本能ブログ【東京とカメラといろいろと】

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ライカQ3 43初撮り!作例とともに解説します【大宮八幡宮】

(LeicaQ3 43 Apo-summicron 43mm F2.0)

車の納車と新しいカメラの嬉しさは似ている気がする。。!さじゃんです。前回ご紹介したLeicaQ3 43開封の儀。

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予約から5ヶ月納入という”ライカあるあるの納期”をちゃんと待っての購入。嬉しさもひとしおでした。今回は毎月お世話になっている永福町のマアムジーコネクションでカットとカラーをお願いした帰りに、

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近くに大宮八幡宮という「東京のへそ」と呼ばれている由緒正しい神社があることを担当の小林さんに教えていただいたのでQ3 43のファーストインプレッションも兼ねて撮影散歩してきました。作例と解説中心の写真記事になっておりますのでよろしくお願いいたします。今回の写真はあえて

Jpeg撮って出し(マニュアル設定で撮影)

になっております。

杉並のど真ん中に鎮座する大宮八幡宮の荘厳さ

(LeicaQ3 43 Apo-summicron 43mm F2.0)

Q3 43もQ3もセンサーや画像処理エンジンは全く同じなのにレンスが変わるだけで、一気にM型ライカの描写になった気がします。このカットでいうと、提灯の和紙の色褪せた感じと社殿の綱の部分のディテールの表現など明らかにQ3よりも、画角が違う分もあると思いますが

写っているものすべてを描ききる能力の高さ

を感じます。Apo-Summicronの名は伊達ではありません。

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大宮八幡宮という神社に話を移すと、安産祈願や子育て中の方向けの八幡さまというフレーズで公式HPにも案内されています。東京のへそってフレーズも可愛いですね。

アクセスは京王井の頭線の「西永福駅」を下車して徒歩七分。このルートがオススメの参詣道なんだそうです。

(LeicaQ3 43 Apo-summicron 43mm F2.0)

本殿まで続く参道に幾重にも重ねられた鳥居。この八幡さまの荘厳さや神様を指示する方々の尊敬の大きさを表すような光景でした。写真の方はF16で最大限に絞っていますが、隅々まで破綻することなく辺縁湾曲なんかも全く見られない現代のライカの最高峰のレンズだということを表した1枚かと思っています。Jpeg撮って出しでもここまで”ライカらしさ”を出せるのはすごいですし、この写真がQシリーズで撮られているということに驚くM型ユーザーも多いのではないでしょうか?

(LeicaQ3 43 Apo-summicron 43mm F2.0)

本殿以外にも配電できる社殿はいくつかあり、そのどれもが威風堂々としている感じがあり空気が澄んでいる感じがするほど杉並のど真ん中にこんな神社があることを東京に居るのに知らなかった自分はもったいないなと思ったりもしました。この構図はあえて右側半分をご神木でブラインドにして露出が難しい構図にしています。それでもシャード部と暗部の描き分けと質感、参道から社殿に向かう暗いエリアの描写はJpeg撮って出しとは思えないほどの画です。ほとんどのライカ好きはQ3 43で撮りたい画がほとんどの場合撮れるのでは?と思ったほどです。

(LeicaQ3 43 Apo-summicron 43mm F2.0)

マクロモードもQ3同様搭載されていますのでテストしました。(Q3 43は最短撮影距離が違います)開花前の梅の花ですが、赤みも自然ですし開放で撮った時のボケ方もいかにも高級なレンズ感があって破綻がないのも素晴らしいところ。クロップモードもQ3同様搭載されていますが、43mmという画角が素晴らしすぎで個人的には使わないかなと思っています。Q3のときは28mmという画角が広すぎて35mmクロップモードも使ったことがありましたが。

43mmという画角がとにかく心地良い

(LeicaQ3 43 Apo-summicron 43mm F2.0)

いつもM型ライカで撮影する時の自分もスタメンレンズは50mmであることが多く、風景をたくさん撮りだす前はQシリーズ以外で広角レンズを使うことはありませんでした。しかしQシリーズの携帯性やAF,手ぶれ補正などもあってサブ機としてずっと初代から愛用してきましたがどうしても28mmという画角がしっくりこないこともあり、Lightroomでの現像時にクロップすることも多かったのは事実でこのあたりがQ2あたりから、Qを手放したユーザーの

いい写真が撮れないから売った

というネガキャンにつながったのかな個人的には考察しています。今回ライカ初の43mmという焦点距離で画角で撮っていくと、フレーミングや構図設定が驚くほど自然にできることに気が付きます。正直50mmだと窮屈かなと思える構成でも43mmだと撮影そのものに没頭できる感じもあって、中途半端にさえ感じた43mmという数字は実は大変意味のあるものだったのだと改めて感じます。

(LeicaQ3 43 Apo-summicron 43mm F2.0)

クラシックカーに纏わりつく木々の影を写したくて撮った一枚。よく手入れされた青いボディーのメルセデスがポージングをしているかのうに感じてしまって笑

写真としては普通の構図ですが画面の右半分の明るいエリアと左半分の暗いエリアのコントラストの移行が絶妙でさすがライカだなーと思わせる描写です。この時代のメルセデスって本当に素晴らしいデザインでしたね。

ラストは同じ構図でスマホと対決!

(Galaxy Z Fold6)

みなさん、ライカQ3 43の色味が薄味でこのカメラの素晴らしさに飽食していた頃だと思いますので普段の一般の方の主戦場であるスマホカメラで撮影しました。と入ってもGalaxyの最新機種の外カメラでの撮影ですし、スマホカメラってナチュラルに広角レンズだなーと感じる一枚。そして、色味のお化粧もサムスンはやや濃い目の印象。空の綺麗さとかは素晴らしいですけどね、コンデジを駆逐するのも分かります。

(LeicaQ3 43 Apo-summicron 43mm F2.0)

この比較は流石に意地悪ですね、画質や表現の事を話したいというよりも43mmという画角がいかに写しすぎない素晴らしいものなのか。ということを言いたい比較です。描写はスマホカメラのものと比較すると圧倒的すぎてコメントできませんが笑

大宮八幡宮の素晴らしさも伝えられたらと思い撮影散歩してきました、方南町や笹塚方面まであるいても1時間かからないほど永福町駅からも15分ほどで歩ける距離ですので神社仏閣好きの方はぜひ”東京のへそ”であるこちらへのお参りをおすすめします。

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ライカQ3とQ3 43の比較も撮りためていますので近日中にお届けできればと思っています。