本能ブログ【富裕層メディア】

メンバー全員経営者■ブロガー■好き→ロレックス・ベンツ・ポルシェ・ライカ・RIZIN・バチェラー・韓国エンタメ・ハイブランド・旅行東京グルメ□ブロガー集団■富裕層のライフスタイル”本能ブログ■

"地獄ラーメン田中屋" 昭和の元祖激辛に突撃する!【横浜】

本能ブログの激辛番長ことトモGPです。辛いものというのは突然食べくなることが多く、先日は念願の初蒙古タンメンも初体験しその様子は当ブログにも書かせていただきました。

www.honknowblog.com

いまは辛さをウリにしている飲食店は多く、何なら最近はコンビニでも激辛メニューを発売するくらい、ブームというよりもはや1つのカテゴリーとして食カルチャーに根付いた感すらあります。

しかし激辛なんて言葉すらまだ無かった様な時代から辛口の料理を看板メニューとして掲げてきたお店が横浜にあります。"地獄ラーメン田中屋"、今回はこのお店を紹介していきたいと思います。

地獄ラーメン田中屋

地獄ラーメン田中屋は横浜市の鎌倉街道沿い、地下鉄ブルーライン伊勢佐木長者町駅と阪東橋駅のほぼ中間地点にあります。自分の職場の近くということもあり以前からクルマで前を通る度に気になっていて、存在時代は子供の頃から知っていたお店です。

地獄ラーメン田中屋は1983年創業以来約40年、冒頭にも記した様に"激辛"なんて言葉がまだ存在しなかった時代から"地獄ラーメン"という激辛ラーメンを看板メニューにしているお店です。とにかく赤黒で書かれた"地獄ラーメン"というワードがインパクトあり過ぎですw。辛いものが好きな人でも一瞬躊躇してしまうお店のビジュアル、しかし決して広くはない店内ですがいつ前を通りかかっても常にお客さんで賑わっているのがこのお店の人気を裏付けています。

名物地獄ラーメンの辛さは初級、中級、上級、極上級1〜3までの6段階に分かれています。とは言っても基準の辛さが全くわからないのでどの辺りをチョイスしたら良いのか悩むところです。辛さの好みや耐久度は人それぞれ、ちなみに自分はカップ麺の蒙古タンメンや韓国の辛ラーメンは美味しく食べられるという辛さレベル。辛さには少し自信があるので、初めてですが上級にトライしてみることにしました。とても楽しみです。

ちなみにメニューには辛口の地獄ラーメンの他に辛味無しの醤油ラーメンや味噌ラーメンもありますので辛いものが苦手な方もご心配なく。しかもお値段据え置きで大盛・特盛にすることも可能なのはありがたいですね。

涼しい風が吹き始めた秋口にも関わらずオープンエア状態の店内は熱気ムンムン、暑い、いや自分の席がたまたま風下なだけなのか?目の前の麺を茹でる大鍋の熱をダイレクトに浴びながらラーメンが到着するのを待ちます。

激辛をウリにしている様なお店は全体的に若いお客さんが多いイメージですが地獄ラーメン田中屋は老若男女分け隔てなく幅広い年齢層に愛されている様子。ほとんどのお客さんが辛いラーメンを食べているみたいで驚きます。そして到着したのがこちら、

”地獄ラーメン(上級)”です。真っ赤なスープと白髪ネギの白のコントラストが非常に美しい一杯!ネギの下にうっすらワカメの様なものが見えますが、トッピングを含め麺もほとんど見えない感じw。全体的にまぶされた多めのゴマが良い感じです。ネットなどで予備知識をほとんど入れずに訪れたのでこのビジュアルはなかなかの衝撃を受けました、しかしとても美味しそうです!

まずスープを飲んで思ったのが「上級という割にはそれほど辛く無い」ということ。現在の一般的なカレーでいえば中辛〜辛口の間くらいといったイメージでしょうか、程よい辛さです。唐辛子のキリっとした風味豊かな辛味が合わさった豚骨ベースのシンプルなスープがとにかく美味しい。コッテリとは真逆の昔ながらのさっぱりとした味わいで、なおかつ唐辛子の深い風味も楽しめちゃうスープは早くもクセになりそうな予感です。雑味がなく変に癖が無いので幅広い年齢層に支持されるのも納得です。

麺も昔ながらのシンプルな中太麺、シンプルなスープにはシンプルな麺が非常に良く合います。普通盛りでもそこそこの量があって食べ応えは抜群。

個人的には大好きな白髪ネギが大量に入っているのも嬉しいポイントです。その他トッピングのチャーシューとワカメはアクセントとしてしっかりとした役割を果たしてくれます。

インパクトのある門構えと店の名前で普通の人なら一瞬たじろいでしまいそうですが、この地獄の閻魔様は実は優しくラーメンの味は非常に繊細で洗練されたものでした。誰にでもおすすめできる”地獄ラーメン田中屋”、本当に美味しいので辛さが苦手なあなたもまずは初級から挑戦してみてはいかがでしょうか。