2020年10月に発売されたiPhone12。かれこれ4年も使い続けていると、バッテリーはすぐに減り、充電中にちょっと気になるぐらい熱をもつようになってきてしまいました。最近のスマートフォンは充電も最適化され、バッテリーの品質を下げるような充電は行わないようになりましたが、それでも4年という年月はリチウムイオンバッテリーが劣化するには十分な時間です。本体には何の問題もないので、バッテリーを交換してリフレッシュしてみることにしました。
iPhoneのバッテリー状況の確認
iPhoneのバッテリー状態を確認するには、[設定]→[バッテリー]とタップします。
バッテリーメニューの中の[バッテリーの状態と充電]をタップ
最大容量が75%と表示されました。80%を下回ると交換を検討してもいいレベルと言われており、[修理サービスオプションを見つける]をタップするとAppleのバッテリー交換サービスに申し込むことができます。
Appleのバッテリー交換サービス申込
近くに店舗がある場合、修理予約をして即日修理をしてもらうことができます。店舗が近くにない、持って行く時間がない、というかたは配送修理も可能です。費用はどちらも14,500円でこの時点では+配送料と表示されています。(結果的には配送料も込みで14,500円となりました)
今回はメイン機でもなく時間的な余裕もあるので[配送修理]をタップして申込してみました。
この時点での修理見積として、13,182円(税込み14,500円)と表示されています。問題なければ氏名、住所、連絡先など下の欄に入力していきます。
入力フォームの最後に荷物の集荷希望時間を選択できるので、都合のいい時間を指定します。
すべて入力して、最終見積は変わらず14,500円となりました。配送料がかかる地域などの場合には金額が変わってくるのかもしれません。
問題なければ支払いに進みます。
クレジットカード情報を入力します。
注意書きを読んで[デバイスの準備へ進む]をタップ。
Appleに修理に出すには[iPhoneを探す]をオフにする必要があります。
[設定]から[探す]を開いてデバイスを探すをオフにします。
[設定]→[探す]をタップします。
[iPhoneを探す]がオンになっているのでタップします。
[iPhoneを探す]ボタンをタップしてオフにします。
[iPhoneを探す]をオフにするにはAppleIDのパスワードが必要になるので入力します。
iPhoneを探すをオフにしますと表示され、ちょっと時間が経つとオフになります。
これで無事iPhoneを探すがオフになり、発送する準備ができました。
Appleに送るとデータが初期化され、OSも最新にバージョンアップされるのでバックアップが必要な方はバックアップも行いましょう。
[修理を申し込む]をタップして申し込み完了です。
申込完了しました。
今後の流れが表示されるので良く読んでおきましょう。
iPhoneバッテリー交換の流れ
バッテリー交換申し込み完了のお知らせメール
メールでも申込完了のお知らせが届いているので確認しましょう。あとは指定した日時にiPhoneが回収されるのを待ちます。
デバイス到着のお知らせ
iPhoneの回収を指定したのが11月21日の午前で、時間通りにクロネコヤマトさんに回収されたiPhoneは翌11月22日10時頃にAppleリペアセンターに到着したとメールが入りました。ここから修理が始まります。
デバイス発送のお知らせ
2,3日かかるかと思っていたら、同じ11月22日の17時にはデバイス発送のお知らせメールが届き、翌11月23日祝日にもかかわらず修理が終わったiPhone12が届きました。21日に回収され、22日に修理され、23日に帰ってくるというスピード対応にびっくりでした。
バッテリーが新しくなったiPhone
修理が終わって届いたiPhone12
しっかりとした箱に入って到着です。
外装のキズなどはもちろんそのままですが、きれいに磨かれていました。
帰ってきたiPhoneのバッテリー最大容量は100%に回復!これでまた数年戦えます。
今回iPhone12のバッテリー交換にかかった費用は14,500円。AppleCareに入っていると80%以下になれば無料で1回交換ができますが、保証期間は2年で2万~3万ほどの費用がかかることを考えると、2年で80%以下になることも普通の使い方をしているとあまりないことですし、バッテリー交換目的でのAppleCare加入はオススメできません。
最近バッテリーの減りが早くなってきた、充電すると熱くなるというような症状が出ている方はバッテリーの交換も検討してみるといいかもしれません。