ゲレンデヴァーゲン？ゲレンデワーゲン？どっちが正しいの！？さじゃんです。前回スーパーカー好きの自分がとうとうスーパーカーを降りメルセデスベンツGクラスを納車したことをお伝えしました。
乗っていくとポジティブな要素ばかりではなくスーパーカーと比較すると様々なデメリットにも気づき始め（納車の一ヶ月未満で冷静になるの早いかもですがｗ）真剣に購入を検討されている方、いつか買おうと思っている方に向けて”ネガティブな点”を５点ほど個人的な経験も踏まえてお話していきたいと思います。
純正ナビのクオリティーの低さ
今回ゲレンデを買うと決めた時に自分の車としてメルセデスベンツ社を買うのもはじめてになりました。ゲレンデに限らずメルセデス自体世田谷や港区でありえないぐらい多いので個人的には人と同じクルマというのが苦手だったのもあり避けてきました。。
ですから、メルセデスベンツのインターフェイスにも馴染みはなくコラムシフトの独特の操作系やコマンドシステムと呼ばれるユーザーインターフェイスも初体験となりました。操作系自体は少し癖はあるものの使いやすく画面をタッチできないと言うネガはあまりハンデになりませんでした。しかし。。。
都内において案内の精度が低すぎる
と言う体験を納車後いきなりすることに。年末のことでしたが日本橋に用事があり首都高が運営する日本橋本町駐車場を目指して新宿方面からナビを設定。しかし日本橋本町ランプを降りるように言われた瞬間
突然の案内終了
で初手だった自分は慌てて路肩に止め再度目的地設定しても、また首都高に乗るように促される始末。結局iPhoneを起動してアップル純正マップアプリでどうにかたどり着けました。
渋滞予測をDRGは絶対にオフに！
しかも、DRG（Dynamic Route Guidance）と呼ばれる機能（設定から渋滞予測を活用）をオンにすると最悪度は増し迂回に迂回を重ねて都内から都内の目的地なのに千葉県まで跨いだという方も現れる始末。。。ディーラーサイドも「渋滞予測（DRG)をオフにしてください」とアナウンスしている店舗もあるようで、オプションで19万円ほどかかるナビパッケージを装着させておいてこの品質は酷いと思いました。走りや質感、エクステリアとインテリアのデザインは掛け値なくカッコいい現行Gクラスですが思わぬ落とし穴にハマったようで購入後すぐにがっかりさせられる結果に。ですが、これは何もGクラスに限ったことではなく現行の（最新のSやCクラスを除く）メルセデスベンツの共通の問題のようでユーザーがかなり不満を持っているようですが、大人の事情なのかまりネットでは叩かれていません。
メルセデスを買うようなユーザーは心が広いのかスマホナビの優秀さに皆さん気づいているのか分かりませんが、ひと世代前の日本製２DINナビ（カロッツェリアやクラリオンなど）が相当ナビとしては優秀だったのだと気付かされて瞬間でもありました。ドイツ車や欧州車は軒並み自社製ナビをビルトインで搭載してこうしたガラパゴス的な日本のナビを駆逐してきましたが性能面ではローカライズされた日本製ナビが最強だと思います。特に都内のような複雑な高低差があるような地形ではメルセデス純正ナビは全く使い物になりません。
ヤフーカーナビなんかも相当評価が高いですし無料とは思えない案内機能だと感じたこともあり、こうしたApple CarPlayやAndroid Auto対応のアプリを活用して純正ナビの画面に接続して案内してもらったほうがよっぽど信頼できる結果に。メルセデスベンツも購入時に19万円、年次更新時にマップ更新サービスを15000円前後で提供しているのだからこうしたネガティブな姿勢を続けているとユーザーが離れかねないとはじめてメルセデスオーナーになった自分は憤ってしまいました。
相当数のユーザーが改善を求めてメルセデスベンツジャパンにクレームを出していると言う話も聞きますがググってみてもDRGをオフにしましょうとか純正ナビのヤバさが検索に出てこないのは何かの闇すら感じますｗしかし、メルセデスを購入する世代は今後も高齢のドライバーが多くなると予想され自動運転だ対話型AI（メルセデス版アレクサ）だと先進機能を謳う前に
目的地に正確に辿り着けるナビの搭載
という当たり前のことを実装してほしいと思います。ナビ以外のポイントは非常に気に入ってるGクラスでので今度なポジティブなレビューをさせて頂けたらと思っております。
