先日、封印を解いた特級呪物ことSOXAIリング。ファームウェアやアプリの更新で発売当初よりは使えるようになっていることを確認しました。きちんと使えれば様々なデータを取得して便利に使う事ができます。ここではSOXAIアプリで確認できるデータを整理して紹介します。
ホーム画面
SOXAIアプリを起動して表示されるホーム画面にはその日の朝の睡眠情報やQOLの数値、またリングのバッテリーが少なくなってくると充電を促すお知らせが表示されます。
その下には、その日の体調や運動の情報、データが溜まってくると睡眠負債なんかも表示されてくるので、睡眠不足だったら多めに寝ないとと気づくことができます。
朝起きて、アプリを起動して同期すれば睡眠時間や体調など一目で確認するときに役立ちます。
睡眠タブ
睡眠タブはその日の睡眠スコアや睡眠時間の確認ができます。この日は84点VERY GOODな睡眠スコアでした。
睡眠サマリでは睡眠負債や睡眠効率、睡眠目標の達成率を確認できます。8時間の睡眠目標を立ててみたものの、まったく達成できる気配がありませんが、睡眠時間確保の動機にはなりそうです。
【睡眠時間】前回の睡眠の様子を確認できます。睡眠時間6時間41分。全就寝時間6時間47分と布団に入ってからすぐ落ちたように判断されましたが、布団に入ってからだらだらとYoutubeを見ているような日は、ちゃんと睡眠時間と全就床時間の差が大きく計測されました。
レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠も細かく計測されて、自分がどのように寝ているのかがわかります。
【安静時心拍数】寝ている時の平均心拍数は65拍/分。目覚めが近くなると心拍数も上がるんですね。
【平均心拍変動】心拍数の時間的な変動を表す指標で、英語では「Heart Rate Variability (HRV)」と呼ばれます。HRVは、心拍の間隔の変動を測定するもので、心臓が次の拍動を起こすまでの時間の変動を解析します。成人男性の平均値は約40〜50ミリ秒らしいです。この日は34msでしたけど大丈夫かな。
体調タブ
体調タブでは、SOXAIリングに搭載されている数々のセンサーや高度なアルゴリズムを駆使し、心拍変動や血中酸素レベル(SpO2)、皮膚温度、睡眠スコア等の測定値を解析して独自の採点システムで体調を100点満点で採点します。
【ストレスレベル】心拍を元に自分がどれだけストレスがかかっているか判定してくれます。この日は比較的安定していた実際にストレスがひどい時の数値を確認してみたくなります。
【心拍数】一日の心拍数の変化を確認できます。夜に向かって上がっていくのはなんででしょう。
【心拍変動】心拍間隔の変動を示します。自律神経の交感神経と副交感神経バランスを知ることができます。
【酸素レベル】赤血球によって肺から全身に運ばれる血中の酸素の割合を示します。
【皮膚温度】皮膚温度も計測されます。実際に熱が出たときなど変化を確認できたら楽しそうです。
運動タブ
運動タブでは活動量からアクティビティレベル、歩数、消費カロリーを分析し、独自のアルゴリズムで運動スコアを100点満点で採点してくれます。
【アクティビティレベル】歩行、走行、自転車、水泳など加速度センサに搭載されたAIを用いて自動でアクティビティを検出して運動レベルを判定します。この日は日中だけでなく夜も動いているので外出したのがわかります。
【歩数】単純に歩数を計測。今度精度比較もしてみたいです。
【カロリー】SOXAIアプリに設定した身長、体重、アクティビティレベル、歩数等を用いて消費カロリーを計算します。
うまくデータが取れれば利用価値はありそう
いざ使い始めれば、特に意識することなく様々なデータを取ってくれるので自分の健康や睡眠を見直したい人にとってはとても有効なデバイスだなと感じます。
ただ、データを同期するときにエラーでRINGを見つけられなかったり、RINGを付けていたのにデータが飛んでしまったりと時々動作が怪しいところがあるのも事実。サードパーティ製品の宿命とも言えるかもしれませんが、今後も引き続き改善してくれることを期待します。