日本カー・オブ・ザ・イヤートップ10、インポートカー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた新型MINI、
自分も試乗で大絶賛していた車だけに自動車評論家も同じような評論だったことを嬉しく思います。
夏に試乗した時に感激し、いつかはEV版の新型MINIを長期レポしたいなと思っていたので本気で購入を検討する身として懇意にしているディーラーさんにお願いしていました。今回試乗車が更新されるのを期に3泊4日で貸していただけることになり、お言葉に甘えてBEVのある生活を4日間しっかりと送ってみました。今日はメリット編です。
EVの最大のメリットは新しい走行フィール
懇意にしているMINI正規ディーラーのS様、A様今回はご協力頂きありがとうございました。2024年モデルのBEVモデルのクーパーSEを今回特別に長期にわたり貸していただきました。実際に充電も体験して今までEVに関する誤解がとけましたし、いざ実際に運用するとなったらどのようなライフスタイルなのかイメージすることが出来ました。ガソリン車と比較した時に、確実にメリットだと言える点はひとつだけ!
ガソリン車とは明らかに違うモビリティだと感じさせるドライバビリティー
に着きます。踏んだ瞬間に回転数という概念がないモーターの圧倒的な加速は従前のガソリン車とは違う走行体験でずっと運転したいと思ったほどでした。しかし、テスラやジャガーのI-Paceを試乗した時には感じられなかった、
ローバーミニの運転フィールに匹敵する楽しさ
があったのも事実で以前試乗した時に衝撃を受けた感覚は間違ってなかったと改めて認識しました。
以前のこちらの記事にも書きましたが、MINIらしくかつゴーカートフィーリングはBMW側は絶対にBEV版のクーパーSEで実現したいのだとプロダクトから強く伝わってきました。この、運転の楽しさだけで個人的にはこのクーパーSEを買う価値はあるのだと長期レポで街乗り、高速走行で改めて実感しましたしカー・オブ・ザ・イヤーにふさわしい車だと感じています。
個人的には昨年のヒョンデ(現代自動車)のIONIQ 5も相当かっこいいと感じており実際にソウルに行ったときにもタクシーとして運用されているIONIQをみて感動しました。
日本よりもEV化が進む韓国では、BYDのように安価なモデルを気軽にタクシーの方が乗っていたり街の至る所に充電スポットがあったりとインフラの面でもBEVが市民にナチュラルに浸透した感じを受けました。MINIやテスラやIONIQはどちらかというと、
高級路線でEVをライフスタイルアイコンとして捉える層
が乗っている印象が日本では強いのかなと思っています。もっとEVが身近になる起爆剤として今回のBEV版のクーパーSEは本当に素晴らしいパッケージだと思っています。
走行フィール意外は正直ガソリン車にまさる点が探せなかった(ありますけど、優位性という意味で)の事実であり次回は充電難民になりかけた良く巷で言われているデメリットについて書いていこうと思っています。