観光地あるあるだと思うのですが、有名な観光地ほど飲食店の数が多くランチやディナーなどなかなかお店を決めることができません。鎌倉なんてまさにその代名詞でしょう。今回はそんな鎌倉で美味しいランチのできるお店を探している人へ向けて、しかも大仏のある長谷駅周辺で圧倒的に美味しい和食を食べることが出来るお店"鎌倉土鍋ごはんkaedena(カエデナ)"を紹介したいと思います。
鎌倉土鍋ごはんkaedena(カエデナ)
鎌倉の飲食店といえば鎌倉駅前の小町通りが有名で当ブログでも以前におすすめのお店を紹介させていただきました。
しかしこの鎌倉という観光地は見どころが点在しているため訪れる場所によってその都度周辺でカフェなど飲食店を探す必要があります。初見殺しというか何度も訪れている人でさえ自分にとってベストなお店を見つけるのはなかなか骨の折れる作業。しかも鎌倉名物である”大仏”のある長谷駅周辺は小さい飲食店が乱立しているエリアだったりするのでお店選びが本当に大変。
そんな長谷駅周辺で今回自分が圧倒的におすすめしたい和食のお店が”鎌倉土鍋ごはんkaedena(カエデナ)”です。場所は江ノ電長谷駅から駅前の通りを大仏のある高徳院に向かって歩くこと約3分、ユニコーヒーのある建物の2階とアクセスも良好。
目印の看板の他に、
階段の入り口にも大きな表記がなされているので迷うことなく辿り着けるかと思います。
今は2024年9月、全国的にコメの流通不足のなか農家直送のコシヒカリを堪能できるなんて本当にありがたいです。
2階の店内は和食ですがまるでカフェの様におしゃれでかわいい雰囲気。
ディスプレイされた陶器の器の数々がこだわりを感じさせてくれます。
お店の目玉である丹波篠山産のコシヒカリは昆布でとった出汁を使用し一人前ずつ土鍋で丁寧に炊き上げられるとのこと。季節メニューを含むおかずの中から一つを選び、その他に3種の小鉢とお味噌汁がランチメニューのセットになります。
公式のインスタを見ていただくとおわかりかと思いますが、お肉から海鮮までどれも本当に美味しそうで目移りは必至ですw。この日自分は”真鯛の炙り焼き薄口醤油たれの土鍋ごはん”を注文しました。おそらく来客と同時にごはんを炊き始めるためか約20分ほどとそれほど待つことなく料理は到着しました。
直火で丁寧に炊き上げられた絶品土鍋ごはん
熱々のごはんとその上に盛られた真鯛の炙り焼き、そして色彩豊かな小鉢が踊るプレートは、もはや食べずともその美味しさが伝わってくるようです。
土鍋に盛られた炊き立ての熱々ごはんがあるだけで本当に来てよかったと思ってしまう単純な自分ですが、もちろん味も一級品。昆布出汁で炊いたごはんは風味豊かで味わい深く、当然おかずなんて無くてもモリモリ食べることができるクオリティ。思わず自分も土鍋直火でごはんを炊いてみたくなるほどです。上にそえられた真鯛の炙り焼きも控えめな味付けで、あくまでごはんの美味しさを引き立たせる役割になっている感じは非常に嬉しいポイントです。
3種の小鉢は決してランチメニューのボリュームを出すためだけの当たり障りのない料理ではなく、それぞれが非常に手の込んだ作りの料理になっています。自家製ドレッシングを使用した鎌倉野菜や湘南ひじきのサラダをはじめ、口当たり滑らかで濃厚な味わいの白胡麻の自家製練り豆腐や、
旨出汁あんのかかった季節野菜と焼巻ゆばの炊き合わせなど、まるで高級懐石料理の様な品があくまで脇役として存在する贅沢さ。そしてそのどれもが輪郭のくっきりとした味わいなためメインのおかずが無くとも普通にごはんが進みます。
鎌倉や湘南の食材をふんだんに使用したおかずでいただく土鍋ごはんは本当に贅沢な味わいで、炊飯器で炊いたものとの明らかな違いにただただ驚くばかりでした。
お手頃な価格でこんなにも贅沢な料理の数々を堪能できる鎌倉土鍋ごはんkaedenaはその美味しさから非常に人気で休日や祝日は行列必至のお店です。ですのでなるべく並ばずに入るのであればやはり平日11:00のオープンと同時の入店を目指すのがベストかと思います。またディナーは予約も可能とのことですので夜にゆっくりと食事を楽しむのも非常に贅沢なのではないでしょうか。長谷周辺を訪れる際には必ず一度は足を運んでいただきたいお店"鎌倉土鍋ごはんkaedena(カエデナ)”、自分も近いうちにまたリピートさせていただきたいと思います。