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”むかん横浜” はラーメンの常識を覆す食べログ3.97の名店

日本全国に星の数ほどあるラーメン店の中で、なんでも食べログにて3.97の評価を叩き出したお店が先日横浜に上陸を果たしたとの噂を聞き早速行ってまいりました。”むかん横浜”、今回はこちらのお店を紹介していきたいと思います。

”むかん”は食べログ評価3.97のラーメン店

板橋区常盤台にあるラーメンの名店”Soupmen”の創業者が、2022年に中野坂上にオープンしたラーメン店、それが”むかん”です。ラーメン店では珍しく完全予約制の営業スタイルというのが当時はとにかく話題で特に牡蠣塩ラーメンを中心としたメニューが人気を集め、ネット予約は秒殺と言われるほどの人気を博し、最終的にはブログタイトルにもある食べログ3.97の評価を得ると共に百名店にも選ばれたラーメン店が”むかん”なのです。(現在は休業中)

”むかん横浜”は予約無しでオーケー!

gjd8800.gorp.jp

中野坂上にある完全予約制の”むかん”は、その熾烈な予約合戦から行きたくても行けない人達が続出しましたが、"むかん横浜"はなんと予約無しで普通に入ることが可能。そしてむかん横浜のメニューは”牡蠣バターたまご麺”とラーメンはこの一種類のみ、1号店の牡蠣塩ラーメンの流れを汲んだメニューなのかと思いきや、その様相はまるでTKG(卵かけごはん)ならぬTKM(卵かけ麺)といったひたすら”麺を味わう”といったラーメンの概念を覆す様な一品とのことです。

www.honknowblog.com

麺そのものを味わうと言えば博多豚骨ラーメンの雄”一蘭”の替え玉を思い出しますが(一蘭の替え玉はまずはスープに入れずにそのまま食べることが推奨されています。)、はたしてどの様なラーメンを楽しむことができるのでしょうか?

牡蠣バターラーメンは極上の”TKM”

2024年7月7日にオープンした”むかん横浜”は京浜急行 日ノ出町駅から徒歩約3分の場所にあります。桜木町駅からも近く伊勢佐木町や野毛といった繁華街に囲まれるこの近辺は飲食店も多く、ラーメン店にとっては正に激戦地とも言える場所。お店を運営するのは大変ですが我々ラーメン好きにとっては嬉しい限りです。

むかん横浜が入っている日ノ出町京浜急行高架下のこのキッチンゲートという施設は、飲食も可能なスペースを持つクラウドキッチンという新しいタイプの商業スペース。中にはむかん横浜以外にも数店舗の飲食店があります。

フードスペース内は他店舗とのしきりがなく横長で広々とした感じ。11時半のオープンとほぼ同時の入店でしたがあっという間に席は埋まってしまいまいた。

ラーメンの種類は”牡蠣バターたまご麺”に現在は”雲丹バターたまご麺”も加わった2種類のみ、あとはトッピングと肉丼といったサイドメニューになります。新メニューの雲丹バターも気になりますが自分が注文したのはこちら、

・牡蠣バターたまご麺:¥800

・味玉:¥100

・肉丼:¥300

といった王道メニュー。

キッチン内では丁寧に麺を茹で上げ盛り付けている職人さんの様子が見てとれます。麺もまとめて茹でているわけではなさそうですので普通のラーメン店よりもラーメンが出てくるまで少し時間がかかるかもしれません。そして注文してから約10分、満を持して到着した”牡蠣バターたまご麺”がこちらです、どん!

いかがですか、明らかに初めて遭遇するこのラーメンのスタイル、まるでつけ麺の麺のみが出てきちゃった様なビジュアルですがこれが”むかん横浜”の牡蠣バターたまご麺なのです。味玉のトッピングが乗っているものの具材は一切無し、麺に絡んだかえし(タレ)と卵黄、そしてれんげに盛られた牡蠣バターとレモンのみといったスタイル。食べ方としては、まずは麺だけを楽しみ、続いて卵黄を崩し牡蠣バターも合わせて食べる、そして最後にレモンを搾って食べるといった具合がおすすめとのこと。

店員さんに教わった通りにまずは麺からいただきます。長めの麺は中太平打ちといったところでしょうか、ドキドキしながら一口目を味わいましたが口の中に入れた瞬間にもう美味しいのが確定しましたw。ただ単に茹で上げられただけの様な見た目ですがしっかりとした醤油ベース?のかえしが絡んでいて非常にくっきりとした味付けがなされています。表面はつるつるで、しかししっかりとした弾力ともちもちとした歯応えの麺も食べ応え抜群。小麦をふんだんに味わうことができるこの感じはたまりません、まさにこれは”麺を味わう”ラーメンです。

崩した卵黄と牡蠣バターは決して主張し過ぎるわけではなく麺の美味しさを優しく引き立てる感じで非常にグッド、強引すぎない味変が程良いです。レモンを絞ればまるで和風パスタの様、いやもうずっと美味しいw。

物足りない人には一味、胡椒、山椒の味変アイテムもテーブルに置いてあるのでお好みに合わせてといった感じでしょうか。自分は使用しませんでしたがどうやら山椒がおすすめらしいです。

肉丼もおまけにしておくにはもったいないレベルで、スモーキーなチャーシューとステーキソースの様なタレが新鮮でこちらも非常に美味しくいただきました。

正直な感想としては卵黄も牡蠣バターもオプションのトッピングで良いくらい麺とかえしの相性が抜群で非常に美味しく完成度の高い一品に感じました。ラーメンやつけ麺の概念をぶっ壊す様な新しいスタンダードにもなりえる”むかん”の”牡蠣バターたまご麺”、今なら比較的並ばずに入れますので東京で予約をとれなかったラーメンファンが殺到するまえに是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。