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Official髭男dismの新曲”ホワイトノイズ”がカッコいい!タイトルに隠された秘密とは【東京リベンジャーズ】

なんだかんだヒゲダンは国民的バンドになっと思う!さじゃんです。という訳で昨年は米津玄師のキックバックを取り上げた本能ブログ。人気アニメチェーンソーマンの主題歌として現在もヒットチャートの上位に食い込んでいます。

J-Popの解説は実はブログ開設当初からちょくちょくアップさせていただいておりまして、過去にはYOASOBIの公式Twitterや鈴木おさむ氏に取り上げていただいたことも。

という訳で2023年一発目に取り上げる楽曲はすっかり国民的主題歌バンドに定着したOfficial髭男dism(ヒゲダン)の新曲ホワイトノイズになります。こちらの曲はTVアニメ『東京リベンジャーズ 聖夜決戦編』のオープニングテーマになっております。

人生どん底ダメフリーターの花垣武道(タケミチ)が主人公の物語で2021年7月に公開されたアニメシリーズの第一期である『血のハロウィン編』は大変な人気になり、”ヒヨッてるやつ居ねーよなー”はこの年の隠れた流行語になったほどw東京リベンジャーズ自体が当時は連載途中(昨年11月に終了)でしたのでアニメシリーズを観た方であれば感じたと思いますが続編を感じさせる尻切れトンボ的なエンディングでした。その幕切れから一年半の時を経て2023年1月からテレビ東京系列で事実上の第二期である”聖夜血戦篇”がスタートしました。

第1期もヒゲダンがOPを担当

2021年の第一期血のハロウィン編の主題歌(OP)はヒゲダンのCry Babyでした。この曲も結構ヒットしたのでご存じの方も多いのではないでしょうか?

感傷的で弱虫の主人公タケミチの気持ちやストーリーをなぞるような歌詞が印象的で東京リベンジャーズのために作られた楽曲だという印象が強かった曲でした。

ー何度も青あざだらけで涙を流して流してー

ー腫れ上がった顔を見合って笑う 土砂降りの夜に誓ったリベンジー

まさにヤンキーサスペンスを地で行くような歌詞で、リベンジと言う単語そのものも登場します。歌詞だけではなく曲調も激しさ中にもずっと暗さが漂っている感じが主人公タケミチの葛藤を表しているようでもありました。

Cry Babyと言う単語の意味自体も直訳すると泣き虫、弱虫、愚痴ると言う意味でこの当たりの印象もネガティブにタイムワープを繰り返すタケミチを想起させます。しかし、混沌とするヤンキー世界を生き抜くタケミチの影の部分を表した楽曲ではありました。

”ホワイトノイズ”に隠された意味

第二期は東京卍會として生き抜くことを決意したタケミチと仲間達の物語の続きになりますが、今回オススメしているホワイトノイズという楽曲自体も非常に前向きな歌詞と曲調に仕上がっております。

歌詞もCry Babyに比べるとかなりポジティブな感じに仕上がっております。

ー追いついた未来の端っこで何度でも あなたを救い出すよー

運命に殴られても 委託も痒くもないと 道路を駆け抜けてくー

曲調も疾走感あふれるドライブソングとも言えるような雰囲気で個人的にはCry Babyよりもかっこいい曲だなと感じております。そしてタイトルのホワイトノイズという言葉ですが

ーノイズの分類で、パワースペクトルにおいて広い範囲[2]で同程度の強度となっているノイズを指す。「ホワイト」とは、可視領域の広い範囲をまんべんなく含んだ光が白色であることから来ている形容である[3]。派生語のようなものにピンクノイズがあり、周波数成分が右下がりの光がピンク色であることによる。よく聞くノイズの例で擬音語で表現するなら、「ザー」という音に聞こえる雑音がピンクノイズで、「シャー」と聞こえる音がホワイトノイズである。ーWikipedia

簡単に言うとテレビの砂嵐画面のノイズ音ですね。波の音のサンプリングなんかもこれに該当するかと思います。

ご存じの方も多いかもしれませんがホワイトノイズは実は赤ちゃんが泣き止む効果があると言われておりYou Tubeや音源があるほど!話を楽曲に戻しますが、タイトルの変遷としては

Cry Baby→ホワイトノイズ

となっておりますが、個人的には

泣き虫(Baby)→泣き止んで前を向く(Babyを泣き止ませる)

と言うメッセージングに感じました。

Babyと言う単語の関連性を利用した作詞した藤原聡のセンスが素晴らしいと感じました。前向きな印象をひたすら与えるホワイトノイズ本当にオススメです。東京リベンジャーズファンではない方もぜひ、寒いこの時期元気をもらえるかと。