本能ブログの横浜親善大使ことトモGPです。これまで多くの横浜の飲食店を紹介してきましたが特にご好評をいただいているのが、もはや日本の国民食と言っても過言ではないカレー店。
そんな横浜のカレー店の中でも今回は大本命、誰にでも真っ先におすすめできる名店”Kikuya Curry(キクヤカリー)”を紹介させていただきたいと思います。
Kikuya Curry(キクヤカリー)
2003年にもともとカフェとしてオープンした同店は、人気だったカレーにメニューを絞り2008年に”キクヤカリー”としてリニューアルしました。京浜急行日ノ出町駅から徒歩約5分、飲み屋街として有名な野毛の繁華街から少し離れた野毛坂の途中にこっそりと隠れる様に少しわかりづらい場所にお店はあります。しかしキクヤカリーはいまや2年連続、過去計4回「食べログ100名店」に選ばれるほどの超人気店、昼時になれば店前には長蛇の列ができるの程ですので近くに行けばすぐにおわかりいたでけることでしょう。
個人的に本当は教えたくなかった店No.1のキクヤカリー、もはやカレー好きだけにとどまらない有名店になってしまい知っている方にとっては”今更感”があるかもしれません。それでも個人的に大好きなお店ですし、”カレー”というジャンルを抜きにして本当に美味しい横浜のランチやディナーのお店としてもおすすめしたいと思い今回紹介させていただくことにしました。
スパイスの香りが立ち込める店内はテーブル席が5つのみ、一皿一皿時間と手間暇をかけてじっくり仕上げるとなるとこれくらいの広さがベストなのかもしれません。混雑時にも相席などは行わないのでゆっくりと絶品カレーを堪能することができます。
メニューは8種類の具材と5種類のカリーソースからそれぞれ選び組み合わせるスタイル、わからないときは店員さんに聞けばやさしく教えて貰えます。チキンや豚肉など選べる具材やカリーソースは豊富ですが、個人的ななおすすめは”ハンバーグカリー+スリランカ風カリーソース”の組み合わせです。具材もソースもお店の人気メニューですので、初めての方であればまず最初に食べていただきたいイチ押しの組み合わせ、久しぶりにお店を訪れた自分も”ハンバーグカリー+スリランカ風カリーソース”を注文しました。
カレーの陰に隠れがちですが、セットでついてくるサラダが美味しいのも嬉しいポイントだったりします。フレンチドレッシングベースのサラダは千切りキャベツの底になんとポテトサラダが隠されていてそのまま食べてももちろん美味しいのですが、テーブルに備え付けのレインボーペッパーを振りかけてスパイシーにするのがおすすめです。
そしてこちらが到着した”ハンバーグカリー+スリランカ風カリーソース”です。見た目もユニークなまるでグラタンの様なカレー皿は、オーブンで調理するらしく熱々なのでご注意を。
熱々のカレースープは豊富なスパイスの香りと野菜の旨味が凝縮されていて、それらが絶妙な塩味でまとめられ非常に奥深い味わいとなっています。辛さは市販のカレーの中辛位といった感じでしょうか。
器にぎっしり詰まった具材はメインのハンバーグを中心に、ブロッコリー、カリフラワー、じゃがいも、ナス、ひよこ豆、オクラ、お麩、半熟卵、と盛り沢山。もちろんご飯との相性は抜群ですが、カレー単体でも食べ応え抜群なのでそのままバクバク食べられちゃいます。
なんといってもこのカレーの目玉は容器の約半分を占める体積を誇るこのハンバーグ。
丸ごと1個入ったバンバーグはホロッホロで、スプーンですくっただけでもこんな感じにすぐ崩れてしまいます。溶ける様な食感のバンバーグは数ある具材の中でも1番おすすめです。
カレーのジャンルはエスニック風味のスパイスカレーに分類されるのでしょうか?Web上のサイトによってはスープカレーと紹介しているところもあります。確かにアジア特有のサラッとしたカレーなのですが、北海道を中心に全国に広がったスープカレーとは全くもって異なる味わいとなっています。
大袈裟ではなく唯一無二のサラサラスパイスカレーなのですが、それでいてエスニック感が程良く抑えられているせいでカレーマニア達だけではなく一般の人達も楽しめる味に仕上がっているのも、キクヤカリーが多くの人から人気を集める理由だと思います。
先ほどもお伝えした通りキクヤカリーがある横浜の野毛周辺は飲食店の超激戦区。以前当ブログでも紹介させていただいたハンバーグの名店”洋食キムラ”や、煮干しラーメンの名店”丿貫”に北海道ラーメンの名店”すみれ”、といった横浜飲食店界ではラスボス級の店がゴロゴロ存在する様な街です。しかしそんな中においてキもクヤカリーはダントツと言える人気を誇っていて、今本当におすすめしたい横浜の名店の1つです。カレー好きだけにとどまらない名店"キクヤカリー"、皆さんも横浜を訪れた際にはぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。