前回のブログで魚屋が運営する横浜の人気の定食屋"キッチン・カフェばる"についての記事を書かせていただきましたが、
今回私トモGPが紹介するお店は"OJIMA DINING (尾島ダイニング)"、横浜で創業100年という長い歴史を持つ肉や惣菜を取り扱う"尾島商店"が運営するレストランです。
尾島商店とは?
尾島商店とは大正12年に横浜の野毛に誕生した精肉店です。「肉屋の目で厳選した上質な国産肉を使うこと」をモットーに、現在はお肉だけではなく焼豚、コロッケ、メンチカツ、シュウマイなどのお惣菜も尾島商店の代名詞として非常に有名です。直営店は野毛の尾島本店だけではなく横浜高島屋やそごうといった横浜を代表するデパート内にもあり、年末年始などに人気の焼豚を買い求める人で行列が出来る光景はもはや横浜の風物詩と言っても過言ではありません。かつて"ゆず"の2人が監修したお弁当を販売したこともあるほどこの横浜という地に昔から根付いているお店、それが尾島商店なのです。
OJIMA DINING(尾島ダイニング)
そんな横浜野毛にある尾島本店は今年2024の3月にリニューアルをし、それに伴い今まで併設されていたイートスペースであるミートカフェオジマも通りを挟んだ向かい側に"OJIMA DINING(尾島ダイニング)”として装いも新たに新たに生まれ変わりました。
場所はなんと前回の記事で紹介した定食屋”キッチン・カフェばる”のすぐ近く、こんな狭い範囲に魚専門店と肉専門店が存在するなんこの辺りは本当に贅沢なエリアです。
外観は今風のカフェやバルといった感じで女性が一人でも入りやすい非常におしゃれな雰囲気、もともとこの場所にあった尾島商店が運営するパン屋”ベン・ハー”と統合した形での営業スタイルで、オープン当初はなんとあの”ゆず”の北川悠仁さんから開店祝いのお花が届いていたとのことです。
以前のミートカフェと比べ広々とした店内はにテーブル席とカウンター席の両方が設けられていて座席数も十分な様に感じますがそこはやはり人気店、平日の昼間にもかかわらず店内は女性を中心にほぼ満席状態でした。
定番のハンバーガーやプレートメニューの他に昼時は週替わりのランチなどもあり、初めて訪れる人から頻繁に訪れる常連の人達にも対応したメニューとなっています。腹ペコの自分はご飯もガッツリ食べたいので黒毛和牛プレミアムハンバーグのセットを注文しました。
ちなみにプレミアムハンバーグは熱々の鉄板に乗せられて目の前に運ばれてくるため油飛び防止のエプロンを着用するのですが、店内を見回してみると他のお客さんはハンバーガーか定食を食べている人ばかり、しっかりとエプロンを着用しているのは自分だけという状況に若干恥ずかしくなりましたが、そんな羞恥心も目の前にジュウジュウと音を立てながら運ばれてきたハンバーグを見ればふっ飛びます。
熱々で運ばれてきたお肉屋さんのハンバーグの見た目はは良い意味で荒々しく無骨、肉肉しいハンバーグ代表と言っても過言では無いでしょう。付け合わせのマッシュドポテト、くたくたの玉ねぎやコーン、そしてハニーキャロットがちゃんと添えられているのが何より嬉しいポイントです。
今お肉を挽きましたと言わんばかりの焼きたてハンバーグ、表面のカリッとした焦げ目も食欲をそそります。周囲に肉を焼く非常にに香ばしい香りが立ち込めます。
決してベチャベチャでは無い程良い肉汁感、肉の脂も全くしつこくなくサラッとした舌触りで、決して肉の旨味を邪魔しない感じが品質の良さを物語ります。びっくりドンキーの様な柔らかいハンバーグも美味しいですが、このしっかりと歯応えを感じられる肉肉しいハンバーグもやっぱり最高です。おそらく醤油ベースであろうハンバーグソースがこれまたよくマッチしとにかくご飯が止まりません。
これまでも横浜のおすすめハンバーグ店を何軒か紹介してきましたが、
今回紹介した"OJIMA DINING(尾島ダイニング)"も他のお店同様に猛烈におすすめしたいお店です。お肉を美味しく食べるためのツボを心得ている肉屋ならではのハンバーグを、皆さんもぜひ1度味わってみてはいかがでしょうか。