマです。スーパーカーほど街中で注目も浴びませんし港区に行けば日に何台も出会えるゲレンデですが、富裕層が好む理由がリセールバリューも含め多数あるから好まれるのだなと所有して理解できた部分も多いです。
とは言え、過去に乗ってきたポルシェマカンであったりカイエンであったり現代の王道のSUVと比較するとネガティブな点も気が付きましたので次回は購入検討されている方のためにも買って乗って気がついた欠点もお伝えしていこうと思っています。とは言え買ってよかったと心から思えるクルマに2022年年末に駆け込みで出会えたことは奇跡としか言い様がないのでタイミングと縁に感謝したいと思っています。