前回お届けした、2024年度版一括査定のリアル。PVや反響の大きさを頂いてGクラスオーナーのみならず、愛車を売却しようとしている皆さんが高額査定の為に色々調べているんだなーとこちらも勉強になりました。
クルマ系YouTuber界隈では定番となっているワンソク方式や以前ご紹介したカババなど、ネット使った買取業界は熾烈を極めていると言って良い状況だと思います。
結局、五味康隆氏やワンソク氏も案件でカババやナビクルに誘導している側面もあり実は彼らが言うほどのメリットがない場合も多いと考えております。当ブログは案件で今回の企画をご紹介しているわけではなく、乗り換え前提の査定を実際に行った実録をお届けしようと思っています。
各社の名誉のためにズバリの金額を出してくれた企業も金額に幅を持たせてご紹介しますし、今回の自分のGクラスの走行距離は公開しません。今回この金額だっただけで国産車や軽自動車などがすべての車種がこの傾向に当てはまる訳ではないという感じで半分ファンタジーで読んでもらえたらと思います。
1・鬼電キングナビクル
ナビクルの特性上同じ会社の違う店舗から掛かってくる可能性がありますが、基本査定を希望した都道府県の近隣の店舗から掛かってくるイメージでしした。本当に鬼電がひどかったですが、実質3~4社ほどのイメージかと思います。
事前査定金額は各社おおよそ1200万円~1250万円
とディーラー下取りの基準額1100万円を大きく上回りましたが驚くような結果でも無かったのをお伝えします。もちろん、ワンソク氏が言うように業者を一同に会して入札方式にすると金額はもっと釣り上がると思いますが(車両や申告に不備がない場合)電話の時点でこれだけゴリゴリに営業をかけてくる界隈ですから、前回もお伝えしたように
ワンソク方式は気の弱い方や女性、交渉ベタな方には絶対に勧められません!
万人に手放しで勧められないののです。手間はかかりますが、事前査定をとにかくいろんな媒体で試してから実車を見せたほうが良いと思っています。
2.MOTA3社選抜
結論から言うと事前査定で最も高額だったのがMOTAでした。ワンソク氏いわく、入札方式の方が有利との主張でナビクルに誘導しますしMOTAは二番手的な扱いですが実は今回の自分の車のケースは1300万円以上が数字として並ぶすごい結果に!
デメリットとしてはこちらの査定結果が出るまでにおおよそ24時間ほどかかる点。しかし、ナビクルに比べると情報を入力した時点での鬼電はなく結果がユーザーに送信された時点で鬼電がスタートする感じでした。しかし、選抜後の上位3社としか電話しなくて良いですし上位の業者の査定結果もこちらから提示できるので交渉としては有利に進められますし、ナビクルの営業担当に比べると幾分マイルドな感じの方が多かった気がします。
結論から言えば一般人はまずMOTAから査定をスタートするのが良いかと思われます。
3.カババ
前回のCLAのときにお世話になった担当さんに連絡したのですが、今回は査定のタイミングが合わずで見送りとなりました。カババの問題点は、査定員が不足気味ですぐに出品出来ない状況があまり改善されていない(特に地方)かと。五味康隆氏が気持ち悪いぐらいべた褒めするほど簡単に売れませんし、クルマ系ユーチューバーの案件系は令和の賢い皆さんはあまり真に受けずに聞いたほうが良いと思っています。
4.Gクラス専門店マルゲン(りょじっちゃん)
りょじっちゃんは個人的にファンなのでリンク貼ってみますw マルゲンと言う会社の専用問い合わせフォームから連絡→書面で残る査定結果は伝えていないというシステムでりょじっちゃん本人から電話をいただきました。
事前査定結果は1220万円~1260万円
ナビクルよりは専門店だけあって高額ですが、事前だとこの辺ですと。後は実際の査定の感じになると伝えられました。正直に電話でお話した印象はYouTubeのそのままで丁寧な印象で好感は持てました。Gクラス専門店とニッチではありますがゲレンデオーナーは一度りょじっちゃんに相談してみても損はないように思います。
5.バディカダイレクト
社長の中野さんのファンでしてこちらもリンクを張っておきます。ラインでやり取りして金額を出してもらいました。しかも2~3時間とすごいレスポンスでの事前査定で流石ベンチャーは前向きさが違うと感じます。
事前査定結果は1220万円~1250万円
バディカダイレクトは駆け引き無しで金額を〇〇と指定してくれますが、名誉のためにぼかします。しかし、Gクラス専門店のりょじっちゃんと同じ様な査定結果に驚きました。ラインのやり取りも非常に丁寧ですしMOTA以外でまず査定するなら絶対にバディカダイレクトだと思います。嫌な感じの営業は一切なかったです。素晴らしい。
まとめ
・事前査定で最も高額だったのはMOTA
・MOTAは結果がWebで見られるので他社との交渉のエビデンスになる
・バディカダイレクトは非常に優しい営業スタイル
・ナビクルの営業&鬼電が最も品がない
・五味やすたかやワンソクを盲信しすぎるのは危険
と今回の「自分のGクラスに関しては」こういった結果になりました。CLAを売却することになったグッドスピードとも実はやり取りしていますが、他社の見積もりを送るように言われてその金額をベースに交渉する会社でした。結局売るも買うも、ユーザーの交渉力に頼ることが多いのが自動車業界の闇と言えるかと思います。せっかくのネット一括査定とは言えナビクルは毎回嫌な思いをしますので個人的にはオススメできる優先順位は最下位とさせていだきます。
きっぱり、ワンソク方式は危険だと断言します。クルマ売買の素人がしも専門業者を3~4人目の前にして「減額交渉に応じない!」だの「諸経費全て含んだ金額で!」だの言い切って交渉出来るはずは絶対にないですし、オラオラ系営業の方(ナビクル系)が交こうした交渉に長けているわけですし、一般の方は生涯に10回も査定に出さないわけですから自分やワンソク氏のように何回も売り買いに慣れていないのであれば、自分のペース(売りたい側)に持ち込めないと考えるのが普通です。
入札方式など絶対に素人が踏み入れてはならない方法なのです
次回は、この辺りのスキームをしっかりとまとめて、”本能ブログ式2024年度版、一般人のための優しい高額査定のコツ”をまとめたいと思っています。僕らはクルマ系ユーチューバーでもないですし、普通の素人なのですから。
追記:今回の経験を元に本能ブログ方式2024を無料で公開しています。以下より参照してください。
参考になったという方はぜひ”本能ブログ方式”で拡散してもらえると喜びます。