長い間変わり映えのないメンツといえば台所周りの調理器具たち。しかしそんな中でもここ最近買った”Microplane(マイクロプレイン)の"ゼスターグレーター”は料理へのモチベーションを上げてくれると同時に本当に便利でお気に入りのアイテムです。というわけで今回はこの大好きな調理器具であるゼスターグレーターの魅力をお届けしていきたいと思います。
Microplane(マイクロプレイン)の"ゼスターグレーター
”マイクロプレイン社”はおろし金を主力商品としたアメリカの調理器具メーカーです。もともとは大工用品メーカーということもありその品質の良さには定評があります。各種のキッチン用カッティングツールやゼスターは食材を崩すことのない抜群の切れ味が特徴で、世界中のシェフから愛用されています。
自分の場合はとりあえずブロックチーズをゴリゴリ削ってみたくて買ってみました。正直なところ使用するのは最初だけですぐに出番は無くなるのかなぁなんて思っていましたが、実際には全くそんなことはなくむしろその逆。かなりの頻度で大活躍し今ではなくてはならない我が家のキッチンアイテムの一軍メンバーです。
ただこのアイテムはあくまで”おろし金”ですので用途はそこまで幅広いわけではありません。ではなぜ自分はこの調理器具が好きなのでしょうか?その理由はこちらです。
その1:とにかく使用していて楽しい
その2:使用することがそのまま味の向上に繋がる
この2点につきます。
特に重要なのが”その2:使用することがそのまま味の向上に繋がる”で、これは別に料理人でもない素人バカ舌の自分でもわかるレベルというのが本当に凄いのです。特にそれを顕著に感じる食材がこちら、
にんにくです。正直なところ自分はこれまで料理をするにあたりにんにくのすりおろしが必要な場合は100%チューブにんにくを使用していました。しかし実際にすりおろしてみるとわかるのですが、まず当たり前ですが香りの濃密度が全く異なります。
この当たり前が実際にやってみないと本当に気付かず、これを教えてくれたのはバズレシピでお馴染みの料理研究家リュウジさんです。彼の料理動画は大きく2つに分かれていて、ガッツリこだわったレシピ動画の他に"虚無レシピ"といういかに手を抜いて簡単に料理を作るというもの。ただリュウジさんはこの虚無レシピでもニンニクなどのすり下ろしはチューブのもの使用せず、必ずこのゼスターグレーターを使用してすりおろします。いくら"虚無レシピ"といえどこの一手間が味を格段に底上げしてくれるからです。
鍋やうどんなど何かと使用頻度の高い柚子、大抵は皮を細かく刻んで使用しますがそれもこのアイテムですりおろすことにより香りは倍以上になります。
お味噌汁や湯豆腐など意外と何にでもマッチする柚子のすりおろし、食卓にあるだけで日々の食事のアクセントになること間違いなしです。
あとはやはりゼスターグレーターといえばこのブロックチーズでしょう。これに関しては味云々より体験としてただひたすら楽しいw。パスタなどに上から振りかけることで単純に気分が盛り上がります。
粉チーズって意外と選択肢が少ないのですが、ブロックチーズなんかは例えば同じパルミジャーノレッジャーノでも様々な種類が販売されていて、自分のお気に入りのチーズを探す楽しみも増えたりします。
この様にゼスターグレーターは1本あるだけで確実に料理の幅が広がりますし、何より使用することが味の向上に直結するのがとにかく魅力的なキッチンアイテムです。最近はジェネリック製品も数多く販売されていますが、もともと定価¥3500(税別)とそこまで高額な商品ではありませんので、そこは本家をお買い求めいただくことを強くお勧めします。マイクロプレインのゼスターグレーター、1度使ったら手放せなくなること間違いなしのキッチンアイテムです。