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"ローソン・ユナイテッドシネマみなとみらい"で映画館の新たな未来に触れた【フレックスサウンド】

先日仕事終わりに映画"キングダム 大将軍の帰還"を鑑賞しようと劇場を検索していたところ、職場近くにちょうど良い映画館を発見。上映時間もちょうど良かったので初めて訪れた映画館、それが今回紹介する2024年の4月にオープンしたばかりの"ローソン・ユナイテッドシネマみなとみらい"です。そしてこの映画館が今までに無い魅力の詰まった映画館だったのでお届けしたいと思います。

極小スペースでも迫力満点のシアター

”ローソン・ユナイテッドシネマみなとみらい”は今年の春にみなとみらいの商業施設である"MARK IS みなとみらい"の最上階に新たにオープンした劇場です。

正直なところMARK IS みなとみらいは以前から何度も訪れていた場所ですので、この商業施設に映画館が入る程のスペースがあったかどうかいささか疑問ではありましたが、オンラインにて映画のチケットを購入する際にそのシアターのキャパを見て納得。"キングダム 大将軍の帰還"が上映されるスクリーンのキャパはなんとたったの61席!これじゃまるで学校の視聴覚室じゃないか!しかし逆にこの広さだから映画館を作ることが可能なのかな?なんてよく調べもせずに勝手に思っていましたが実際に訪れてみるとそこは驚きの連続でした。

結論から申しますと、"ローソン・ユナイテッドシネマみなとみらい"は、体で音響を体感する"フレックスサウンド"というサウンドシステムを全座席に組み込むみことで音響に必要なスペースや映写室を省くことで、小さな空間でも全12スクリーン(大型を含む)という驚きのスクリーン数を実現させた未来型の新しい映画館だったのです。

大迫力のフレックスサウンドシステムは映画館の新しい未来

まだ新しく綺麗な映画館の入り口、初めて訪れる映画館はわくわくしますよね。そして入ってすぐの場所にはこのシアターの目玉でもあるフレックスサウンドシステムの体験ブースが設けられています。


www.youtube.com

この肌で感じる没入型音響システムは、FLEXOUND社の特許技術によるスピーカーが内蔵された椅子から音と振動が発生し全身で音を聴くという新しい映画体験を提供するシステムとのこと。非常に楽しみです。

先へ進むと待合スペースや、

券売機、

その奥にはフードコーナーと通常の映画館と特に大きな違いはありませんが全体的にコンパクトな印象です。

シアターの配置はこんな感じ。大型のスクリーン12をメインにスクリーン数は全部で12、合計1050席と規模はやはり規模は小さめ。各シアターは一体どの様な感じなのでしょうか。

そしてキングダムの上映はシアター3、先ほどもお伝えした様に座席数は61の小さなシアターです。

しかし中に入ってみてまず驚いたことは想像より何倍もスクリーンが大きかったこと、

さらに座席数は少ないながらも階段状になっており空間の高さがしっかりと確保されているせいかそこまで狭さを感じませんでした。

フレックスサウンドシステムを搭載した座席も非常にスタイリッシュ。

少ない座席数なのにしっかりとプレミアムシートまで完備されているのには本当に驚きです。今回は初めてということもありプレミアムシートを購入。布貼りの通常のシートに対してプレミアムシートは革張りで広くゆったりとした座り心地、簡易的ではありますが隣の席とのしきりも存在するのでより没入感のある映画体験をすることが出来ます。

チケットは割増料金になりますがワンドリンクサービスがついており、メニュー内の全てのドリンクを全サイズの中から選ぶことが可能ですので実はかなりお得かと思います。

実際に映画を鑑賞してみた感想は”全然あり!”です。まずフレックスサウンドシステムによる体に伝わる音響や音圧の雰囲気はIMAXシアターの立体音響に引けをとらない大迫力でただただ感動しました。そして緻密に計算されたであろう座席スクリーン間の距離とスクリーンサイズとの絶妙なバランスにより、普通に大スクリーンで鑑賞している様な感覚に陥り売り文句通りの没入感を体験することができました。

またこの映画館は映写室を排除し、移動通路の天井部に映写機を設置することで省スペースを実現するといった工夫もされているとのこと。立体音響のIMAXシアターや3DX、4DXなど体感型のシアターは数多くありますが、その要となる迫力ある音響を実現させるには、シアターのスペースであったり興行法や建築基準法などといったクリアしなければならない課題が山程存在します。映画館が減少している現在、わざわざ大きなスクリーンのある遠くの劇場に足を運ぶことなく、身近な場所でそれと同等の体験をすることが可能なこのシステムは映画館の新しい未来の一つの形なのかもしれません。