カメラ買いました!さじゃんです。今年はライカQ3を含めて写真欲が向上した1年でした。
M型ライカに比べると表現力に劣るとか、28mmの広角が使いにくいとかネットのライカユーザーからは一部評判の良くないライカQ3ですが風景を撮ることが多い自分にとって決定的瞬間を収めるのに実は安定した結果を残してくれるカメラであり、1台だけ持っていけるとしたら、例えば海外や治安不安定地域に撮影に行くのなら間違いなくQ3を持っていくと断言できます。AFも安定していますし、間違いなく良いカメラです。
ライカボディだけでも3台所有しているライカ沼な自分ですが、仕事関係の撮影も含めて20年間ライカ以外のブランドのカメラを買ったことがありません。それだけ、ライカが好きですしいつの時代も自分の想像を超える写真を吐き出してくれています。しかし、そんな自分が昔から気になっていた、とあるメーカーのとあるカメラを最近買ってしまいした。普通のガジェット系ブログであれば、〇〇を買いましたー!開封します!作例出します!となりますが、今回はクイズ形式ということで先に作例を出します。
ヒントはライカ以外のメーカーでレンズは固定式
です。RAWで撮影して軽く~中程度現像をしていますがこのカメラの特徴を壊さない程度にしています。分かった方はコメント欄に機種名を書いてくださると嬉しいです。本能ブログのTwitter(X)でも回答募集していみたいと思います。
新しいカメラ買いました!
— 本能ブログ~富裕層向けメディア~ (@honknow_jp) 2024年11月22日
この作例だけでどのカメラかわかる方居ますか?
ヒント:ライカ以外のメーカーです
プロ・アマ問わず写真家コメント欄に回答をお願いしますー pic.twitter.com/Pm4UZ4rNx5
想像以上に優しい描写
秋らしい写真が多い今回の作例ですが、撮った瞬間に「このカメラすごいかも!」と思った1カットです。葉と木の切り株の断面のややイージーな描写とは裏腹に合焦している苔の生えたような中心部のディテールがすごいなと思いました。ネットに出ている作例もバチバチにメーカーや提灯記事作成ブロガーによるものかなと思ったりもしましたが、こうしてほぼ撮って出しでこれだけの描写力があるのなら十分メイン機としての「格」があるなと思ったりも。
寄ってみました。みずみずしい表現をしたかったのですが、あまり絞らなくてもこれほど全体にスッキリと表現してくれるとノーファインダーで撮影してもいい写真になるかもと思ったりもしました。グリーンもイエローも自然な階調で、このメーカーのイメージを考えるとこんな写真を吐き出すんだ!と意外にに思いました。全体的に女性的というか非常に繊細で優しい描写のカメラだと思います。(ライカとは明らかに方向性が違う画作り)
さらに寄ってみます。割とLightroomで追い込んで現像はしましたが、ベースになるRAWのISO度も1000オーバーだったのですが念の為以前ご紹介したDxOのPureRAWでノイズ処理はしました。
正直高感度で夜間アゲインストの状態で撮影すると、ノイズが乗りやすくPureRAWの処理したほうがより鮮明にはなりますが葉の紋様のディテールまで間接照明もない手持ちの撮影でここまで撮れれば素晴らしいの一言につきます。水滴に表面の瑞々しさも破格にキレイだと思っています。
こちらも夜間で逆光での撮影でしたが、黒つぶれするかしないかのギリギリのラインで緑を表現してくれています。ライカのM方やプロモデルのキャノンやニコンの描写と比較してしまえば、不利でしょうけどこの価格帯でこの写りをするならスマホでは出来ない表現ができるのもまた事実かと思います。今回の作例だけで機種が分かる方がいたらまじで感服しますw
最後の作例が最大のヒントのような気がします。RAWで撮影はしてますが、撮って出し状態でこのETUDEを表現できています。夜&雨、低照度という完全に不利な状況にもめげずにこの描写は素晴らしい!の一言です。おや、後ろの街頭が。。。
今回は機種名を明かさず作例だけをお届けしました。こうしたレトロなフィルムライクな描写が好きな方も多いと思います。次回はこのカメラを買った理由を機種名を公開したいと思っています。またお付き合いいただきたら幸いです。