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究極のノイズキャンセリング対決!SONY WH-1000XM5とAirPods Max徹底比較レビュー【ヘッドホン】

こんにちは、HSPホルダーでヘッドホン愛好家のさじゃんです。今回は今までもさんざん触れてきたヘッドホン関連記事。特にAirPods MAXや

最近購入したヘッドホン界隈で常に最強との呼び声高いSONY WH-1000XM5を購入したりと

ヘッドホン依存症とも言うべき愛好家な自分ですが、ちょうど手元に価格帯的にもライバルになり得るであろうSONY WH-1000XM5とAppleのAirPods Max2機種が手元にありますので徹底比較していければと思っております。どちらを選ぶべきか迷っている方、両方の特徴を知りたい方に参考になればと思っております。

基本的な特徴

まず、それぞれのヘッドホンの基本的な特徴から見ていきましょう。

【SONY WH-1000XM5の特徴】

・AIノイズキャンセリング機能
・最大30時間の連続再生
・高音質コーデックに対応(LDAC、360 Reality Audio)
・タッチセンサーとウェアリングセンサー搭載
・マルチポイント接続対応

【AirPods Maxの特徴】

・アクティブノイズキャンセリング機能
・最大20時間の連続再生
・高音質コーデックに対応(AAC)
・デジタルクラウンとノイズコントロールボタン搭載
・Appleデバイスとのシームレスな連携

並べてみると非常に似たような特性を持つ製品だということがわかります。というかアクティブノイズキャンセリング界隈が同じようなゴールを目指しているとも言えるためスマートフォンが各社特色が無くなってきているという現象に近いようにも思います。

音質とノイズキャンセリング

【音質】
両者とも高音質を誇っていますがSONY WH-1000XM5はLDACや360 Reality Audioなどの高音質コーデックに対応しており、より細かい音の表現が可能です。一方、AirPods MaxはAACコーデックに対応しておりApple製品との親和性が高いです。後で触れますが空間オーディオへの完全対応も利点かと思います。

【ノイズキャンセリング性能】
SONY WH-1000XM5はAIノイズキャンセリングを搭載しており外部の騒音を効果的に遮断できます。一方AirPods Maxも優れたアクティブノイズキャンセリング性能を持っていますが、SONY WH-1000XM5がわずかに優れているとされているレビューを多く見かけます。個人的な見解ですがイヤーカップの形状も微妙に違う2機種のためANC(アクティブノイズキャンセリング)の性能だけを耳素人の自分が聴き分けるは至難の業であると言えるほど非常に両者とも優れた性能を持っているようにも感じますが、

AirPods MAXのANCはAirPods Proの延長線上にあるようなノイズ除去

と言った風情もあり、SONYとは消そうとしている帯域が違うようにも思います。ノイズキャンセリング目的がメインで購入しようと思っている方にはどちらも優れた性能を発揮しているようにも感じますので差はないようにも思います。

ユーザビリティ

【バッテリー寿命】
連続再生時間で比較すると、SONY WH-1000XM5が最大30時間、AirPods Maxが最大20時間とSONY WH-1000XM5の方が優れています。また、SONY WH-1000XM5は急速充電に対応しており10分の充電で約5時間の再生が可能です。一方、AirPods Maxは1.5時間でフル充電が可能ですが、急速充電機能は搭載していません。

【操作性】
SONY WH-1000XM5はタッチセンサーを搭載しており、曲の再生/停止や音量調整などが指先で簡単に操作できます。またウェアリングセンサーによりヘッドホンを外すと自動的に再生が停止します。一方、AirPods Maxはデジタルクラウンとノイズコントロールボタンを搭載しており、直感的な操作が可能です。Apple Watchユーザーである自分はデジタルクラウンが音量調整と言うかたちで搭載されていることにデザインのすばらしさを感じ購入時は感動したのを覚えています。

【充電端子】
SONY WH-1000XM5はUSB Type-C端子を採用しています。USB Type-Cは現在主流となっている汎用性の高い充電端子で多くのデバイスで共通して使用されています。これにより充電ケーブルを持ち歩く際に他のデバイスと充電ケーブルを共有できる利点があります。

一方、AirPods Maxは、Lightning端子を採用しています。Lightning端子は、Apple製品で主に使用されている端子でiPhoneやiPadと同じ充電ケーブルを利用できます。Apple製品を既にお持ちの方にとっては別途充電ケーブルを持ち歩く必要がなく便利ですが、非Apple製品のユーザーにとっては、専用の充電ケーブルが必要になる点がデメリットとなります。

デザインと装着感

デザインに関してはAirPods MAXラバーなデザイナーSilverさんが韓国での爆発的人気について記事にしてくれましたのでこちらも参考にしていただけたらと思います。

【デザインと装着感】
デザイン面ではSONY WH-1000XM5はシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で軽量で快適な装着感があります。一方、AirPods Maxはアルミニウム製の筐体と独特な形状のイヤークッションが特徴で高級感がありますが重量が同クラスのヘッドホンと比較すると破格に重いため長時間の使用には少し疲れるかもしれません。(自分は耐えきれずSONY WH-1000XM5を購入しましたがw)

