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SAMYANGの単焦点広角レンズ24mm F2.8を買ったらα7sがお散歩カメラになった話

中古価格が10万程度に落ちてきて購入したα7sのレンズには当初SONYの50mm F1.8の単焦点レンズ[SEL50F18F]を使っていました。この撒き餌レンズは小さく軽く悪くはなかったのですが、AFが遅いのが気になって、次に購入したのがTAMRONのいわゆる大三元レンズ[28-75mm F/2.8 Di III VXD G2]。広角から標準までF2.8通しで使え、AFも静かで早くとてもいいレンズです。しかし、たとえ28-75という距離でもF2.8通しだとどうしてもサイズが大きく重くなってしまい、気軽に持ち出すという感じではなくなってしまいました。

そこで目を付けたのが安いのに高性能レンズを発売していると噂の韓国 Samyang Opticsのレンズ。日本ではケンコートキナーが代理店として発売しているようです。このSAMYANGの24mm F2.8単焦点レンズは軽くて小さいフルサイズ用レンズなのに3万円代で購入できるという代物。実際多くのα7ユーザーのブログやYoutubeでも紹介されている間違いないレンズです

SAMYANG AF 24mm F2.8 FEソニーα Eマウント用

 

長さ約3.7cm、重さ93gのコンパクトサイズで、最短撮影距離24cmを実現。約500gのα7S本体と合わせても600g程度に収まります。

Amazonでは2000近い評価数で4.3と、もしかして全SONY α7所有者がサブレンズとして買っているんじゃないかと疑うレベル。金額は時期によって3万前半~後半を行ったり来たりしているようです。私が購入したときは32,000円程度でしたが、記事執筆時には38,000円になっていました。

撮影サンプル

お散歩がてら東京のようにビルが並ぶ風景を撮るには最適。

 

歩きながら向かい側の建物をパチリ

 

広角でこういう路地を広く切り取ると雰囲気がよく伝わります。

 

日本橋の獅子像と上を通る首都高もまとめて切り取ることができます。果たして2040年には本当に首都高が地下化されるのでしょうか。

どうしても高いビルを見上げて全体を写真に収めたくなった時こそ、この組み合わせが生きてきます。

 

 

 

周辺減光もありますが、3万代のレンズに何を求めるのか。
この雰囲気を逆に楽しむぐらいの気持ちでスナップに出かけたくなるレンズです。

 

広角レンズの宿命ですが、逆光には弱いです。

 

iPhone14pro と α7S+SAMYANG AF 24mm F2.8
並べるとiPhoneの画像の鮮やかなこと。いかにAIで加工された画像に見慣れてしまっているかが分かります。

結局、このレンズが最近付けっぱなしとなっているα7S。家でも気軽に手に取って撮影することが増えた気がします。最近値段の下がってきた中古α7S、α7SⅡを購入した方には是非おためしいただきたいレンズでした。