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クラファンに参加した自分が鬼木貴典さんの訃報に接して想うこと

本能ブログのTwitterの方では発信していた、ブレイキングダウンの元レフリー鬼木貴典さんの闘病とクラウドファンディングのお話。

朝倉兄弟や起業家の溝口さんの気持ちに賛同して本能ブログとしての動画公開後すぐに微力ながらクラウドファンディングに参加させて頂きました。先日のブレイキングダウン12でも車椅子ながら元気な姿を見せてくれていた鬼木さん。

自分のような鬼木さんの回復の願う選手やファンの気持ちが通じたような笑顔でとても嬉しく思っていました。本能ブログのメンバーである自分と、トモGPは医療関係者ですので末期がんの厳しさは理解しているつもりなので一気に寛解するとはイメージが難しいところもありますが、可愛い子ども達のためにも頑張って欲しいと思っていました。

6月15日に突然の訃報

そんな中6/15に奥様から鬼木レフリーがお亡くなりになった事が発表されました。非常にショックでしたし驚きました。朝倉海選手の動画公開から1ヶ月も経過していない段階での急逝に非常にショックを受けました。

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メインで支援していた、朝倉海選手と起業家の溝口さんが動画を出されていました。沈痛な面持ちで語る二人の姿を見ると自分のことのように気持ちが分かりますし支援した自分も本当に残念だったという気持ちに改めてなりました。この動画で語られていたのでは現状報告だけでなくクラウドファンディング集まった資金の使い道に関してでした。

資金の使途を明示すべき

資金の用途と透明性の確保
治療費への使用
鬼木貴典氏の治療費に充てることがクラウドファンディングの第一の目的でした。彼の告白により、自由診療の高額な費用(約1000万円以上)が明らかにされ、これに対する支援が4時間で締め切られるほど多数集まりました​ 。

余剰金の寄付
クラウドファンディングの募集時に治療費に余剰が出た場合の用途も明示されていました。具体的には余剰金は日本こども支援協会に寄付されることが公表されています​ 。この協会は家庭の事情で親と一緒に生活できない子どもたちの支援を目的として活動しており、寄付金は里親制度の普及や子どもたちの教育・医療支援に使われます。

公式な公表とコミュニケーション
クラウドファンディングの運営者である溝口勇児氏は、支援者に対して資金の用途について明確に説明する責任を果たしており、集まった資金の使い道について透明性を確保しています。例えば、クラウドファンディングページやSNSでの公式声明を通じて、支援者に報告と開示を行っています​ ​。

アンチの声への対応
一部の批判者(アンチ)は、集まった資金の用途を明示するよう求めていますが、これに対しては以下のように対応することが考えられます。

公式な報告の強化
クラウドファンディングの運営者が定期的に報告を行い、具体的な使途や寄付の状況について詳細な情報を提供することが重要です。これにより支援者の信頼を維持し、透明性を高めることができます。

第三者の監査
資金の使途を第三者機関に監査させ、その結果を公表することで、客観的な視点から透明性を証明する方法も有効です。これにより、不正や疑念を防ぐことができます。

コミュニティとの対話
支援者やファンとの対話を継続し、彼らの質問や懸念に対して誠実に答えることが求められます。SNSやクラウドファンディングのプラットフォームを活用して、リアルタイムでの情報共有を行うことが重要です。

クラウドファンディングの資金の用途に関する透明性の確保は支援者の信頼を維持するために不可欠です。運営者が公式な報告を強化し、第三者の監査を導入することで、資金の適正な使途を証明し、批判に対する対応を行うことができます。鬼木貴典氏への支援は多くの人々の善意によって成り立っているため、その信頼を裏切らないようにする(お気持ち論も含めて)ことが最も重要だと考えます。

死が避けられない状況で第三者が介入する是非

鬼木貴典氏が告白した末期がんの闘病生活とその後の急逝について、多くの意見が寄せられていました。Twitter(X)の批判コメントからは「鬼木さん本人が納得しているんだから、第三者の安っぽいヒューマニズムで介入するべきではない」という意見が出ていました。この点について考察してみます。

本人の意思尊重と支援の意義
鬼木氏自身が告白した際、彼は治療を諦める決断をしていました。理由としては、高額な治療費がかかりその結果が不確実であること、そして家族に迷惑をかけたくないという思いを吐露されていました。彼は自分の運命を受け入れ、限られた時間を家族とともに過ごすことを選びましたが朝倉海選手と溝口さんからの説得を受け入れた形でクラウドファンディングがスタートしたという認識でした。

クラウドファンディングの展開とその反響
鬼木氏の告白を受け、朝倉海さんや溝口勇児さんがクラウドファンディングを立ち上げ、多くの支援が集まりました。この支援金は彼の治療費に充てられ、余剰金は日本こども支援協会に寄付されることになりました​ 。これに対しても賛否がありましたが、多くのファンや関係者は鬼木氏を支援することで少しでも彼の苦しみを和らげたい、ともに戦いたい!同じ境遇の方に勇気を与えない!と考えたのだと思っています。

安っぽいヒューマニズムとの批判
一部の意見では、第三者が安っぽいヒューマニズムで介入するべきではないという批判もありました。これは、鬼木氏が自分の意思で決断したことに対して外部からの介入が過度であるという見方です。しかしクラウドファンディングは鬼木氏自身が一度諦めた命に対して、再び希望を持たせる結果となり、彼は「皆さんの温かいコメントを見て、改めて最後まで戦おうと思いました」と感謝の意を表しています​ 。支援した僕的にも残されそうになっている子ども達にも大きな勇気を与えられたのかなと思っています。

 

残された子ども達にとっても

父さんはみんなの力を借りて限界まで頑張ったんだ!

と納得できると想うのです。あくまで人の死は残された側の納得や執着の結実だったりするのかなと思っています。鬼木さん自身が病態の受け入れを拒否し死を拒んでいた様には見えず、家族や朝倉兄弟やブレイキングダウン関係者のみんなのために最後まで頑張ってくれたような感覚で僕自身はいます。最後までかっこいいお父さんだったと思いますし、レフリーだったと思います。彼の(鬼木さん)遺志を尊重しながらも、支援の輪が広がったことは朝倉海選手・溝口勇児さんの行動力の素晴らしさだと思いますし個人的には残念な結果になってはしましたが、多くの人々の心に”生きることと・死ぬこと”が深く刻まれた出来事だったのではと感じています。

鬼木貴典さんの御冥福を改めてお祈りいたします。子ども達も本当に頑張ってほしいです。

2024年6月21日 本能ブログ CEO さじゃん