物議を醸した今年のバチェロレッテ3。とうとう最終回とアフターローズを含む最後の配信が開始されました。いまだ旅の途中で脱落者、離脱者が多数発生し武井亜樹さんのバチェロレッテの資質を問う声で一部炎上していたので私見を述べさせていただた前回。
非常に沢山のアクセスを頂き、炎上しつつもみんなバチェラーシリーズに興味があるんだなと。ある意味日本に最初に輸入された元祖婚活リアリティなのだと影響力を改めて感じています。コンパクトに纏められた今回のバチェロレッテ3の早くもファイナルローズエピーソード8。早速レビューしていきます。
恒例のバチェロレッテの両親に会うターン
まず今回のバチェロレッテ3で気がついたことは「圧倒的な低コスパでバリ島で無理やり撮影された」ということ。流石にバチェロレッテの両親に会うのは今まで通り日本だろうと踏んでいたのでバリ島でしかもZoomという展開に正直、
どこまでも予算削りたいんだな制作陣は
と、過去作からのファンとして一抹の悲しさを覚えたのはあります。ですから今回の炎上に関してもバチェロレッテの武井亜樹さんの問題だけではなく無理やりなスケジューリングと国や場所を変えない場面転換のない旅があまりにもロマンにかけていて非日常感を出せなかったのだと感じています。
話を櫛田さん(くっしー)に戻すと回を重ねるごとにイケメン度は増すもののどこか頼りなさというかKY感も同居する彼。今回はどんなやらかしが待っているのでしょうかw
という事前の予想に反して武井亜樹さんのお母さんとの面談は堂々としていて素晴らしい応対だっと思います。亜樹さんのお母さんも学校の先生ということで非常に快活でハキハキしている方なのにしっかりと負けずに自説を展開したくっしーは大きくポイントを稼げたと思います。
一方のキテレツ内科の坂口さん(ぐっち)も回を重ねるごとに人間味が増してきて、一気に本命候補に躍り出た印象です。もともとイケメンの顔つきが更に精悍になった印象です。
内科医だけあって妙齢の女性の面談や面接には慣れている印象で、お母さんとのやり取りもくっしーよりも更に上手にこなしていた印象。自分も同じ職業ですからこの手の面談は得意だったりします。この時の亜樹さんがくっしーの時よりもさらに嬉しそうに対応していたのは印象的でした。
ラスト・デートは2人のキャラに沿ったものに
くっしーとのラスト・デートは彼が自身のあると言っていたうどんを一緒に作って食べるという新婚のようなデートに。麺を製麺するところからスタートして仲良く話しながら食べていたように感じていたのですが。。。
亜樹さんを食べ物に例えると「おはぎ!」という衝撃の発言後の亜樹さんの表情がこちら。亜樹さんはかなり優しく対応したと思っていて、普通の人ならもっと怒っていてもおかしくないと思いますw くっしーの失言シリーズはまとめたら結構面白い動画になるんではないかと。ある意味今回のバチェロレッテ3の影の主役と言ってもいいかと。
現時点では「まだ亜樹さんを好きになれていない」と衝撃の告白。ファイナルローズもらっても日本にもらってもまずは友達からスタートしたいと一貫した意見をラスト・デートでもぶつけます。大切に想っているからこそ、ちゃんと考えた結果だと朴訥とした失言王のくっしーらしいファイナルアンサーだったと思います。
バチェラーシリーズといえばヘリ!西部警察といえば特殊車両!ぐらいの定番がやっとここで登場。今までヘリは序盤で投入されてきたので(ツーショットデートなど)ここでのヘリ投入は意外でした。
ここでのぐっちはいつものぐっちのワントーンテイストでしたが印象的だったのは亜樹さんでした。はしゃいでいながらもどこか安心しているような落ち着いているような、明らかに女性としてぐっちに信頼を寄せているようにさえ感じました。
亜樹さんが懸念していた「Dr.坂口夜の港区男子問題」ですが、ここで改めて話し合いが持たれて解決の方向へ。つまり、ぐっちは昔は遊んでいたけど本質的には女遊びって訳ではなく盛り上がる飲み会が好きだし彼女がいたら女の子のいる場への飲み会は参加しない!と断言しさらにバチェロレッテの好感度を上げた印象。煮えきらないくっしーとは好対照のラスト・デートになったかと。
更にDr.坂口の猛攻は続き、渡すはずだった手紙の朗読がはじまります。シリアスにやんわりと亜樹さんとの関係を保留したいくっしーとは対象的に旅のお礼や感想を言い合う素敵なムードに!この時点で個人的に
ファイナルローズは絶対にぐっちだ!
と確信しました。自分のことが好きではない男性と好意を寄せてくれている男性の2者から選べと言われたら女性だったら絶対に自分に好意があると現時点で表明してくれる男子が良いに決まっていますので。ぐっちは最後方から一気に追い込んできました。
バチェロレッテ3の武井亜樹さんはここまで男性陣に指一本触れさせることを許さず貞操を守り続けてきましたが、ラストにDr.坂口の手慣れたエスコートでハグを解禁。この瞬間この旅は彼の旅だったと個人的に確信しました。
分かりきってるファイナルローズ。。
もう、坂口くん(ぐっち)の勝確ファイナルローズなのですが一応見届けます。くっしーも悟りを開いた涅槃の状態の表情ですね。
当然坂口さんがファイナルローズを手にし櫛田さんとのお別れタイムです。くっしーの好きになりきれていないという正直な気持ちを受け止めた結果であり、この結末こそが”リアリティ”なのだと思っています。
ローズ自体を渡さなかった初代バチェロレッテ福田萌子さん以外のバチェロレッテ&バチェラーシリーズはラストにキスをしたりもしますが、ラストもハグ止まりで終了。結局旅を通して
亜樹さん含め誰も本気で恋愛モードにならなかった
回といえ、終始演出されたリアリティーを見せられているような薄っぺらいシリーズ3だったと思います。前回のレビューでも書きましたが毎回ホームランのような回になる訳ではないのは分かっていますが三振の回だったとしても恋愛要素よりもマラソンにようにこの企画を乗り切ったという達成感が伝わってきて違う感動があったのは事実です。とはいえ、制作陣のダメダメぶりも今回は大きく露呈したバチェロレッテ3だったと思いますので次回はアフターファイナルローズの振り返りを含めて今回のバチェロレッテシーズン3の総括をしていきます。
【エピソード7までのレビューは以下から】