2024年8月8日南海トラフと呼ばれるエリアの西端で起きたM7クラスの地震。昨日の地震自体では津波の大きさも含め大きな被害は出なかったものの、気象庁が史上初の南海トラフ地震臨時情報を発令し対象地域を中心に巨大地震の発生確率が高まったとして広く周知を始めました。
13年前に東日本大震災の被災者になった自分ですが、停電や断水などのインフラが長期間に渡り断たれた経験があります。そこで南海トラフの想定被害エリアの皆さまを中心に震災時にあった方が良いと思われる防災グッズを5つご紹介したいと思っております。
ポータブル電源
モバイルバッテリーの強力版としてアウトドアラバーを中心に人気のポータブル電源。一人暮らしの方のみならず複数の家族で同居されている方も含め、避難所や給水施設の情報を得るためにスマホからのインフォメーションが本当に有事の際は重要になります。ホットプレートやコンパクトIHヒーターなどにも対応したポータブル電源もあり、20000円前後とモバイルバッテリーよりも高価になってはしまいますがぜひ一家に一台あって絶対に損はないと被災した経験から感じています。
保存水
断水などもよく発生する大震災において、”水”の管理は結構やっかいな要素だったりします。飲料水だけではなくトイレの下水も止まったりするとトイレが流せなくなったりもします。まずは飲料水としての水が必要になりますのでこうした10年保存できる水が必要になると考えます。もっというと
飲料期間が過ぎても生活用水としての使用
でありストックできるスペースが有るなら絶対に置いておいて損はないと思います。電気の次に重要と思われる”水”ですが皆さん身近過ぎて忘れがちです。ぜひこの機会にストック頂けたらと思います。
防災ラジオ
ラジオというメディアがオワコンだと言われて久しいとは思いますが、スマホが仮にバッテリー切れを起こした場合テレビも見れないとなると重要な情報源となりうるのがこちらのラジオです。しかも手回しで発電できるので電池も必要とせず非常に重宝します。こちらも忘れがちな要素ですのでぜひ騙されたと思って一台持っていおいてください。
ビスコ保存版
保存食もカレーや温水いらずのカップ麺がメジャーですが個人的に推したいのはこちらのビスコ。お菓子や嗜好品の入手が困難になる非常時おいてこうしたちょっとしたお菓子が癒しになったりするんです。こちらの商品も5年間持ちますし仮に過ぎても、おやつとして消費していくスタイルも取れますし”非常のお菓子”というのは実は非常に重要な要素だったりします。
ポータブルシャワー
お風呂が使えないというインフラの優先順位は高くないですが、避難生活やインフラが断たれた状況を鑑みると入浴できない、衛生的な環境で生活できないというのは長期になればなるほどストレスになっていったりします。こうしたポータブルシャワーをお風呂場で使ったりも出来ますので一軒家ではない方にもオススメだったりします。
今回の地震が必ずしも巨大地震に直結するとは限りませんが防災グッズは必ずと言っていいほど非常時には売り切れてしまうので早め早めの準備がおすすめです。実際に備えると言っても何を買っていいか分からなくなる方が多いかと多いかと思いますので参考に頂ければと思います。