”孤独のグルメ”のお店って本当に美味しいの?トモGPです。2012年のシーズン1放送より続く大ヒットグルメドラマ”孤独のグルメ”、関東地方を中心に魅力的な飲食店が多数登場することでお馴染みのドラマなわけですが、その中にちょっと気になるお店を見つけました。横浜桜木町の定食屋”キッチン・カフェばる”、海鮮系を中心にとにかくメニュー豊富なこのお店を今回は紹介したいと思います。
キッチン・カフェ ばる
”孤独のグルメ”シーズン10第3話に登場するお店は”キッチン・カフェばる”。ドラマの主人公である井之頭五郎が横浜を訪れた際に立ち寄ったこのお店は魚屋に併設された定食屋で、お店自体も魚屋が運営しているとのこと。劇中で注文されるメニューは”真鯛のソテーオーロラソース”と”まぐろのユッケどんぶり”、料理はもちろんどれも美味しそうなのですが何より驚いたのは海鮮系を中心としたそのメニューの豊富さです。そしてまさか自分の職場の側にこんなお店があるなんて全く知らなかったものですから俄然興味が湧いてしまったわけなのです。
場所はJR桜木町駅から徒歩約3分と駅から目と鼻の先に位置します。横浜みなとみらいの玄関口である桜木町駅ですからもちろん駅周辺に飲食店は山ほどあります。しかし今回訪れた”カフェ・キッチンばる”の様なチェーン店ではない個人の定食屋自体が非常に珍しく、更に海鮮がメインということから漁港や市場の食堂を彷彿とさせる感じがし訪れてみることにしました。
桜木町駅の南改札を出たら目の前にある地下通路野毛ちかみちに入ります。
ドラマと同じ南1番出口から出ましたら右に10m程進めばもうお店に到着、
"キッチン・カフェばる"ドラマで見たまんまです。
その隣(同じ建物)には魚屋も併設されています。
表側の広い道路はもう何百回通過したかわかりませんがこの路地に入ったのは実は初めて。こんな場所にまさかこんな魚屋と定食屋があったなんて全く知りませんでした。定食屋というよりかはそれこそカフェだったり昔ながらの美容室といったかわいい外観お店、
入り口にある手書きのポップも定食屋とは程遠いかわいさですが内容はがっつりと定食屋そのもの、これは楽しみです。
店内はカウンター約10席とテーブル席が1つという少し手狭なイメージ、平日の昼前に訪れたからなのかすんなり入店することができましたがドラマの影響なのか程なくして満席に。初めて訪れたお店なのでこの混雑ぶりがドラマの放送前後でどう変化したのかはわかりませんが、テレビで見たまんまの明るく元気な女将さんが「まぐろのユッケどんぶりおすすめでーす!」とドラマに出てきたメニューをおすすめしてくるということは、放送後1年以上経過した現在もテレビの影響は続いている証拠なのかもしれません。もちろん”まぐろのユッケどんぶり”を注文しました。
セルフサービスのお茶もドラマで見た通り、孤独のグルメは大好きなドラマですが劇中に出てきたお店を訪れたのは今回が初めてだったので、なんだか不思議な気分です。
そして到着した”まぐろのユッケどんぶり”がこちらです。まぐろ、卵、ネギ大葉の色鮮やかなか見た目に期待と食欲も高まります。改めて見てみるとごまの量が尋常では無い気もしますがそこはご愛嬌ということでw。
他にもあら汁、冷奴、ひじき、大根とにんじんの酢の物と小鉢も充実していてボリュームも満点、働き盛りのビジネスマンにとっても申し分は無さそうです。
”魚屋のまぐろ”と聞いただけで美味しそうに見えてしまう単純な私トモGPですが、いやいやこれが実際に食べてみても鮮度抜群で非常に美味しいんです。ユッケどんぶりということですので味はイメージ通りと言いますか、ごま油と甘辛い感じのタレがかかっている正に焼肉屋で食べるユッケのあの味です。ただこの味付け、まぐろの赤身にもばっちりハマっています。ごまの食感やネギの風味、そしてそれらを包み込む生卵、そんでもって例のユッケの味付けですからご飯がすすまない訳がありません。
丼ものの美味しさを大きく左右するご飯、そのご飯の炊き加減がまた絶妙なのです。おかずもご飯もクオリティの高い定食屋って実はなかなか無かったりしますが、それをサラッとやってのける”キッチン・カフェばる”ただものではありません。
流行りのお店のバズったメニューって実際に食べてみると、がっかりとまではいきませんが期待値の方が上回ることが多いのですがこのお店に関しては全くそんなことはありませんでした。おそらくドラマに出てからとんでもなく忙しくなったとは思いますが、明るく元気に対応している女将さんを見ていると、”ただひたすらに美味しい料理を届けたい”という思いが伝わってきます。桜木町近辺で海鮮系のランチならここ一択と言っても過言ではない程素敵なお店”キッチン・カフェばる”、まだまだ魅力的なメニューが沢山ありますのでこれから何度も通うことになりそうです。