デザインのAirPods MAX装着感のSONY WH-1000XM5

と言い切っても(SONYも現行モデルは十分カッコいいですが)良いように思います。同じようなノイズキャンセリング性能を持ちつつも100g以上重いAirPods MAXを自分は国際線の飛行機のような長い時間装着しようとは思いませんでした。

サウンドデザイン

サウンドデザイン(音作り)ではSONY WH-1000XM5とAirPods Maxはそれぞれ独自の技術や特徴があります。

【ドライバーユニット】
SONY WH-1000XM5は40mmのダイナミックドライバーユニットを採用しています。これにより広い音域をカバーし高解像度な音質を実現しています。

一方AirPods Maxは、Apple独自のカスタムダイナミックドライバーを搭載しており高い音質を提供していますがドライバー自体のサイズは公表されていません。

【高音質コーデック】
SONY WH-1000XM5は高音質コーデックであるLDACや360 Reality Audioに対応しておりより細かい音の表現が可能です。LDACは通常のBluetoothオーディオよりも高いビットレートでの伝送が可能で音質劣化が少なくなります。また360 Reality Audioは立体的な音場を再現する技術でライブ感や空間表現が向上します。

一方AirPods MaxはAACコーデックに対応しており高い音質を提供するもののLDACや360 Reality Audioほどの拡張性はありません。

【サウンドシグネチャー】
SONY WH-1000XM5は、クリアでバランスの取れたサウンドシグネチャーが特徴です。低音から高音まで均等に再生され、ジャンルを問わず幅広い音楽が楽しめます。

AirPods Maxは、独自のサウンドシグネチャーがあり、中高音域に力を入れた明瞭で解像度の高い音質が特徴です。特にボーカルやアコースティック楽器の再現性が高く、詳細な音の表現が可能です。

イコライザーと空間オーディオ

【イコライザー機能】

SONY WH-1000XM5は、専用アプリ「Sony | Headphones Connect」でイコライザー機能を利用できます。これにより音質を自分好みにカスタマイズすることが可能です。

AirPods MaxはiOSデバイス上でイコライザー設定が可能ですがカスタマイズの幅はSONY WH-1000XM5に比べて若干狭いです。

総合的に見ると音質面ではSONY WH-1000XM5が高音質コーデックやイコライザー機能の面で優れており音楽愛好家には特に魅力的な選択肢となります。またバランスの良いサウンドシグネチャーと広い音域がさまざまなジャンルの音楽を楽しむことができます。

AirPods MaxはApple独自のサウンドシグネチャーにより中高音域に特化した明瞭な音質が魅力です。特にボーカルやアコースティック楽器を重視するリスナーにはおすすめです。またAACコーデックによるApple製品との親和性も高くシームレスな音楽体験が可能です。

【空間オーディオ】

音質面での比較にAppleの空間オーディオ機能についても触れてみましょう。AirPods MaxはApple独自の空間オーディオ技術を搭載しています。これはDolby Atmosや5.1ch、7.1chサラウンドサウンドに対応し映画やテレビ番組のサウンドトラックをリアルな音場で楽しむことができます。また空間オーディオはヘッドトラッキング技術を利用して頭の動きに合わせて音の位置が変化するため、没入感が高まります。

SONY WH-1000XM5は空間オーディオに相当する機能として360 Reality Audioをサポートしています。これは立体的な音場を再現する技術でライブ感や空間表現が向上します。しかし360 Reality Audioは音楽再生を主な対象としており、映画やテレビ番組のサラウンドサウンドには対応していません。

総合的に見ると映画やテレビ番組のサウンドトラックに重きを置く方にはAirPods Maxの空間オーディオがおすすめです。リアルな音場再現とヘッドトラッキングによる没入感が魅力的で映像コンテンツを楽しむには最適な選択です。

まとめ

最後に価格の比較をしながらまとめに入らせて頂きます。
価格面では2023年4月28日現在Amazonの価格をみていくとSONY WH-1000XM5は51000円前後で販売されています。AirPods Maxは81000円程度で販売されており3万円ほど高価です。この3万円の差が性能にそのまま現れているかというと微妙でAppleラバーやオシャレアイテムとしての購入でない限り機能面や装着感を考えると。。。

SONY WH-1000XM5がほとんどの方にオススメ!

と言わざるを得ません。音質やノイズキャンセリング性能、バッテリー寿命を重視するとSONY WH-1000XM5に分があると思います。Apple製品とのシームレスな連携やデザインにこだわる方にはAirPods Maxがおすすめです。韓国でも人気ですしね!

どちらのヘッドホンを選ぶかは皆様の音楽の好みや使用シーンによって異なります。音楽の世界をより深く楽しむためなのかノイズキャンセリングがメインなのかSONY WH-1000XM5とAirPods Maxのどちらかを選んでも価格と装着感以外は大差はないとも言えます。まずは両者フィッティング出来るお店に出向いて実際に触っていただけたらと思います。両方持っている自分としてもフラットにみてどちらを選んでも最高の音楽体験が待っていることには変わらないと思います。